2011.9.15
農林水産省が放射能除染の手段としてのヒマワリ栽培を
「効果無し」と判定。
(YOMIURI ONLINE)

記事によれば、4つの除染作業の中で最も効果があったのは「表土を削り取る」方法で、
これはもう当たり前と言えば当たり前の話。
これに対して「ヒマワリ」は最も除染が薄く、
地面に撒き散らかされた放射性物質の約2000分の1しか吸収出来無かったとか。

しかし、表土を削り取る作業は、東京電力福島第一原子力発電所事故の収束が見えない今、
すでに削り取った土砂の保管方法でさえ明解でなく、
今後も人が住み続ける限り永遠に近く続けられるとなると、
果たしてどのように管理、処分するのかが判らない。

それを補う意味でヒマワリの栽培も平行して行えばいいのに。
作業の進展が思うように行かない場所はヒマワリを植え、
緊急の除染が必要な場所は表土の削り取りを行う。

意地でも住むんだ!と放射能の高い場所に戻れば、
それこそ本当の「死の(待つ)まち」になってしまうんだから
確実な除染を進める手段として安全のグラデーションに応じた
速い手段遅い手段の使い分けがあってもいいんじゃないの。

あと、このニュースでもっとキモチワルイのは、
あえてヒマワリに効果無し!と発表した農水省の意向。

ヒマワリを植えるだけで良しとする方向が主流になるよりも
公共事業として表土の削り取りが選ばれる方が
今後無限に続く可能性がある放射能被害対策の予算もとれる。
それにより新たな利権を生み出して天下りの席を作ることが出来る、としたら?

…私の病的な行政への不信感が異常なのでしょうか。
福島や周辺自治体から避難した人たちが早く故郷へ戻れるように、
除染も大事だけど、なによりも先に東京電力福島第一原子力発電所事故の収束を。
全てはそこにだけ、掛かっていると思う。

2011.9.15
“モノ言う官僚”古賀茂明氏が自著で、
また出演した「ニュースの深層」(朝日ニュースター)で
強く言っていたのが「電力会社の広告禁止」。

民間会社が広告をうつのは一般的な話ですが、
地域独占で競合他社のない電力会社が
マスコミを使って「大々的に」広告展開する必要は無い。
おっしゃるとおり、その通り。

原子力発電所の神話づくりはじめ、
掛かった費用に一定の利益を載せて電気料金に上乗せ出来る仕組みが、
無尽の無駄遣いを産み、またその無駄遣いの規模が大きくなればなるほど
それに一定額をかけて利益を大きく確保出来るんだから
電力会社は意味が無くても広告を出稿するわな。利益のために。

そして、マスコミにしてみれば電力会社は広告枠を言い値で買ってくれる上客。
通常、民間会社相手ではダンピング当たり前の「定価」を、
頭も下げないで「それでイイっすよ」とポンと支払ってくれるんだから、
そりゃ面と向かって叩けないのも道理。

「ニュースの深層」のキャスター 上杉隆氏の発言によれば、
記者会見で東京電力側に突っ込んだ質問をすると
「何を聞いてるんだ!」とマスコミ記者から怒声が飛んでくる事もあったとか。

私のような一般電力使用者からすれば、
不必要な広告費まで電気料金に加算されて
不当に高い料金を支払わされるのは納得出来ない!と憤慨するとことだけど
マスコミ各社にしてみれは「何を言う!」ってなもんか。

結局、浄化もヘチマも同じ穴のムジナの中で話が決まってしまうのが
この国の仕組みであるのなら、ほんとに絶望しか残らない。

2011.9.14
本格的な紅葉シーズンにはまだもう少し時間がありそうですが、
先日、大山町「はた酒店」ランチ後のダラダラ移動でも確認できたのが、桜の紅葉(黄葉)。

例年、市内の桜紅葉を訪ねて廻るのは10月初旬〜。
大山町から進入して少し大山に近付いたぐらいの高度でそんなに早く色付くものか?と思うし、
成長サイクル早めの若木だけじゃなくて老木も色付いているのが不思議。

さらに431号線でぼちぼち確認できているケヤキの「枯れ」も気掛かり。
台風12号後から目立って葉っぱが枯れはじめており、こちらも黄葉する前に葉が落ちてしまうんじゃないかしら。

しかし、海に近い431号線ならさもありなん…な話ではある。一種、塩害として。
と納得しかけていたけど、大山に上がった日曜日に香取村に近い辺りでケヤキ「枯れ」を多数目撃してしまうと、
こりゃまた他に原因があるんじゃないか?と思ったり。

ちょっと前に「楢(ナラ)枯れ」が話題になったけど、今度はケヤキも???
何が起きているのでしょう。

※ネットで関連情報を調べてみたところ、「ヤノナミガタチビタマムシ」が原因では?というソースを発見しました。
しかし、これ以外にもハムシが原因というケースもあり確定とはいかないようです。

2011.9.14
9.11同時テロについて「歴史の必然」と言い放った、
自民党幹事長 セガレ石原。

しかし、その後「死のまち」「放射能」発言に打ち消される勢いで、
どのメディアも積極的に後追いせず放置状態。
ご本人もそんな発言をしたことを自らお忘れになったか、
その後も普通に各メディアに登場しては、
“けしからん!”と民主党批判を連発。

政治とは健忘。
…いや、これが野党の存在感ということか。

夢が大きかったとはいえせめて対案を準備して攻撃した民主党に比べ
けしからんからけしからん!と純粋反対しか言えない自民党。
まだまだ与党である夢の続きを見てらっしゃるようで。

2011.9.14
鉢呂前経済産業大臣の「放射能」発言について、
朝日新聞10版37面で経過とマスコミ各社の報道について解説。

報道が“まとめて”行われたので気がつかなかったけど、
「死のまち」と「放射能」発言にはタイムラグがあったのね。
8日夜に記者たちに向かい「放射能」を発言し、
翌日正式な記者会見で「死のまち」を発言。

ただ、マスコミ各社は「死のまち」発言を受けて、
「じゃ、前日のアレも報じちゃえ!」ともう1ネタ載せてきた事が、
結果同時の発言であるかのように私は勘違いした訳ですな。

ではなぜ聞いたその日に記事にしなかったのか?

8日夜の取材現場にいて、
なおかつ自社の記者が前大臣から防災服をなすりつける仕草をされたという毎日新聞は
即日報じなかった理由について「経緯についてはお話しかねる」。
また、同じく現場にいた共同通信は「『死のまち』発言で閣僚の資質に疑義が生じたので」と
前夜の発言も「報道すべき」と判断したとか。
ただし、現場の描写(前大臣が誰にそのような仕草、発言を行ったか)については省き、
発言のみの掲載。

このニュースを報じた他のマスコミには現場にいなかった社(産経、東京、テレビ東京、時事通信)もあり、
また他のメディアは「記者が現場にいたかどうかふくめてお応え出来ない」と知らん顔。

…記者がそのような発言、行為を受けたという毎日新聞でさえ事実は明らかにせず、
他の社も同じか、もしくはその場にいないで伝聞でニュースを報じたってことですか。
まぁ記者クラブという連合体(情報のトラスト)にいる関係で、
「こんな事言ってやがったよ」と各社にウワサとして流れたんだろうとは容易に想像出来るけど、
調べもしないで、また聞いた話だけでこういった報道をしてしまう感覚は怖い。

証拠改ざん、自白強要といったえん罪を生む構図により検察が叩かれているけど、
明解な証拠も挙げずに「マスコミが報じた」という、
その1点が生み出すムードというのは心底恐ろしい。

大臣の辞任会見でもその経緯経過は明らかにされなかった「放射能」発言。
朝日新聞記載の各社記事を見ても
「放射能をつけちゃうぞ」(朝日)
「ほら,放射能」(読売)
「放射能をつけたぞ」(毎日、時事)
「放射能をつけてやろうか」(日経)
「放射能をうつしてやる」(東京,産経、共同)
とバラバラ。

真実は1つのはず。
「大臣も辞めたんだからイイじゃん」で済ましていい問題じゃない。

2011.9.13
朝日新聞は枝野経済産業大臣を
『「原子力ムラ」解体』の先頭を行くもの、と捉えているらしい。

電力業界関係者からは「業界にとってワーストな人選だ」と警戒感があがり、
経団連の会長からは「もっともっと経済の勉強をしてほしい」と注文がついた、と
枝野氏の「電力問題への急進的な姿勢」へ焦っている人たちがいると解説。
ふうむ、そうですか。

就任直後に経団連の会長の元を訪れてご機嫌を伺ったノダ総理任命の経済産業大臣。
しかも、オフレコ発言で挙げ足をとられた大臣の代替という
気の進まないであろうポジション。
本当に「急進な姿勢」を貫けるのかどうなのか…。

ていうか、そんなに電力問題について自身の意見を述べるようなことってあったっけ?

朝日新聞10版3面には上記記事と共に、
東京電力福島第一原子力発電所事故発生からの
「枝野氏の語録」が6項目紹介されているけど、
その発言は状況を説明するだけで自身の意見を述べた内容は少ない。
(中部電力浜岡原発停止に関して「防潮堤が出来るまで止めた方が安全」と言った事ぐらい?)

カン前総理の「脱原発」についてはわざわざ「遠い将来を語った」だけと
本人の確認もなしに発言をエクスキューズと共に打ち消してみたり、
どうも「急進派」という印象が無い。

どころか、もはや定型文、冠定詞化した「ただちに影響は無い」に見られる通り
役所の原稿を間違いなく読む能力の高さを思えば、
官房長官なら内閣府代表として、経済産業大臣なら経済産業省代表として
たんたんと席に座り続けるような気がする。

そうでない事を祈りたいですが。

2011.9.13
鉢呂経済産業大臣の後任には、枝野前官房長官。

結果、本当にカン総理の首だけに全ての責任を押し付けて
その内閣にあった者がそっくりそのまま“ノダ屋”で再就職し
知らぬ顔で商売を続ける…ということか。

一時は“泣き虫”海江田氏の名前も挙がったという点からも、
ノダ総理に気鋭有為の人材を抜擢しようという考えが無いことが判るし、
「各省が」扱いやすい人選(各省を扱える、ではなく)に気を使ったのでしょう。

『原子力政策やエネルギー政策に精通している「即戦力」』とは「毎日.jp」の書く
「総理が選んだ理由」らしいけど、
毎日記者会見で発表していたことと、それについて定見や意見、
またノウハウを持っていることは別だと思いますけどね。

2011.9.12
全原発停止を言った鉢呂経済産業大臣が“夜討”の記者にオフレコ発言をスナイプされ、
気軽にタバコ増税を言った小宮山厚生労働大臣も閣内の愛煙家から
「何言ってんの?」とダメ出しされて意気消沈、増税論議もトーンダウンするという事態を
マスコミは単純に舌禍ぐらいにしか捉えていないけど、
本当にそれでいいの?

