「経済活動拠点都市」を目指します。-地元経済に活力を!-

国の経済対策の動きもあって指標とする数字上でわずかに回復傾向を見せていますが、
中小零細がほとんどの米子市の事業者の声を実際に聞くところでは、消費税、仕入原価、経費などの増加と、
本格的に景気回復に至っていない先行き不透明な状況との声が圧倒的で、依然、厳しい状況にあります。

この地は、最近の交通網の利便性や地勢条件からみて他市に比べ優れた地域であり、
行政はこの地域のもつ特徴と地の利を活かした経済活動を積極的に誘導しなければなりません。
地元事業者の可能性を引き出し、雇用を確保し、市民生活を向上させるためには、
都市構想や計画など行政にしか出来ない役割をはたし、積極的かつ戦略的に経済・雇用政策の推進に取り組む必要があります。

米子市を経済的な視点で見た場合、最大の特徴は「医療」です。
鳥大医学部、労災病院、医療センター、博愛病院といった規模の医療機関と開業医をもつ本市の医療環境は近隣都市にはありません。
ちなみに他都市では、行政が「市民病院」などを抱えており、財政にも大きく影響しています。

このなかでも鳥大医学部は、高度で最先端の医療機関である事と学術・研究機関として全国的にも高い評価を受けています。
1日あたりの人の出入りは約1万人、年間で250万人を超え、地域への経済効果は現在でも約310億円という巨大な事業体で、
まだまだ発展の可能性がうかがえます。

私は、米子市の経済戦略の核として、鳥大医学部を位置付け、大学と行政の連携を強化し、
さらに産業振興に結び付けるべきだと考えます。
「医療」は、病気の治療はもとより、設備・システム・資機材・素材・食品・サービスなど、幅広い産業分野と結びついています。
この医療産業を米子市経済の核に位置づけた経済活性化戦略で資金循環をつくりながら、
他の様々な事業活動の景況を引き上げていく事が米子の特徴を活かした経済発展だと考えます。
そして、その土台に支えられたフィールドで、多種多様な経済活動を活き活きと展開できる「経済活動拠点都市」、
それが私の目指す米子市です。

先ず、「高度・最先端の医療」の充実を大学と行政が連携して取組み、
併せて「産」・「官」・「学」・「金」の連携による産業振興策を強化すべきです。


交通結節点の充実・強化

中海・宍道湖・大山圏域のなかで米子市は交通の要衝。都市構造を分析する際に道路網や鉄道などの交通網に着目する必要があります。
それで分かる事は、米子駅と公会堂交差点が重要なアクセス・ポイントである事が分かります。
その最大の交通結節点は米子駅です。この交通結節点を活かした利便性と効率性を周辺圏域のなかで活かしていくべきです。

そのためにも、JR米子駅の南北一体化と、南・北それぞれの隣接地を都市機能として充実させるべきだと考えます。
米子市民だけでなく、日野郡・西伯郡・安来市など周辺住民にとっても、便利で役立つ機能を、
移動効率の最も良い所である米子駅周辺に集約する意味は大きいと考えます。この核となる交通結節点の機能が形成されれば、
そこにアクセスする鉄道沿線各駅周辺や、バス経路上にある地域の可能性も出てきます。

これが都市政策と交通政策をマッチングさせたまちづくりの手法で、発展してきた他都市では以前から行われてきた手法で、
最近でも高齢化の進展や移動効率の良い利便性、土地の有効活用などの意味からも有効性が認められている手法です。

このための実行財源は、米子市の財政だけに頼るのではなく、政府系資金や民間系資金を活用した事業手法を大いに活用すべきです。
特に民間事業の参入を促進させるためには、市行政が基本計画の策定や都市計画など市の取組みを明らかにして、
民間事業者が資金調達しやすくなるような社会的信用を担保していく事が大切です。

素晴らしい自然環境と、文化・芸術・スポーツの融合
 
まちの活力は、経済的に安定し、市民生活の基礎として「なりわい」が安定している事は言うまでもありません。
しかし、単に経済的に安定しているだけでは人の幸福感は充足されません。
幸福感を感じ、健康に暮らせる社会とは、社会的・身体的・精神的・知的のそれぞれの健康レベルが高い社会といわれています。

レベルの高い文化・芸術に触れ、刺激を受けながら自身の感性をより豊かにし、楽しさを共有できる人間関係を結び、
明日にまた楽しみを繋いでいける生活。あるいは、豊かな自然環境の中で気持ちの良い汗を流し、自分なりの目標を目指し達成感に喜びを感じ、
また目標が持てる生活。そんな市民生活が送れる健康的な生活環境を、まちづくりの質の向上として進めなければなりません。


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勇気を持って行動しましょう。

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