全原発の停止を言う人が経済産業省の“利益”に叶わないのは当然だし、
基幹税(所得や消費税)の引き上げでより大きな税収を得たい財務省と
その路線を踏襲するノダ総理にしてみれば、
小手先のタバコ増税で復興資金がある程度「足りてしまう」事態は面白くないでしょう。

暫定税率でさえ撤廃どころか継続させる銭ゲバぶりの財務省、
今後数年間の復興増税が充分と判断されても目的を「社会保障」対象に切り替えて
永久に存続させるなんて“約束違反”は屁でもないでしょう。

いくら市民を裏切ろうとも選挙を受けるわけでもなく、
刑事事件がバレない限りクビにもならない無敵のコームイン。
そのシステムを護るべくマスコミも協力し、
当然産業界も自分たちの利益として天下りの引き受けなどで協力し、
あまつさえ政治家まで民主主義を越えた専政に協力するこの島の政治は
本気でどーなってるの?と思わざるを得ない。

税金をとるためなら「Dead or Alive」、
法に準じていればおかまい無しの強権を持つ組織の暴走を、
「もはや右肩上がりの財政は不可である」と
将来のビジョン、デザインを基に指導監督するのが政治家でなければ
なんのために選挙で議会を作り、特権まで与えて専任してもらってるのか判らなくなる。

政治家の失言ほどたやすく一方的に批難出来るニュースはないけど、
その他方、それを用いて得をする存在がありはしないか、
裏を見る目を忘れずにいたい。

2011.9.11
結果、鉢呂経済産業大臣は辞任。
自業自得とはいえ、オフレコ懇談会の発言で引責できたとは
原発推進派はシメシメですな。

で、そんな辞任の裏で自民党 セガレ石原こと石原良純…じゃない、
石原のぶてる幹事長が独自見解を放言。

9.11テロについて
「産業革命から続いた西欧文明、キリスト教支配に対するイスラム圏の反逆で、
歴史の必然として起きた出来事ではないか」と述べたとか。

そーですか、「必然」ですか。
あのテロは起きて当然、殺されて当然とお考えですか。

まぁ、今はしがない野党のとりまとめ役。
こんな国際問題を引き起こしかねない重大発言をしても、
舌禍程度の大臣辞任よりも扱い極薄々。
ご本人も胸を撫でおろしていらっしゃることでしょう。

こんな国際的舌禍が政府の要職に在る時に言ったりしたら、
オヤジが企むオリッピック誘致にどんなけ迷惑がかかるか。ねぇ。

2011.9.10
鉢呂経済産業大臣の「死の町」「放射能をうつすぞ」発言。

東京電力福島第一原子力発電所事故により、
周辺自治体が今後最低でも数十年単位で居住不能になる可能性は
(特に影響を受けやすい若年層を中心に)
放射能被害に疎い私でもうっすらと判るけど、
それにしても現実を伝えるには語り手にそれなりに能力が要るという
当たり前のことを実感。

「汚染されたお米 セシウムさん」と書いた「ふざけ心」と、
「重大な放射能被害を受けた地域」を「死の町」と言ってしまう根源には、
仲間内や業界内といった閉じられた世界でのみ話す油断があるんじゃなかろうか。

取材記者に向かって放ったという「放射能うつすぞ」なんて、
まさになれ合いの「ふざけ心」から出たとしか想えないし。

本音を隠して巧い事言えとは思わないけど、
出来る限り根拠のある正しい情報を言わなければならない立場にあれば、
その表現もおのずと判断し、口から出すべき。

ましてや「原発全停止」を就任直後に発言した鉢呂大臣。
こんな、しょーもないことで足をすくわれてしまうなんて許されないでしょう。
酒場の親父が世論をぶった斬ってんじゃないんだから、
もっとしっかりしてください。

2011.9.9
テレビ朝日「やじうまテレビ!」のニュース解説コーナーにて
吉澤一彦アナウンサーが
「増税については国民は納得しているんですから!」と
日本政府が保有する日本郵政株式の売却の議論を促すことをアピール。

いやいやいや、増税に納得してませんから!
私も国民の端くれだと認めていただければ。

何で私説を公論のように言えるかな。
自分の意見は天の声だとでも??
テレ朝には様々な「天皇」がいらっしゃるけど、
こーゆー思い上がった見下し理論の持ち主には
そりゃ社会の公器,木鐸なんて役目は“軽過ぎて”勤められませんわな。

2011.9.9
赤っ恥の代表選を終え、粛正どころか党の要職に据えてもらい気分が大きくなったのか
献金問題、政治経歴不十分を突っ込まれたクサクサも国を出てスッキリしたのか、
早速自身の見解を公の場(ワシントンでの講演)で開陳した民主党政調会長。

PKOに自衛隊が参加した場合、他部隊が攻撃された時に反撃できるようにするとか、
武器輸出三原則を見直し、日本製“殺人”機器の輸出を解禁したいとか、
お馴染みのマエハラ節で申し述べたとか。

『アメリカの手の回らないパズルのピースを、日本や他の友好国が埋めて行く』と
かつての大勲位の「不沈空母」発言にも劣らない、
アメリカの靴を嘗めるようなお追従に、ワシントンの聴衆もさぞや気分が良かったことでしょう。

惜しいのは「他の友好国」を巻き添えにしたことか。
「日本が」と言い切ればスタンディングオベーションでも起きたものを。
肝心なトコでビビってちゃダメよ、マエハラさん。

パナ下政経塾の先輩 ノダ総理が訪中の時期を探っている時に、
「中国は自分勝手に国際ルールも変える『ゲームチェンジャー』」と堂々と揶揄する根性があるのなら、
そこはそれ“日本はアメリカのために死にます”ぐらい言わなきゃ。
だから中途半端だと言われるし、そう見えるんじゃない。

それにしても、アメリカの領土が侵攻された時に助けに行くというのならまだしも、
国連も自重を求めた親子二代にわたるイラク侵攻でのPKO実績を元に
「手の回らない部分を埋めて行く」とは…。
憲法の理解はもちろん、自衛隊の「専守防衛」を一義とする存在意義もご存じないのか。
安全保障というのはいいも悪いも一心同体、ってことじゃないでしょうに。

しかし、その覚悟がおありなら当然、PKOで出かける自衛隊部隊の先頭に
マエハラさんはお立ちになることでしょう。
他の部隊が攻撃されれば自衛隊員よりも先に
自らバクダン抱いて悪いヤツラを吹き飛ばすのでしょう。
「お前たちは行くな!」と自衛隊員に専守防衛遵守を呼びかけて
その上で飛び込んでいってくれたら尚カッチョイイな。

志を同じくする国会議員が「日ノ丸特攻隊」となって
反アメリカ、嫌アメリカの国や団体に自爆テロでもなんでも仕掛けたらいい。
で、その報復で日本は地球上からその姿を消すのでしょう。
その時、マエハラさんの理想が完遂できるのですね。

キチガイか!

2011.9.8
神奈川県藤沢市役所で、市役所職員が食堂の火災報知器を外し
「炭火バーベキュー」を楽しんでいたところ、
モウモウと立ち上った煙が階上の火災報知器を鳴らすという珍騒動発生。

火災報知器を外すことは法律的にアウトだし、なんで屋内でバーベキューするかね。
煙の原因は炭火で焼いたホルモンらしいけど、
ちゅう房ならイザ知らず集煙装置の食堂で焼肉したらそりゃ煙も籠るわ。
焼肉後のデオドラント問題含め、「市の財産は職員の財産」だと勘違いしてるんじゃねぇの?
市役所の職員食堂は焼肉屋じゃねぇっつーの。

窓を開けてたのかどうか不明だけど、
屋内で炭火なんて一酸化炭素中毒だってあり得た話だし。
藤沢市職員の焼肉集団自殺なんてシャレにもならん。

ニュースに登場した市の担当者(焼肉担当?)は
「地元産の牛肉を焼いて食べようということになりまして…」と、
「地産地消」を持ち出して自分達の行為を少しでも同情的に見てもらおうとしてるけど、
んなもん「バカ!」と言うしかない行為でしょうに。

「地産地消」だっつーんなら、堂々と外でやればいいだけのこと。
隠れてコソコソやろうとするから、
全国ニュースで報じられて市民まで辱めに遭わされるんじゃん。
もっとしっかりせぇよ。

2011.9.8
大手メディアが財務省とその一派が企む増税を支持しているのは、
ノダ総理の世論調査支持率(支持率60%=大連立、増税容認)を
喜々として報じている様でも判る。

東日本太平洋岸地震はもちろん、東京電力福島第一原子力発電所事故の放射能被害について
政府行政の「多少波風あれど概ね太平」というまやかしに疑いもなく乗るのは
メディアにはもはやジャーナリズムが存在しない事の証明か。

今朝の朝日新聞10版1面下、歴史あるコラムとして著名な「天声人語」は
「食欲の秋を守り抜きたい」と「理屈の通る監視」と「誠実な情報」、
そして「店頭での抜き打ち検査」などによる「陰りなき情報開示」を求めている。

…って、その責任を誰に?と書かないのが「朝日新聞」のバランス主義。
小売店にと書けば広告収入が減り、政府がと書けば記者クラブ会員としての利権を失うことになりかねない。
悩ましいですなぁ、権力幇間の立場は。

締めくくりのセンテンスでは食欲の秋を邪魔するものとして
「セシウムやら何やらには、四季の恵みを邪魔するなと訴えたい」と憤慨しているけど、
そのエシウムをバラ撒いたモノへをはっきり書かないのでは意味無し。

これほど間抜けで意味不明な「天声人語」も久しぶり…というか、
このところの“朝日の命題”「小沢氏の政治的抹殺」が嵩じての悪筆ぶりと合わせて、
担当者の劣化も相当なもの。

「天声人語」子が最後に「セシウムやらなにやら」に突きつけたのは
佐藤春夫氏の「秋刀魚の歌」。
『あはれ 秋風よ 情(こころ)あらば伝へてよ』。

…もはや自然に回復を祈るのみか。
朝日のジャーナリズムとは弱いものですな。
『あはれ 朝日よ 情(こころ)あらば伝えてよ』と期待してもムダということですな。

2011.9.7
世界のメディアでは衝撃的に取りあげられているのに、
日本国内ではそーでもないというのは、
昨今の日本メディアの官畜化を思えば「さもありなん」な話ですが、
子供の被爆線量の取り決めについての福島県知事の「動き」について
今まで全く国内で報じられなかったのは何なのでしょう。
(ネットベンチャーニュース)

年間20ミリシーベルトという数値も「県への風評被害を抑えるため」と積極的に同意し、
さらに福島県民の被爆に関する診察を受け入れないように
大学、医療機関に福島県知事が通達していたというスクープ(TBSラジオ)は
根深い「原子力ムラ」の利権保守の動きを明解に暴いている。

が、この端緒がドイツのTV局の取材によって制作された番組を見て、というのでは
なんとも日本のメディアも寒いというか、
積極的にその構造を暴こうという意気込みを感じないというか。

このニュースを後追いするメディアがあるのか、どうか。
今後の展開に注目。

2011.9.4
「安全保障は素人だが、これが本当のシビリアンコントロール(文民統制)だ」という一川保夫防衛大臣の発言が、
税金泥棒できなくなってヒマな自民党の怒りを誘発。
(元ネタ/時事通信社)

「素人というのは国民目線でやりたいという意味だ。
国民目線で国民の皆さんが安心できるような安全保障政策が大事だと思っている」
という釈明をした一川防衛大臣。
言葉が足りない、の典型みたいな話で要らぬ火種を自ら熾す緊張感の無さは
前首相の「脇が甘い」の伝統か。

この素人統制発言を受けて自民党 石破政調会長は
「政治家が実力組織を統制するのがシビリアンコントロールだ」とねっちょり指摘。
その覚悟が必要なのは言うまでもないことだし、これが正論だけど、
なんかヲタに説教くらってるみたいでキモチワルイ。
すいませんね、生理的嫌悪感を前面に出してしまって。

しかし「間違えて言うような方を防衛相にするのは、自衛官の息子である野田さんらしくない」というのは明らかに言い過ぎで言いがかり。
自衛官の息子、という存在は嫌ほど世の中にいるだろうけど、
この鳥取県の恥の頭は『自衛官の子は自衛隊を理解し、擁護するもんだ』と決めつけてるらしい。
こっちの思い込みもまた問題だろ。
防衛大臣はこの発言を逆手にとればいい。


なんでも反対!徹底対決!の55年体制を猛烈に劣化させて、
言葉尻を踏んで廻るようなことしかできないこんな野党と
なんで大連立しようと思うのか、ノダ。

ついでに言えば、「代表選の公約は守る」というんなら
まずはそれを党の公約として掲げて総選挙してからだ!
有権者が参加しない選挙で生まれた内閣は、存在根拠のない臨時内閣に過ぎないんだから。

2011.9.2
改革への期待があまりにも大き過ぎたのか、
民主党の自覚と決意が足りなかったのか、
どんどん先祖還りするような日本の政治。
おっかしいなぁ。こんなつもりで投票したんじゃなかったけど。

世界ラリー選手権(WRC)をよく見る私ですが、
年単位のレースが新年度を迎えると参加各メーカーが
さらに良い成績を求めて新車を導入するというケースが多々。

昨年よりもよい車で上位を目指し、成績とともに向上する話題評判を狙い
さらにその技術を市販車へフィードバックして販売を向上させ会社の業績に繋げる、というのは
国際レースに参加する企業にとって当たり前の“前進”的行為。

ただ、時として「よかれと思って」行われた改造、改良が、
エンジンとボディーのバランスを崩したり、
ドライバーに操作の違和感を感じさせてしまい、
思わぬ負の連鎖を生む事もまた少なくない。
(08年のWRCにおけるスバル・インプレッサが象徴的)

十分にテストし、試乗も幾度となく繰り返され性能向上したマシンが
実際に走らせてみたら昨年の古いマシンよりも成績を伸ばせなくなる…。
こういったケースをレースの解説者は「オーバースペック」と言い、
サポート体制や、ドライバーと関係者の心構えが充分でない状況に、
それを上回るマシンがあてがわれても「乗りこなせない」、
もしくはこなれるまで時間がかかるものとおっしゃる。

長年乗り続けて来た「自民党号」(エンジンは日本官僚製)を、
もっと性能がいい(はず)と乗り換えた「民主党号」(エンジンは夢と希望)。
確かにオーバースペックの部分は否めなかったにしても、
成績を求めるあまりレーサーが勝手にエンジンを積み替えていいって話は無い。

私にしたって期待達成を焦り過ぎたのかもしれない。
明らかに旧スペックに戻したがっている民主党の現状はロクでもないけど、
そこから更に決意を持って、とりあえず成績は二の次!夢と希望のエンジンを育てる!という
覚悟を持った政治家の出現を期待したい。

2011.9.1
すでに東京電力福島第一原子力発電所事故は「過去」になったのか、
すっかり新内閣の組閣にマスコミの注目は結集。

また原発についても推進や廃止の議論・記事掲載は広がらず進まず。
むしろ再生可能エネルギーのコストにのみ集中して、
電気代が上がりますよ!と電力会社の体制維持に尽力するのみ。
なるほどねぇ、利権というのはこうして守られていくのか。

利権と言えば、原発誘致自治体を骨抜きにする「電源立地地域対策交付金」もまた
理想よりも目先の金を優先させてしまうようで、
東京電力福島第一原子力発電所事故以後の被害拡散にともない、
「万が一の場合ウチも被ばくするんだから」と
原発設置自治体の周辺も「よこせ」と声を挙げている様子。
(朝日新聞10版31面)

鳥取県では、松江市にある中国電力島根原発から6km以内にある境港市が
「今後は交付金を求めて行く」方針だとか。

まぁ、今すぐ原発が停止できる訳でもなく、
また先日の北海道電力泊村原子力発電所の3号機可動再開により
来春の「原発全停止」(現在稼働中の原発が点検に入る)という
経済産業省の“悪夢”が無くなった今、
原発の可動を前提に物事を進めるのは市民の暮らしに直結する自治体の勤め。
交付金で避難対策の充実を図るのなら、それもアリでしょう。

ただし、交付金が結果的に市民の安全よりも、
行政の失敗を穴埋めするような「余分に使えるお金」になってしまっては何にもならない。
受け取る金は「いつか原発のない社会を作る」ための一種借金だと思って、
返還返済するつもりで受け取らないと、
結果「金は受け取ったんだろ!」と原発を引き受けることになりかねない。
特に、いまの政府では。

まずその覚悟を自治体の首長が示してからでなければ、
「交付金を求める」なんてことは許されないでしょう。

2011.8.31
ついに存在根拠なき総理誕生。

公約を捨て、震災処理よりも党内政治にうつつを抜かし、
あまつさえ否定したはずの党と手を組もうとする自己否定の神輿に乗る感覚は、
どんだけ情熱的なスピーチが出来ても議員として張り子の虎で、泥人形。

スピーチ内容がまた、どっち向いてんだ?っつー話で。聞いててムカムカ。

相田みつをを引っぱり出して自分を「どじょう」ですって。
パナ下政経塾で養殖された“赤いおベベ”の「金魚」のクセにねぇ。
で、無意味な党内抗争を「やめにしましょう」ですって。自分もその輪に入っていたクセにねぇ。
(しかも、そのお陰で多数の投票を獲たんじゃん)
積極的にイジメに加担してはいなかったけど、黙認してきたヤツと同じ言訳じゃん。

こんな浅薄なスピーチでグっとくるなんて、やはり民主党甘い。ルノワールのココアのように甘過ぎる。

もはや一刻も早い総選挙を望まなければならない時が来てしまった。
自らの公約を捨てたと宣言した党や総理に権力を持たせる訳にはいかないでしょう。
またそーゆー連中が官僚の言うがままにホイホイ制度改革を行えば、
この島全体が煉獄化してしまう。

今後は署名サイト巡りで忙しくなるなぁ。

2011.8.29
財政支出の見直しもなく「復興増税の覚悟」を説く「朝日新聞」。
社会の公器が取り上げる民主党の代表選挙の第一の柱が「小沢氏の処遇」であり、
次がコレってんじゃますます政治不信を煽るだけでしょうな。

総理を決める選挙が市民の決断をともなわない党内でのみ完結する異常にも噛み付かず、
それを僅かな期間で決めてしまう異常もスルー。
ひたすら「どのみち小沢色」(10版2面)と唾棄するような見出しで茶化し、
民主党なんてこんなもんと皮肉ってるつもりなのかもしれないけど、
一番腐敗臭が漂っているのは自らだと気づかないのか。

…って、これはもう朝日に限らず全てのマスコミに言えることですが、
市民に行政偏向情報を垂れ流し続け「過ぎている」。
取材をするということは、相手に録音機を差し出して話を記録することじゃないはず。
素材の精査もなしに垂れ流すんなら機械で十分。
独自の視点があって然るべきなのに、現状見直しに触れるとマスコミ全社が一致団結、
無視か批判的な世論を演出して(世論調査)これを否定する姿勢には
はっきり言って政治よりも絶望の度合いが濃い。

こんな姿勢でいて「報道」と名乗るのは笑止千万。
個人で責任を負い、覚悟をもって権力批判を続けるジャーナリストに失礼だから、
マスコミは広報、インフォメーション業と改めるべき。

2011.8.27
たった数日の民主党の代表選なんて、
かつて小渕氏急逝の時、病室談合で生まれた森政権とどう違うのか
はっきりもしないし、どーでもいいとさえ思ってしまう。

この間のゴダゴダと、公約の投げ捨て、あまつさえ否定されて野党に落ちた政党との大連立について
まずは真摯に反省して「今後はさらに情報公開、さらに徹底した議論を尽くします」と
詫びた先に「立候補」があるべきじゃないの。

さらに、マスコミの対応も多いに不満。
またぞろ「親小沢か否か」の基準でしか各候補への評価を下せず、
今最大の関心事である「原発」「震災」「増税」についての突っ込みは皆無。
そこをはっきり聞かないで、また候補者もそれを明解に答えないで、
なんの新総裁&総理なのか。

「カンの首3点セット」のうちの1つ「再生可能エネルギー法」改正についても、
太陽光や風力発電電力の買取料金の問題に終始して、
おそらく多くの市民が期待した電力体制の改編(発送電分離等)には
まるっきり手が付かない様子。

あれだけ「やめろやめろ」の大合唱で交代させてみたものの、
結局何も残らず、負担が市民にツケ回しされるだけでは、
本当に政治には絶望しか残らないんじゃないの。

2011.8.26
美談美談でまとめようとするから無理が生じる高校野球春夏の甲子園大会。
今大会も「大会終了後に」準優勝校のレギュラー選手の飲酒が「発覚」。
(飲酒の事実は、選手自身のブログで数カ月前に公開済みなのに)

甲子園出場が学校に多大な利益をもたらす仕組みを変えない限り、こーゆー事は続くんじゃないの。
成績も素行も関係なく有力部員の獲得に血道をあげ、
教育の一環である部活動の本分をないがしろにするから選手(生徒)も勘違いするわさ。
若いんだし、なんでもやってみたいお年ごろだもの。

思いきってプロ野球がアマチュアとの垣根をとっぱらい、スポーツ少年団的ユース組織を作ればいいのに。
「Jリーグ」がやってるみたいにねぇ。
これは心あるスポーツライターさんの中では定説に近い話なのに、
なぜかアンタッチャブルにされているのは、そこに何か利権構造があるから…と思わざるを得ない。
実際、高校野球じゃ学校を渡り歩く“プロ”監督もいるし、
選手のドラフト時にはそーゆーオトナが暗躍するって話は枚挙にいとまがないほどだし。

ハナからプロ思考の子供はそっちへ進むだろうし、プロが管理するがゆえにより厳しい環境での切磋琢磨が求められ、
それこそ後輩イジメよりも、喫煙飲酒よりも「今以上のレベル」への目的意識が子供の中で明解になるんでねぇの。
夢破れたとしてもユースからの再スタートなら、いくらでも次の道も開けるでしょう。

たとえ真っ当な部活動レベルの野球になったとしても、甲子園の感動はいささかも陰ることは無いと思うし。
なんといってもトーナメント方式は変わらないんだもの。
ユニフォームに広告が入らないだけ、いや、正確には選手達が学校の広告塔として銭を稼がされてる甲子園の現状よりも
余程スッキリ観戦できると思うなぁ。

2011.8.25
死刑制度における「絞首刑」のという刑罰を
人権に照らして憲法にかなうものかどうか、
裁判員を含めて審理することが大阪地裁で決定。

いわゆる「13階段」と言われる絞首刑は、
首にロープを巻き付けた状態で足下を抜き、
その落ちるショックで首の骨を折る(脊椎を断裂する)ことで
即死させる処刑法。

ただし、伝説で語られるように死に至らないケースもあれば、
ショックが強過ぎて頭部が千切れてしまうなど、
確実性に乏しい原始的な手段方法は確かに見直される余地がありそう。

死刑そのものが世界から見れば「遅れた常識」である現実を考え直す機会にもなるだろうし、
死刑が私刑でも復讐でもない法に照らした刑罰であるのなら
憲法に保障された人権に配慮がなされるのは当然。

「絞首刑」の審理に“一般人”である裁判員が関わることが、
刑法の素人である裁判員の死刑判決への関与を一層容易にする方向に繋がるのか、
それとも死刑制度自体の意味や意義を改めて考え直す機会になるのか。
気になる。

※今回の審理は殺人事件の被告が「死刑を見越して」、
絞首刑の違憲性を訴え出たことをスタートにしている。
(09年、大阪パチンコ店放火事件。死者5人)

2011.8.24
「東京新聞」の記事を引用して“ドングリの背比べ”と
民主党代表選をヒニクった本日の「天声人語」。(朝日新聞)

まぁ「何やってんだ」の批判があって然るべきのボヤボヤしたニュースだけど、
「天声人語」氏の批判は一部候補が小沢一郎氏への擦り寄ることに向けられ
「首相は国民のための首相であって、小沢さんのために選ぶのではない」と我慢ならない様子。

あれだけ全メディアが大騒ぎしていた「違法献金問題」は、
紙面の奥の奥の方に追いやって、経過だけを淡々と報告するだけ。
しかも、その裁判はハナから無理筋と言われた通りに、
秘書、元秘書ともに「記載ミス」程度の罰もつかない修正程度の判決で終わりそうだし、
そこが何でも無いのならその積み重ねにある小沢氏本人の「罪」もまた胡散無消。

結局「雰囲気アウト」でしか無い「えん罪」に
マスコミも加担していたことになりかねないのに、
未だに小沢氏が「諸悪の根源」みたいに重ねて引き合いに使うのは何なんだろう。
小沢氏がチカラを持つことを封じる意味を伝説化するのなら、
マスコミというのは一種宗教みたいなものですか。
「教典」以外の事実は全て悪であり、邪であり、排除すべきであると。

具体的に小沢氏に罪の事実があるのならマスコミはそれを示すべき。
「悪そうだから、悪」なんて、人権ゼロの感覚で「社会の公器」は務まるまい。

2011.8.23
大阪維新の会が教育現場を意識した「教育・職員条例」案を公表。(朝日新聞)

「政治が適切に役割を果たす」として積極関与、介入を促すことを主旨としたこの条例案は、
先に強行採決した「君が代起立義務化」と並び、
さらに教職員管理を徹底するものになって、府知事とその組織の思想性が明解に表現されている。

知事や市長の掲げた「実現すべき教育目標」を教育委員が果たせない場合、
それを罷免出来ると行政介入を積極的に容認。
さらに、校長の権限を強化し教職員の「服務命令」「経営指針」への服従を義務化。

朝日新聞には骨子として「教育基本条例案」「職員基本条例案」が掲載されているけど、
おおむね「罰則規定」「義務規定」が主であり、
教育や職員労働への基本姿勢の表明についてはほぼ触れられていない様子。
この辺り、実に判りやすい“お裁き”で市民の関心を買おうという部分が透けて見える。

しかし、教育方針を示す知事、市長(大阪府知事が立候補表明)の責任は言及なく、
それは選挙で決めること!というつもりなのか、
随分と無責任なことをすんなぁ〜と私は思うけど。どうなんでしょ。
議会の関与にしても職員免職における審議会程度で、
言ってみれば密室謀議を“軍法会議”程度の発表=公開という
結果ありきで済まそうとしている感じ。
ふむ。

「教育基本条例案」の中には学区の廃止と定員に満たない状態が3年続いた場合統廃合を行うと、
学校の存在そのものへの取り組みも明記。
これと学力調査テストの結果公表の義務化を合わせて、
「成績のよくない学校は廃止」に出来る仕組みを作るつもりらしいけど、
「売れない会社は潰れる」資本主義的考えを
ストレートに教育現場に持ち込むのは果たして…。

教職員…って、まずこの言葉が嫌いなんだけど。先生や教師じゃダメ?…を様々な規則で縛り、
完全にコントロール下において優秀な生徒を生む“機械化”。
そして、その機械による生産の過程で生まれる“不良品”は積極的に排除して、
結果「大阪の秀才」を大量生産する仕組みが、
この大阪維新の会謹製の条例案には含まれているように思えてならない。

悔しければ強者になれ、という府知事の言動から考えれば
「教育基本条例案」「職員基本条例案」は、
けして大阪府市の職員にのみ降り掛かる厄災ではなく、
広く市民も巻き込まれるものだと暗澹と思わざるを得ない。

2011.8.22
仙石由人民主党代表代行が、
代表選出馬・出馬予定候補への世評を
「『B級グルメ』って声もあるんだよなぁ」と。(朝日新聞)

そりゃまた失敬な。
B級グルメは、安くて、旨くて、手間がかからなくて、
平均的存在ではない地元のみで愛されてきた「郷土食」のニュアンスもある料理。

それを、経費がかかって、政治の仕方がヘタクソで、放っておけば何もしない、
特権的存在であると自任する件の議員と並べるとは、
“影の支配者”のセンスも底が知れてる。

2011.8.21
なぜか前総理時代からその任を継続している北沢俊美防衛大臣が
民主党代表選の立候補者に対し「本当に重責を担うことができるのか」と
心中の不安を吐露。(朝日新聞)

本当に防衛大臣としての「重責」をお考えなら、
先の天下り団体の件(廃止した無駄予算が今年度復活し、天下り団体が98%受注)にしても、
また前総理がブチ挙げた「沖縄から基地を無くす」意向を全く無視するように、
防衛省とアメリカ側の走狗となって「机を叩いて従来案(辺野古移転)を迫」り、
結果、マスコミの世論誘導で沖縄県民と一部市民の期待を裏切る。
さらに、日中の“デリケートゾーン”南西諸島への陸上自衛隊配備を
自ら否定したはずなのに今年度は予算承認する「転進」といった
ご自身の行為をいかがお考えなのか是非知りたい。

「防衛大臣として安定感ある仕事ぶりに省内では留任を望む声が多く、
『政治家らしい政治家』として存在感を増している」との評価もあるらしい北沢大臣。
どこからこういった評価が出てくるかは、
「思いやり予算の見直し」については「防衛省に任せて欲しい」と一蹴したり、
「武器輸出(禁止)三原則の見直し」を言って「日本防衛装備工業会」を喜ばせたり、
そういった積み重ねが生むところが大きいんじゃないか。

人権問題や極右的思考ではない部分は評価出来るけど、
南西諸島問題へのその後の変節ぶりをみれば、それも一種方便なのかと思わざるを得ない。
大臣は省益の庇護者でも代弁者でもなく、
国民からその権利を付託された管理者であることをもっと自覚なさるべきでは。

2011.8.20
導入当初から核の平和利用を表に出して、
その推進を図って来たはずなのに本音はこれだったのか。

「ざまぁみやがれぃ!」
石破茂「突き詰めた議論なしに絶対神話を作る日本の悪癖」(報道ステーション「原発わたしはこう思う」8/17)

「日本以外のすべての国は原子力政策というのは核政策とセットなわけですよね。
ですけども、日本は核を持つべきだとわたくしは思っておりません。
しかし同時に日本はつくろうと思えばいつでも作れる。
1年以内に作れると。それは1つの抑止力ではあるのでしょう。
それを本当に放棄していいですか、っていうことは
もっとそれこそ突き詰めた議論が必要なんだと思います。」
(石破茂 発言)

冒頭、自民党の罪を認めるようなことを言いつつ
その実、反省なんかしちゃいない。

わずか9ヶ月で生成出来るプルトニウムを使って、
日本国内でいつでも核爆弾が出来る事実を隠し、
平和利用の隠れ蓑で推進していたにも関わらず
開き直って「無くなってもいいのかよ!」とは。
別の「原子力村」の大学教授(奈良林某)は別のTV番組で
「原子力が無くなると産業が衰退する」理論で、
安全性よりも経済性に特化したすり替えを堂々と展開していたけど、
本音で原発保護を言ったのはこの鳥取1区選出の議員が初めてじゃないか。
正体見たり、だし、これが本音ならヤクザよりタチ悪いな。

上記ブロガーの人が書いている通り、
この議員の娘さんは東京電力にお勤めだとか。
反省したのは原発を守りきれなかった自分たちの情けなさからか。

2011.8.20
以前にも書いた通り、ポピュリズムとは「民衆の利益が政治に反映されるべきという政治的立場」。
これを政治的姿勢の批判として使う場合「「衆愚政治」と訳され、
「複雑な政治的争点を単純化して、いたずらに民衆の人気取りに終始し、
真の政治的解決を回避する」(wikipadia)行為を意味する言葉になってしまい、
現在ではこちらの意味が浸透して、上記の本来の意味する点からかけ離れてしまった。

もちろん、民衆の利益を数値で計れば少数者の不利益を踏みにじることに繋がるので
けして「ポピュリズム」が絶対正義であると言えないけど、
政治姿勢として「ポピュリズム」を掲げるのは間違いではないし、
その掲げた思想や具体的な政策を有権者が精査して判断すれば
「裏ポピュリズム」の罠に陥る事も少なくなるでしょう。

…そのためにはまず政治に関心を持ち、多チャンネルで情報を得、
投票に出かけるっつーしんどい作業が必要ですが。
先に行われた埼玉県の知事選挙のように
投票率24.89%で選挙が成立してしまう事態は恥として避けないと
いつまで経ってもどの自治体レベルの政治も変わらないし、
結局その持ち上がりである国政も変わりはしないでしょう。
それにしても、3割に満たない投票率とは無関心にも程がある。

震災復興よりも東京電力福島第一原子力発電所事故よりも、
大マスコミの関心は民主党の次代表選挙に移行してしまったようだけど、
そのトップにいる(らしい)候補からして、大連立、増税が政策主眼では
どうにもこうにも。
泥棒自民党とどう違うのか。

“強い者がより強くなるだけ”の世軸を別方向に切り替えてくれると
政権交代を希望期待した私としては、この「ポピュリズム」への裏切りを許せそうもない。
今回の代表選挙に出馬表明してたり予想されている候補にしても
責任を負うべき人間がその責任を民衆に押し付けて逃げようとしてるのを容認し、
また自らも責任を問われない群れの中に入っていると考えているんじゃなかろうか。
東京電力福島第一原子力発電所事故の件だけでも、
経済産業省や文部科学省、厚生労働省、農林水産省といった関係省庁の
サボタージュ同様の対応をどの候補が正面切って批判したか。
責任回避のために数値を変えるようなことを、どうして許せる??

「一生懸命やってる人もいる」とは組織の悪が発覚した時によく言われる言葉だけど、
そうである当然の意味の中で“悪を看過してきた”組織の責任を曖昧にし、
また本当に悪を働いた個人の責任もまた組織の中でボヤかしてしまう二重のセーフガードで、
やはりその原因まで明解にして、
ガン細胞と同じく今後に転移する事のないように除去しなければならないんじゃないか。
民主党の夢の中にはそーゆー事も含まれていたんじゃないの?

人間が安全に生きて行くための「利益」に関わる大問題くらい
「ポピュリズム」の原点に立ち返って真剣に考え、
またはっきりと意思表示していただきたい。
そうでないなら政治家としても辞めていただきたい。

2011.8.19
原発や関連施設がある道県等の自治体に、
1966年以降交付金や税金で2兆5000億円が渡っていた事を
「毎日.jp」が紹介。

ただし、この数字は公表があったものだけで、
公表しない自治体分を含めると倍、もしくは数倍に至る可能性も。
…まず公表しない理由が判らないけど。

その原資には電気料金に含まれる電源開発費も入っているので
私なんかは微額とはいえ税金と二重払いで、
この不安定で危険なエネルギーを支えてきたのかと思うと暗然とする気持ち。
大人のみならず、福島の子供の45%に甲状腺被爆をもたらし、
今までの暮しを奪い、さらにそれをいつ返せるか判らないままという
目もくらむような被害を引き換えにしなければいけないエネルギーは、
やはり考え直すのがスジでは。

さらに、「原子力マネー」を予算の「あて」にしてきた自治体も、
今後はそれを受け取る判断が本当に市民を守ることに繋がるのか、
よく考え直す時期では。

本当に必要なものは何かビッチリ議論、精査して「積み上げ式予算」を編成し、
借金してでも常に右肩上がりでなければいけない常識を覆すべき。
その上で尚足りないということであれば、さらに必要な事業を絞り込み、
見送ったものは翌年度以降で実施出来るタイミングを優先度で計るぐらい、
自治体は根詰めて働いて欲しい。
市民が抵抗した場合に差し押さえでも何でも出来る権利を持ってんだから、
まず自ら胸はって増税や債務発行が説明出来るようになるべき。

わずか2年前の政権交代時には多くの市民が、
改革に伴う増税ならやむなし、と思っていたんだから(高速道路無料化なんてしなくて良い、とか)
自治体が現状をさらけ出して「自分たちも頑張るから、皆さんも協力してください」と
発表すれば受け入れる素地はあると思う。そう思いたい。

私も「変化を嫌う」というメンタルを多分に持っているけど
今回の東京電力福島第一原子力発電所事故は、そのシステムの不備と影響の大きさ、
そして知らな過ぎたカラクリを見える場所でブチまけてくれた。
単純に「脱」とか「減」とかのエネルギー施策だけじゃない
日本という島国の在り方まで拡げる転機かもしれない。

2011.8.18
北海道電力の泊村原子力発電所(3号機)が営業運転再開。

震災以前に定期検査を終えていたものの、
東京電力福島第一原子力発電所事故等をふまえ
約5ヶ月間の「調整運転」を継続。
ニュースでも報じられた通り、北海道知事の了承を得てフルパワーで運転再開した訳ですが
なぜこのケースに「ストレステスト」含む新基準が適用されないのか不思議。

経済産業省がこの北海道電力泊村原発3号機を
新基準を適用するラインナップから外し、
既に稼働中の「検査済み」原発と同等にしたため、と「朝日新聞」は書いているけど
それ以前の基準で東京電力福島第一原子力発電所のような
原子炉近くに廃棄物等を蓄積するとか、
ポンプが動かなくなる可能性を想定出来てなかったのに、
「調整運転」とはいえ検査のやり直しをしないのが判らん。

北海道知事は議会での運転再開を認める際、
「非常に事務的に、淡々と」(ニュースで紹介された傍聴人の声)
運転再開の許可を出したようだけど、
市民の安全よりも発電装置を優先したと言われても仕方ないでしょう。

事実、北海道電力は電力不足と言われている東北電力に
60万キロワット「融通」してるんだから、
基本電力は足りているんじゃないの?
北海道知事自身が「節電」のからくりに躍らされている、
もしくは積極的に「乗っている」としたら、
佐賀県議会が九州電力とズブズブの関係になっていたことが明らかになったように
電力企業を頂点にする利権構造の根深さを思わざるを得ない。

広大な大地のある北海道こそ、再生可能エネルギー、
バイオ燃料部門での「夢の大地」だと思ってるんだけどなぁ。

2011.8.17
防衛省の住宅防音工事に関する補助金が、
天下り団体に98%落札されていることが判明。(朝日新聞)

もともと「税金の無駄使い」として事業仕分けで廃止判定され
防衛省もそれを認めて補助金の廃止を決定。
「無駄」と判定されたからくりは、
住民から申請があった防音工事についてその工事費の他、
「事務手続き費」として天下りの協会に別途手数料を支払っていた、というもの。

役所の権限機能をフルに活用した、正々堂々の税金搾取手口。
こーゆーので年間いくらぐらい、税金がコームインの懐に流れているんでしょう。

その補助金システムを廃止した防衛省だけど、
即座に「事務手続き補助事業」という“新制度”をスタート。
(廃止/2010年-----新制度開始/2011年)

防音工事補助金事業に参加出来る資格として
「Pマーク(プライバシー・マーク)」(一般財団法人日本情報経済社会推進協会)
の取得を条件としたもので、
これにより工事入札の一般企業参入が排除された結果、
上記の天下り団体が98%受注という異常な事態に。

これにより、一時的に公開入札だった時点の
「予定価格の落札割合」が78%だったのに対し、
天下り協会のみの受注が続いた今年度(4/1〜8/16)は93%に上昇。
(予定価格6億9600万円のうち、6億8400万円が工事費として天下り協会に支払い)

つまり、20%強節約出来た税金がこんなからくりで「無駄」…というか、
防衛省の「互助会」に回されて個人の資産になってしまうのは、
許されていいことなの?
こーゆーのを泥棒って言わない?もしくは詐欺か。

本来、法の奴隷であり、法の番人であるべきコームインが
堂々と法の抜け穴を作って市民の資産を懐に入れるこの事態。
いまさらながらの「氷山の一角」ではあるけれど、
こーゆー事から確実につぶしていかないと、
いつかこの島はたかりまくったノミ・シラミに食いつぶされてしまう。

2011.8.16
京都のプライドが許さなかった「陸前高田の松」の送り火焼却。

薪として加工された松を持ち込んだときは反対派の声で中止にし、
全国から非難が相次ぐと一転「燃やします」と受け入れつつ、
今度は薪にする以前の「樹皮付き」の状態で検査し、
そこから放射能が出たからと「正式に中止」決定。

本来、1回目の搬入のように樹皮を処理して受け入れれば
おそらく問題なく送り火に使用出来たものを、
あえて切り出した丸太のままで受け取り、
出るに決まっている場所を測定して「出ました」と言う。

これにより悪いのは汚染されている松だと、実に巧妙に京都の「評判」を護ってますな。
事実、抗議電話も減少したらしいし。
これが「王城千年」の知恵ってヤツですか。

もうここまでヤだったんなら仕方ない。
京都はそーゆーヒトが多数集うエリアだと、こう思うしか無い。

で、その京都の件が強制終了された後、
今度は千葉県で行われる「陸前高田の松」供養が非難されて中止の危機。
京都での経緯を含めて紹介しているJ-CAST NEWSよれば、
供養を行うお寺、ボランティア団体に対して
「どれだけ日本に放射能を拡散させたいんだ!」
「核廃棄物を持ち込むことは許さん!」
などといった抗議が30本近く来ているという。(15日昼過ぎ)

東京でも高レベルの核物質反応が出ている中、
千葉県でどーのこーの言える話か?と思うけど、
「陸前高田の松」にしたって被爆したくてした訳じゃない。
怒りの矛先は未だに放射能をまき散らし続けて、
それを止める事も出来ない東京電力や政府に向かうべきで、
正しい方法で除去可能な薪じゃないはず。
ちょっと考えれば判るような事が、どーして判らないのか。

それとも、騒ぎを大きくして世間の目をそらしたい経済産業省、東京電力の策略か。
関連会社にメールや電話で依頼すれば簡単に出来ることだし。
…って,冗談めかして書いても冗談にもなりゃしない。

これだけ「AC」が大手メディアを通じて共生をタレ流しているのに、
3.11以後生まれた新しい差別意識はじっくりと確実に浸透していっている。
日本一致なんてキモチワルイことは希望しないけど、
傷ついた人を労り、思いやることが失われていくのは耐えられない。
この国は自分の責任でなくても少数派と判断されたら、もうアウトなんですか。

だったら東京電力管内で電力を消費していた人こそが
日本中から「非国民」「国賊」と排除、差別されても仕方ないってことですよ。

2011.8.15
震災の影響もあって電力不足が発生している東北電力の事情は判るけど、
中国電力に続き関西電力でも「今こそ市民生活の支え!」と動かした
火力発電所が故障で停止するというのは何?
メンテナンスをしてないの?
それとも原発の再稼動を許さない世論への「嫌がらせ」?

独占企業であっても、その責任を果たすのであれは
「半官半民」的ポジションを云々言うつもりは無いけど(言うけど)、
なんともお粗末に過ぎる運営と、故障の対応も「数カ月かかる見通し」と
曖昧模糊とした説明では信頼の“し”の字もおけない。

ガスタービンの羽根の一部が欠けたという今回の故障。
この故障によって関西電力管内8月の予想最大電力3138万キロワットに対する供給不足は
1%ほど(5.2---6.2)拡大したっつーことで
関西方面の「週間でんき予報」は今年初の「厳しい」予報へ。

関西電力は「夏場の復旧は困難」とヘタレているけど、
ほんとに無理なのか政府はビッチリ検証するべき。
(毎日.jp)

2011.8.14
民主党代表選出馬濃厚の野田財務大臣。
テレビ番組で「大連立」に前向きな発言をなさったようだけど、
さすがは権力の側にいたいだけの「パナ下政経塾」出身の面目躍如。
そんなにねじれが嫌か。自分に自信がないのか。

しかしまぁ、幹事長はじめ自ら理想を掲げた公約をポイポイ投げ捨てて、
素っ裸で野党の足を嘗めるような事をしてる上に、
さらに一緒にいてくれなきゃ〜って抱きつこうとするとは。
なんだか哀れ、というよりも怖いわ。
むしろ。

最強最悪の省を率いる立場でもあり、
「反カン」シフトの仲間とともに民主党のメインストリームにいるつもりの野田大臣。
しかし「大連立」に「増税」しか言わない操り人形である実態がバレちゃって、
希望の全くない「絶望」という点ではカン総理以上の「無駄」になったのは明らか。

ま、なったらいいわ。総理大臣でも党総裁でも。
政権交代の希望も夢もブチ壊して、
永遠の堂々巡り「大自民党」設立の立役者になったらいい。
そうなってくれた方が「誰が悪なのか」ハッキリ判っていいから。

で、揃って消え失せろ。

2011.8.13
「朝日新聞」10版のトップニュースは、
京都スッタモンダ!の「被災松 送り火使用中止」。
まぁみっともない話で、京都に潜む「千年選民意識」の根深さを
全国に知らしめてる訳ですが、こんなもんはどーでもいい。
なんでこんなに盛り上がってんだろう?

その横に“並び1面”ながら圧倒的に省スペースで紹介されているのが
「電気代上乗せ 企業軽減」。
昨日も書きました「再生可能エネルギー特別措置法」修正について、
年間4900億円の電気料金負担増になる実質「増税」が
企業によっては8割以上割り引かれる実態が紹介。

ま、そーでしょう。
おバカな私でさえそーなるだろうと思ってたんだから。
安くしないと「出て行く」っつーんだから、日本の企業は。

ただ、その企業の負担軽減分が帳消しになるんじゃなくて、
税金で補われるってのはどうなのよ。
(税目/石油石炭税)
これがまた、電気代に転嫁されるため
結局企業が割り引かれた分は一般家庭の電気料金に上乗せされるので、
なんと!再生エネルギー発電システムを持たない家庭は
余剰電力買取分と企業の割引分の二重を取られてしまうことに。

これ、腹立ちませんか。

「朝日新聞」はこのカラクリを
「利用者が広く負担を分かち合う」と実に美しい表現で書いているけど、
こんなものぁ押し付け以外の何モノでもないでしょうに。

また、これだけに留まらない可能性は、
発電事業の新規参入事業者から
「もっと高く買い取ってくれないと!」と買取金額のアップが言い出されていること。
おそらくは、昨今やたらと再生エネルギーについて神のような発言をしている
携帯電話サービス業のアノ人あたりから出た発言だろうけど、
ここで稼げるんなら寄附の100億円も惜しくはないわな。

この買取価格がアップされれば、当然電気料金もアップ。
どっちにしても再生エネ発電機能を持てないカネのない人は、
ひたすらにカネを取られ続ける仕組みな訳ですな。
これによって誰が助かるって、割引される企業より誰より、
東京電力はじめ、地域独占の強化が出来て増収になる電力会社でしょう。
これを答えだとすれば、実に判りやすいし、
「カンの首3点セット」の大きな柱だった「再生エネ法」が
フタを開けてみたらこんなコトだった…なんて悪い冗談が過ぎる。

政官財はもちろん、マスコミも揃って大騒ぎしている中身が
結局利権をむさぼるものの現状維持でしかないとは。

もちろん、まだまだこれから開発しなければいけない再生可能エネルギー電源だから、
負担が一時的に増えるのはある程度はやむを得ない。
しかし、今見えてくる状況は「まず、財源の確保」と「特定団体の利益の確保」で
立ち消え寸前の原発利権の代わりとして
再生エネルギー利権を作ろうとしてるようにしか見えない。

なんなんだろうか。

2011.8.12
「こども手当」は言うに及ばず、「高校無償化」「高速道路無料化」「農家の戸別所得補償」と、
目玉公約をあっさりと捨てて野党に擦り寄る民主党執行部。
懸案の3法の国会審議をスムーズに進めるため、
「カン総理の首」と交換するためとはいえ、余りにも情けなくないかい。

同じく目玉企画だった「事業仕分け」も法的根拠の無いまま進めたせいで
せっかくの改革も企画案止まり。
今日の朝日新聞には仕分けで廃止判定した「スーパー堤防」が
縮小して存続とちゃっかり生き残りが確定。

「鼻血も出ないくらい、やる」と言った財政改革は、
努力の痕跡も見えないまま、簡単に増税シフトに移行してるねぇ。
「沖縄問題」も言うに及ばず。

結局、民主党は権力というものが欲しかっただけで、
与党になってしまえば「え?そんなこと言ったっけ?」「無理ですよ」で済ますつもりか。
あ、あと政党助成金と企業献金の二重取りもしてみたかったのか。
…こーゆーのって普通詐欺っていわない?
もしくはマルチ商法とか。

「カンの首3点セット」である「再生可能エネルギー特別措置法案」も成立したけど、
これなんて自民党・公明党時代に素地の出来ていたものに、
さらに業界保護、産業界保護を加えただけで、
負担は全て市民に行く仕組みを強化しただけじゃん。

※1.太陽光、風力発電分は設置家庭の消費電力量と相殺し、
余った分を電力会社が買い取る。
その際に買取分の補償として、非設置家庭の電気料金に一定額の料金上乗せが行える。
※2.電力を多く消費する「電力多消費産業」に対して上乗せ料金の軽減措置を追加。
しかし、家庭用電力と多消費産業界への電力とでは価格設定に差があり、
多消費産業界にとっては料金的にさらにおトクになる可能性も。
ちなみに、電力多消費産業の代表は自動車産業、電機産業。

東京電力福島第一原子力発電所事故の影響で、
電力の仕組みを正論で変えられるチャンスを向かえたのに、この体たらく。
悪は全てカン総理に押し付けて、ことさらに自民党や公明党とネンゴロになる理由はなんだ?
民主党が取込んでしまった負の遺伝子「憲法改定」への蠢動か。
それとも権力の責任の重さに耐えきれず思想が退行したのか。

内閣府は東京電力福島第一原子力発電所事故に関する、
政府・東京電力の定例記者会見(週2回)を、
お盆期間中中止すると発表。

「情報公開に逆行」と反対する記者に対し、園田康博政務官(民主/衆議院/岐阜3区)は
「日本の皆さんが大切な時期との意識を持っている。静かに見守らせていただく」と
全く持って意味不明な回答。
お盆の間は溶融した原子炉も冷温停止してくれると?

政府の仕事は今こそ不断であるべきなのに、
お盆休みが優先されるこの感覚。

もはや公約も捨てて、議員としてのプライドも捨てて、
震災から救うべき市民からも逃げて。
すべてから逃げるのか、民主党。

2011.8.11
枝野幸男官房長官が、沖縄県の尖閣諸島について
「他国が侵略してきたら、あらゆる犠牲を払ってでも自衛権を行使し、これを排除する」と
自衛隊出動も含めた厳しい対応を取る方針を示した。(共同通信)

自衛隊の法的根拠に照らしての答えとはいえ、この短絡。

何のために外務省があり、政治家があるのか自覚のカケラもない。
内閣の要であり、その前提である国会議員としての自らの存在について
その使命感も責任も何もお持ちでない様子。
無いのは首だけと思ってたら、まず資格がないヒトだったのか。

あらゆる犠牲を払う、とカッコイイことを言ってるけど、
その犠牲に自分は含まれないと理解してるんだろう。
だから簡単に「自衛隊を」なんて言えるに決まっている。
(たとえ野党議員の質問に煽られたとはいえ、信念があればかわせるはず!)

「やむを得ず」戦争をする判断を「勇ましいこと」とか「憂国の情」とか言うクソッタレは、
それが命を賭けたような政治判断だと思い込む異常な回路を脳内に持ってるんだろうけど、
命令で死ぬのは自衛隊員であり、前線で巻き込まれるのは市民。
自分は万が一の危険もないハリネズミの懐に隠れて、
「国のために死ね、死ね」と命じるだけなんだろう。

なんという、選民主義!なんという差別主義!!なんという無能!!!

この発言に抵抗しない議員しかいないのなら、民主党には1mmも期待しない。
(聞かれて反対を言うような議員も失格)
看過するのなら、自分たちもまた「命令できる立場だ」と同意してるも同然だもの。
こんなバカどもは全員たたき落とさないと、全ての市民が不幸になる。

泥棒自民党時代の悪をまだ振り切れてないのに、
すでに自民党よりも劣化してしまった民主党。
救いはもうないのか。

2011.8.10
九州電力の佐賀・玄海原子力発電所に関するシンポジウムで発覚した「やらせメール」問題で、
関連資料が九州電力原子力発電本部の副本部長の指示で廃棄されていたことが判明。
廃棄されたのは「やらせメール」に関する社内調査資料で、
原因に関わる証拠を隠滅する行為はもはや九州電力が世論に耐えられる
「真っ当な会社」では無くなっている事を明解に示している。

で、この発表をしたのは九州電力が設置した「第三者委員会」(委員長/郷原信郎弁護士)
隠滅されてしまった後での発表とはいえ、
「こーゆー事をする会社だ」という情報開示に果たした役割は大きい。

御用学者の重用など、とかく“主犯”の言い訳の為に設置されることの多い「第三者委員会」だけど、
委員長にしっかりとした意志、意図があれば、
「ダメなことはダメなんだ!」という原理原則が最低限守られるのははっきりした。

2011.8.9
1945年の今日、御前11時2分に長崎市上空で2個目の原子爆弾が炸裂。
建物被害は言うに及ばず、人口の60%を失うことに。

戦争に正義はなく、あるのはただ人が殺される、人殺しにさせられる地獄だけ。
得体の知れない場所から出される「命令」によって。

重要なのは国防ではなくて、民(を)護(る)の思想。
先の東日本太平洋岸地震で自衛隊が行った活動こそが
ソレである事に気づいた人も多かったのでは。
小銃をスコップに、護衛艦を輸送・洋上避難船に、戦闘機を救助ヘリに。

原子爆弾は多くの市民を殺したけど、その前段階では多くのアメリカ兵もまた
人体実験にかり出されて被爆している。
武器は「敵」に向けられるものだけではないことを
強く思い返して、今年を起点に自衛隊という概念が変わることを祈る。

2011.8.8
ま、デモをする権利も自由に意志を表明する権利も
日本では認められているんだから誰が何を言おうと、
その影響への責任を含めてテメェのケツをテメェで拭ければ無問題。

俳優の「嫌韓流」ツイートで燃え上がった「フジ批判」は、
主催者発表2500人、取材したJ-CAST NEWSによると500人という
5:1の誤差こそあるものの一定人数の抗議行動となって結実。
そんなに「韓流」を見せられることが嫌だったのか、この人たちは。

ヤなことはヤと言うのは抗議内容の質は置いても、大事。
凸電やスパムメール送りつけよりはインパクトがある。

しかし、デモ行動の中で「半島へ帰れ」だことの「韓流フジ潰れろ」と叫んだのは
抗議のスジを外れた無法者的行為。
いくらでも代替えの効くTV放送、ヤなら見なきゃいい程度の事を
民族主義にまで格上げする意図が相当キモチワルイ。
言ってみれば、理論武装も何も必要ない
ゆるやかな民族主義、国粋主義の入り口に利用されているんじゃねぇの?

特にデモの最後に「君が代」を歌った、というのは引っかかる。
このデモに参加した人の何割がこれに自然に同調出来たのか。
それを知りたい。

2011.8.7
東海テレビの「ふざけ心テロップ」に対し、
抗議のメールが9000件。
日本の人口の8割方がお怒りのようですな。
…って、日本の人口1万人チョイかよ!
失礼しました。

それにしても、便利な世の中になったお陰で
抗議も気楽に出来るようになりましたな。
関係各位に謝罪し、番組を終わらせ、スポンサー(JA全中)から逃げられ、
さらに個別の善意にもコツコツ対応しなきゃいけないんだから、大変。

言い間違いでさえ看過されないっつーのに
「ふざけ心」が簡単に許されるほど甘くないメディアの影響力を
メディア自身が気づいてない、ということでしょうか。
恐ろし恐ろし。

しかし、こんなどーでもいい事よりも今最も批判されて然るべき
経済産業省や東京電力にこういったメールが
具体的に何通届いたというニュースはあまり聞かないような。
まだまだ進行中だから累計しているのか、
メディアから質問がないから組織側が答えないのか、
それとも市民が「諦め心」で「言っても無駄」と思って送らないのか。

国やそれに準ずる組織相手にそんなことすると
警察とか住民票のある自治体に「通報」されて報復されると考えているのか。
監視・管理大好きなこの国ならありそうな話ですけど。

…つかねぇ、いい加減叩きやすいものを叩く、
歯向かってこない者だけを選んでフルボッコにする気分は
ぼちぼち卒業してくんねぇかな。
土下座して謝ってる相手の頭をさらに踏みつけるようなことが
「善意」とも「正義」とも思えないんスけど。

2011.8.6
広島で被爆した韓国人(当時は日本籍)の慰霊祭が、
5日平和公園内にある韓国人犠牲者慰霊碑で実施。

…同じ原爆で同じ日、同じ時間に被爆し、
その後も多くの広島市民と同じく後遺症に苦しんできた人が
なんで今日の式典を同時に実施できないのか。
この1日のズレに差別という原因が1%でもあるのなら、
世界平和を訴える言葉のすべてが色あせてしまう。

同じ人間として、同じ思いで、
鎮魂と平和の誓いを祈る日になってほしいと思う。
ならなきゃ日本の市民は、世界から嫌われても仕方ないとも思う。

2011.8.6
今年の2月から一部オープン化された官房長官記者会見に、
フリー記者の申込がついにゼロとなる事態。(朝日新聞)
「オープン化以来、申込がなかったのは初めて」なんだとか。

“だからフリー記者なんていい加減なもんだ”と直接は書いてないものの、
言外に「オレたちに任せときゃいいんだ」という記者クラブ的尊大を感じるこの記事。
しかし、本文を読むとフリー記者が参加ゼロにならざるを得ない
「一部オープン化」の問題点の方が強く浮き上がってくる。

平日の午前と午後の1日2回開かれている定例記者会見のうち
『菅内閣が』
『毎週金曜午後の会見をオープン化するよう内閣記者会に提案し、記者会も同意した』
という経緯で生まれた「一部オープン化」。
“本来ならアナタたちは入れない場所なんだけど、
特別にこの日、この回だけ入らせてやるよ”というタカビー意識がまずカチンと来るし、
曜日も時間も指定されてしまうと他の重要会見や取材が重なった場合、
取捨選択で参加出来ない(しない)っつーのも当然あること。

フリーの記者というのは身一つなんだし、
記者クラブにいるだけで給料の出るリーマン記者とは
行動原則が異なるんだもの。
役所の窓口と同じような、不便を当然のことと押し付ける
既存の記者クラブの感覚こそ異常だと気がつかないのかなぁ。

ちなみに、CSのニュース番組でこの官房長官会見風景が放送されるけど、
質疑応答の場面で記者席が映ると、着席率は多くて5割程度。
また質問と回答時間合わせても概ね20分足らず“シャンシャン”終了。
追いつめるような質問もなく、会見の延長もない、
こんな意味のないことを繰り返しているのなら、
そもそもこの会見が必要なことなのかの大前提から考えるべき。
全会見がオープンにならない理由を教えてほしいわ。

他の省庁や特殊法人などと同じく
記者クラブもまた税金をしゃぶる利権なのは周知の事実。
(年間数億円の施設運営費等を税金によって賄われている)
本来フルオープンであるべき政府情報を、
進んで規制をかけるような立場に成り下がっていることを、
これほど明解に示す記事は珍しい。(当人が書く、という点でも)

フリー記者参加ゼロが表したのは、
ニュースソースとしての会見の無価値と、
硬直化した大手メディアの無意味。
大きな声だけで簡単に踊らされないために、
より目を開いてニュースを拾わなければいけない時代になった、ということでしょうか。

2011.8.6
1945年の今日、8:15。
愚かな侵略戦争を突き進み、さらに引き際を見誤ったことで、
防げたかもしれない巨大な犠牲が6月には沖縄で、
そして広島で、続く9日には長崎で。

さらに今年、平和利用されていたはずの核が三度目の被害を。

未だ事態の収束を見せない「平和核」の被害を見れば
使う人間が凄まじく進歩、進化しないかぎり
核融合エネルギーは扱えないのではないか?とさえ思う。

今思う祈りを、継続したい。

2011.8.4
政府は原子力安全・保安院(経済産業省)と原子力安全委員会(内閣府)を統合し、
新たに環境省に「原子力安全庁」を創設することを提案。

なんかもう、過去ににも聞いた事があるような失敗組織の合併再編。
責任を追及されないコームイン組織の「看板掛け替え」にしか見えないのは、
保安院・安全委の構成メンバーがそのまま横すべりするだけな上に、
環境省が放射能問題に一切ノウハウを持っていないこと。

この組織が編成された場合、全く役立たずどころか「やらせ」を主導して
本来の役目を果たさなかった組織の悪行やサボタージュはチャラになり、
新組織の責任においてのうのうとリスタート出来るというこの「責任徳政令」。
適用されるのは行政組織やそれに近い国策企業ぐらいなもんですが、
こんなところでも人間としての差を付けられるとほんと腹が立つわ。

民間企業である東京電力の補償を「国(市民)」が担保してやるという、
銀行への「公的資金(税金)注入」と同じく意味不明な「原発賠償支援法」も同じ。
同じ時間を生きているのに責任を問われるものと問われないものが存在するなんて、
日本って国は近世以前の野蛮国ですか。

2011.8.3
夏の甲子園、三重県代表校で野球部員による万引き事件が「発覚」。
高野連からは「厳重注意」がお達しあり、
学校側は当該部員の大会参加を認めず、さらに秋の大会を辞退。

ま、こういった事例は暴力行為などでもお馴染みの
毎度毎度の出来事なんですが、
甲子園に出るレベルの高校でも「暴力はいかん」とか
「万引きをしてはいけない」という市民としてのマナーが守られないっつーのはどうなの?

バレたら今回の件みたく倍返しの制裁が待っているのにねぇ。
特に有名有力校ならなおさら。

そーゆー時のリスクを教えないのかな。
2〜3日まともなモノも口に出来ず本当に餓えて腹へって
「衝動的に」やってしまった、ということじゃないでしょ。たぶん。
今お店の人が見てないな…とか、仲間がいるノリで「つい」ってのが真相だろうけど、
そのリスクを教えるのも教育じゃないの?

勉強ができます、野球が上手ですってのは二の次の話。
部活動の精神を置き去りにしてアウトローを育てるのは、
学校の活動としてあり得ないでしょう。

それに生徒は処分されたけど、彼らを監督指導してきた「先生」や「監督」は
処分の対象にはならないんだろうか。(朝日新聞には記載無し)
理事長は「当該部員を外した」「甲子園出場に問題ない」と
サクっと言い切っているけど、オトナが、ましてや学校を運営するヒトがこの態度じゃ
どうにもこうにも。

生徒と共に苦楽を共にしてきた監督が、
生徒の首だけ差し出して、自分はのうのうと甲子園のベンチに座るなんて
普通は恥ずかしくて出来ないですわな。
今回事件が発覚した生徒と共に「オレ(私)も悪かった」と謹慎し、
副部長なり、キャプテンに試合を託す監督(教育者)、であって欲しい。

その上で生徒たちに再チャレンジのチャンスが与えられますように。
悪い事は誰だってするんだもの。
反省して、今後はそれをする者を注意出来る人になればいいじゃん。
頑張れ。

2011.8.2
批評批判は言論の自由の発露。
なので、私のようなイイ加減な人間でもエラそうに文章が書けるのですな。
ありがた、ありがた。

しかし、昨今の中国や韓国との報道姿勢における、
一部市民の“ハリネズミ”状態はいかがなものか。
特に、本来自由発言・表現が出来てグローバル化の象徴のようなネットにおいて、
右翼化が多数的行動を見せる事が多いのは不思議。

その最も旬な現象が、昨日パフォーマンスだけして帰って来た「ウルルン」自民党議員団であり、
「フジTV批判」で暴れる男性俳優の件。

有名女優の夫(俳優らしいけど知らない)が「韓国の番組ばっかし放送してムカツク」とツイートしたら、
それが火種になってアッと言う間に関係先が炎上。
(ネットのみならず、フジには電話攻撃も集中)
夫のヒトはその後も自分の感想をつぶやき続けた挙げ句、事務所を「自主退職」。

自分の意見を通す、という点では原発問題絡みで事務所から自主退職した山本太郎氏と同じように見えるけど、
この夫のヒトの場合は前提がチャチ…いや失礼…ほんとに「カレー、好き?嫌い?」ぐらいの話で
意見や主義というよりも駄々っ子が地面に寝転がってギャーギャー騒いでいるぐらいにしか見えない。
たまたま、ちょっとした有名人で、ネット上でのお騒がせを以前にも起こしていたことで
その発言を面白がられ、さらに本人もそのリアクションを自分の存在感として楽しんでいただけなのに、
こーゆー事を世論にしたい怪しい「著名人」が「そうでしょう、そうでしょう」と
ウジが湧くように出てくるから始末が悪い。

週刊ポストウェブの記事によれば、躍り出て来たウジと発言はこんなトコ。
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20110801/JCast_103148.html

元航空自衛隊幕僚長の田母神俊雄
「テレビで韓流ドラマが一日中流れていることに私も違和感を感じています」
「公共の電波を使って韓国の情報戦略に協力することは止めてもらいたい。
しかし、どこからかカネでも出ているのかもしれません」

元横浜市長の中田宏
「(夫のヒトは)正論言ってるよね。ずっとそう思ってた。一体どこの国のテレビって感じ」

元国交相の中山成彬
「乗っ取られているテレビ界の内実を知って我慢ができなかったのでしょう」

自民党参議院議員の片山さつき
「彼が提起し皆さんが共有する危機感に焦点を当て、攪乱勢力を排して行きましょう!」

これに対する反論(正論)は記事を読んでいただくとして、
なんでしょうね、上記のヒトたちの異様な現実認識。
このままでは日本は韓国に乗っ取られるんですか。へ〜。

いちいちブームが起きる事で「民族、文化の危機だ!」つってるなんて、
危機意識を利用した宗教的煽動に過ぎないでしょう。
娯楽の多様化が韓国ドラマやポップスを見つけ、盛り上がっただけのことで、
アメリカ文化やヨーロッパ文化を日本の市民が親しみ馴染み楽しんで来たことの線上にある現象を
なんで判らないんだろう???

日本の文化だけに浸って生きて行きたいのなら、
嫌いな文化を「見なければいい」だけのこと。見ない自由もあるんだから。
ことさら拡大して「アイデンティティーの危機」なんて煽るのは、
結局それを言う人間が自分のステータスを揚げたいがために、
無知で無能な市民を啓蒙してやろうと浅ましく考えているからだろう。

意見を言う際に「私たちの」とか「日本の」とか言う連中は、
基本、卑怯者と思っていいというのが私の持論です。

2011.8.1
15%の節電を!と政府、電力会社、マスコミが
ワンワン騒いで振り回した「節電の御旗」が、
東京電力が「数時間ほどで作った」アバウトなデータに基づいていたことが判明。
(朝日新聞)

電力使用量のデータが企業向け「大口契約者」のものしかない中、
「様々な仮定」から一般家庭やコンビニなど小規模事業者向けの消費量を
最大2500万キロワット/午後2時と推定。
これが15%の節電根拠になったわけですな。

…しかし、エアコン、冷蔵庫、屋外照明などなどを
24時間稼働させているコンビニと一般家庭を合わせるのはどうなの?
蛍光灯を少なく点灯させているコンビニは知ってるけど、
一般家庭みたくエアコンを自重したり、ましてや冷蔵庫の電源を落としている店は見た事無いねぇ。
つまりは2500万キロワット自体がかなり多めに見積もった結果なんじゃなかろうか。

それを明らかにしているのがこのウサン臭い「東京電力製」データを元に
15%節電を広報した資源エネルギー庁(経済産業省)の想定した「一般家庭」像。

『午後2時の在宅率が6割』
『1/3の家庭にペットがおり、留守でもエアコン稼動』
『10〜15畳タイプのエアコンが2.6台設置してあり、それが全稼働』
『一般家庭タイプの2.6倍の電力を使う冷蔵庫が1.2台ある』

こんな家庭、今どきある?
経済産業省の官僚はこーゆー暮らしをしてらっしゃるのか。

それやこれや「原発が無いと困りますよ〜」の大義名分を作り上げるために、
官民共同で作り上げたデータ。
これをホイホイと右から左へ報じまくったマスコミも同罪。
このニュースを書いた「朝日新聞」も、同じ面、
この記事の真横に「企業、節電の知恵様々」なんて併記してる始末。

官製データがウソばかりなのは、過去の公共事業や高速道路の交通量見積もりで判っているはず。
今回の件だって「省エネ」根拠の「節電」を言うならまだしも、
明らかにウソと脅しの情報をそのまま精査しないで載せるなんて
どうかし過ぎてる。

報じてはみたものの、これも後日の「ウソを言ってたのか!」という突っ込みへの対策なのか。
「載せてますよ」「読んでないんですか」と開き直るための。
(朝日新聞系論説員の常套句)

2011.7.31
「テレビ朝日」が「CS朝日ニュースター」を運営会社から貰い受け、
現在放送中の「テレ朝ch」(ドラマ・バラエティー専門)との2ch体制にすると発表。(29日)

他のキー局はすでに多ch体制(日本テレビ/3ch、TBS/2ch、フジ/3ch)に移行している中で
ようやくテレ朝も動きだしたか…ということだけど、
不安なのは「朝日」の冠をつけながら独立性を保って来た「ニュースター」が、
テレ朝の対権力腰折れ主義に染められるんじゃないかという点。

かつて、年内一杯でジャーナリスト廃業を宣言している上杉隆氏がレギュラー出演している「ニュースター」の番組に
「原子力体制に批判的な発言をした」として電気事業連合会がそのスポンサーを下りたと報じられたことがあったけど、
その時も番組を切らずにスポンサーを切った「ニュースター」の気骨を、
はたして「テレビ朝日」が貫き通せるのか。

他局のニュースchに比べても出色であり、むしろ唯一の「独立したメディア」じゃないかと思う「ニュースター」。
それが地上波横並びの中途半端な報道姿勢しか貫けない「テレビ朝日」の支配下に置かれると思うと、
2ch体制になる来年4月が不安でならない。

2011.7.30
九州電力のみならず原子力を規制管理する済産業省原子力安全・保安院までが
関係者の動員で「やらせ」世論を作っていた事が判明。(毎日.JP)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20110729/Mainichi_20110729k0000e040087000c.html?_p=1

電力会社だけでなく経済産業省原子力安全・保安院までが「世論工作」に手を染めていた??。
中部電力浜岡原発4号機(静岡県)のプルサーマル計画を巡る政府主催シンポジウム(07)で、
保安院が主導して賛成派動員指示を行ったとか。

4年も経過して…というよりも、今この現状でついに「原子力ムラ」もほころびが出た、と言うべきか。
作り手、動かし手、そしてチェックまで同じ穴のムジナ集団による安全神話創成でここまで来たんだから、
当然こんなこともあって然るべきだとは思っていたけどねぇ。

記事の中で気になったのは、浜岡原発運転差し止め訴訟事務局次長の塚本千代子氏の発言。

「驚きもしない。前から分かっていたこと。
シンポに出ると、いつも地元の漁協や農協の人が発言して原発推進意見を述べるが、あれも頼まれていたのだと思う。
シンポ自体が国や中部電が市民に対して説明したというアリバイを作るためのものでパフォーマンスでしかない」

ということは、原発の保障目当てで農協も漁協も動いていたっつーことなの?
今回の東京電力福島第一原子力発電所事故で、福島県や周辺の農業、漁業は大打撃を受けたと連日報じられているけど、
実は彼らも同じ穴のムジナだという可能性もあるのか。
(主導したのは“組合”という上部機関かもしれないけど)

それとも上記の発言は浜岡に限った話で、福島は違うんだろうか。
続報を待ちたいところ。

2011.7.27
あまりにも悲惨な中国高速鉄道事故の検証は必要だし、
開業以来大きな事故の発生してない日本の新幹線も
これを「他山の石」として
安全を「神話」にしない安心して身を委ねられる乗り物に進化させていただきたいもの。

が、マスコミ各社(特にフジサンケイ)は事故後の中国政府対応をことさらに批判し、
「しょせんは…」のアジア蔑視点でひたすらバッシング。
なんかもう、東京電力福島第一原子力発電所事故で
世界中に恥と迷惑をバラ撒いたことのウサを
この件に載せて晴らしてるみたいに感じるんですけど。

福島の件はまだまだ進行中で、事故の経過も現在の状態も不透明。
マスコミが伝えるのは「来夏の節電」と、今後の賠償に備えて「次年度からの増税」の覚悟だけ。

事故物件を目につかないよう「無い無い」して、
被害補償も最低額しか提案せず、
事故の検証も何もないまま即時運転再開しようとする、なんて
日本政府と中国政府のやってることはまるっきり同じじゃないの。

テレビ朝日「やじうまテレビ!」は、
中国政府がマスコミ各社に対して「事故を深く追求するな」
「国家に対する大きな愛を報道しろ」と異例の通達を出したと批判しているけど
これもそのままリフレクションで日本のマスコミ当てはまりそうな話。

ジャーナリズムは権力から独立した正義を掲げるべきで、
色付きヒモ付きお墨付きの正義なんてものはあり得ないと覚悟を決めろよ。

2011.7.26
経済産業省資源エネルギー庁「報道機関の原発関連の記事を監視する事業」を実施していたとか。
(“センス・オブ・2ch”共同通信)

さらに本年度は東京電力福島第1原発事故を受け、
「ツイッター」やブログなどのインターネット情報を監視するための補正予算を計上。
つまり、原子力関係の書き込みをする人を特定したいわけだ、経済産業省は。
震災の復興に関する補正予算の中に、こーゆー明らかなムダがまぎれているんですな。

ちなみに08〜10年度に実施された事業名は
「原子力施設立地推進調整事業(即応型情報提供事業)」。
計約4000万円で外部委託してきたっつーことだけど、
これが特殊法人に依頼されたのなら堂々の「天下り利権」だし、
東京電力はじめ各電力会社関連のシンクタンクに依頼されたのなら、
その経費はしっかりと電気料金に上乗せされて
国のスパイ活動を市民が支援することになる。

なんだろねぇ、経済産業省ってのは。
経済界のチェックよりも市民監視を優先するのか。

原子力発電に関する世論を知るための調査だ、といえば聞こえもいいだろうけど、
ネットに犯罪の芽をみつける「サイバーコップ」はじめ
警察庁が全国にネットさせた“犯罪防止のための”Nシステムなど
(個人が特定出来るレベルの道路監視カメラシステム)
市民監視の強化を進めている、その一環に近い印象を持つのは私だけでしょうか。

2011.7.25
東京電力福島第一原子力発電所事故の現場で
作業員が被ばく状態を計測する「線量計」を付けずに作業していたことを
テレビ出演で明らかにした海江田経済産業大臣。

「頑張ってくれた現場の人は尊いし、日本人が誇っていい」とまで褒め讃えた海江田大臣。
…アタマ、おかしいんじゃねぇか?

そんなことを東京電力が許していたんなら即刻止めさせて厳重に注意すべきだし、
ましてやそれを素晴らしい行為として賞賛なんて普通のアタマなら出来ない話。
特攻隊を嫌も応もなしに送り出した者が
戦後「国のために…」と自己弁護のために利用した事とどう違う?

放送後、あらためてその事実を問われると海江田大臣は
「勇気のある人たちという話として聞いた。今はそんなことやってない」と言い、
さらに「決して勧められることではない」と打ち消し。
いやいや、そっちをテレビで言いなさいよ!

線量計の装着は原発で緊急作業する人の義務。
労働安全衛生法で定められた事が守られていないのにも関わらず、
ヒーロー扱いの美談でまとめたがるこの人間性。
さすがは経済幇間家出身。キチガイ。

つい先日の国会では野党から袋だたきにされるのを覚悟して
手のひらに「忍」の一字を書いて答弁した海江田大臣。
わざわざ挙手する方(カメラが捉えやすいように?)に文字を書いてまで
耐え忍んだのは誰のためかね。

さらに広島県で講演した野田財政大臣は
「来年の夏は電力不足」と早速話を未来の不安にシフトさせて
「国が責任をもって原発の安全性を確保し、立地自治体の後押しをしなければならない」と
これまた原発推進に意気軒昂。

裏を返せば今年の夏の電力不足はもう大丈夫なの?と思うような発言だけど、
まぁ国の財政も年金も「先は不安だ」と言い続けてればどうとでも出来る世界。
「よっしゃ、よっしゃ」の時代じゃないのはみんな判っているけど、
そのことを言う事でコイツが誰の安心のために動いているのか、
それを見極めないとダメ。

この大臣も出身議員全員が「スカ」の「パナ下政経塾」出。
エラそうなことを言うだけの技術しかない無能が
なんでこのタイミングで財務省を率いることになったのか。
これこそが最大の国難じゃないか。

2011.7.25
“原発銀座”福井県で、停止中の原発再稼働に反対する県知事を説得するよう
経済産業省幹部(もってまわった表現)が
知事の有力支持者(川田達男福井商工会議所会頭・セーレン社長)に依頼していた事が判明。
(朝日新聞)

海江田大臣の「安全宣言」直後、
原子力安全委員会・保安院から稼働要請受けた福井県知事はこれを拒否。
これを受けて「知事を説得してくれ」と経産省が動いたっつーことなんだろうけど、
昨日も書いた「原子炉鋼材の質に不安定な部分がある」とか、
カン総理が“突然言い出した”「ストレステスト」とか、
本来ならそっちを先に言わなきゃいけない組織である安全委と保安院が
運転第一の経産省の意向を率先して工作するのはどうなのよ。

工作活動から約1ヶ月経って発表されたこのニュース。
まず遅いよ!と言う点で腹が立つけど、
さらに腹が立つ…というより恐ろしいのが、
「取引」が成立していたら再稼働していた可能性がある事。

「取引」とは、県知事を説得するために政策課題である「北陸新幹線の福井県延伸」。
これをバーターに出来るなら説得しようと言った川田氏に対し、
経産省幹部(誰なんだ!)は「カン政権は新幹線(整備事業)をやる気はない」と拒否。
これにより「取引」は決裂してしまった訳だけど、
新幹線が通ることと原発の再稼働を「取引」するって、恐ろしいなぁ。

もし「ああ、それくらいなら大丈夫っす」と経産省幹部(ほんと、誰?)が言ってたら
“カネで票を買って来てくれる”支持者の説得に応じて
県知事が再稼働をOKしていたかもしれないもの。

福島県の状況を見れば原発の事故被害の果てしない広がりも充分判ろうものなのに、
県に新幹線が欲しいだけで安全かどうかも判らない危険物を動かす判断を強いるとは。
経済界はホントおカネだけのために動いてるんですなぁ。

いや、おカネは否定しませんよ。無いと困るし。
しかし、普段高潔なことをのたまいまくってる“社会のトップw”が
新幹線ごときと、県民、またその周辺の自治体に暮らす市民の安全とを
簡単にバーターしちゃう精神が恐ろしい。

2011.7.24
運転開始から35年以上たった九州電力玄海原発1号機で
原子炉の製造ミスの可能性があることが判明。
九州電力が「今月初めて公表」した鋼材の劣化試験データを調べた結果、
圧力容器を作る「鋼材そのものに欠陥」がある可能性…って、
ストレステスト以前の問題じゃねぇの。

それまでの安全!合格!の判断ではこの点は見過ごされてきたのか、
それともハナから本気の検査なんかする気が無かったのか。

だとしたら、現在運転停止中の他の原発にしても、
まず建物の構造から審査し直さないと
「今まで壊れなかったのが奇跡」の「粗悪な原子爆弾」に過ぎない危険物を
ますます「電力不足」程度の言い訳での再稼働を許す訳にはいかんでないの。

それにしても、原子力安全委員会、保安院、そしてその元締めである経済産業省ってのは
何をするための機関なんだろう。
「官僚が70歳まで安定した収入を得られる」天下り利権の構築に専念して、
そのための装置なら危険だろうが何だろうが「オッケー!オッケー!」で
「悪いのは政治家と組織です」と通して来たっつーことですか。

装置の安全は基本の「き」。
それで今までどれだけの企業が追求糾弾され、
中には会社として消えたものまであるというのに、
国の組織だからとか独占企業だからとそれが許される道理はない。

またこのニュースを取り上げないメディアは、
もう必要ない存在としてパージしなきゃ。

2011.7.22
下の「西日本も、さぁ節電だ」の社説の真下、
2本立てになるもう1本の社説は「メディアの信頼壊すな」。

こちらはイギリスの盗聴事件を取り上げたもので、
(ルパート・マードック氏所有の新聞社が取材対象の電話を盗聴していた)
取材を円滑に行うために警察へ賄賂を贈り、
さらにキャメロン現イギリス首相の選挙に有利へ働く内容を“スクープ”したとして、
「新聞と権力との構造的癒着」を批判。

イギリス国内の新聞の4割を所有する“メディア王”に対し、
「ビジネスを優先し、報道機関が守るべき倫理がなおざりになってはいなかったか」と反省を求め、
返す刀で「政治家も、メディア王の力を自分のために使おうとしてなかっただろうか」と
これまた正論をブチ挙げる。

で、その構造的癒着をただすには「権力の規制」よりも「自浄力」だと朝日新聞社説子。
今回の件を「スクープ」した他社(ガーディアン)を評価して、
「市民の知る権利にこたえる本来の役目を自覚したい」とまとめ。

…同じクチが言った(書いた)とは思えないような…。

いや、結局内容は「こうあるべき」の正論をブツだけで、
先の「さぁ節電だ」とおなじことか。

たとえば、この盗聴が凄まじい悪行を暴くために行われたことだとすれば
朝日新聞は認めたんだろうか。
無罪の可能性が出て来た「小沢献金問題」で、
検察がどうやっても小沢氏に罪を着せたいと上層部が会話したり、
また決定低に無罪の証拠を得たとしても、
それが盗聴という手段で得た場合、
不当な手段だとして朝日新聞は無視するのかな。
もちろん、一般の市民が同じ状況でも。

権力の悪を撃つのに「フェアプレー」だけで通じると思っているのなら、
それは甘すぎるし、それだからこそ簡単に「さぁ節電だ」と言えるんだろう。

2011.7.22
「社説を読めばその新聞の言いたい事が判る」(二木啓孝氏)

本日付けの朝日新聞は社説で「西日本も、さぁ節電だ」とタイトルを掲げ、
「列島あげて節電に全力をあげなければならない事態になった」と
諸手を挙げて夏の節電を呼びかける政府を支持。

今“なぜか”このタイミングで発生した関西電力の稼働原発と、
中国電力の火力発電所のトラブルで「電力供給の見通しが一気にひっぱくし」、
「節電体制づくりの準備不足」の西日本では「節電でしのぐしかない」状況。
なので「節電が不可欠な現実と向き合わなければならない」と
タイトルにある「さぁ節電だ」の旗を振る朝日新聞。

社説のラスト、1/10程度残ったところで
「計画性を欠いた政策変更を繰り返す政府」と
「やらっせメールに象徴されるような企業体質」の電力会社をチラっと批判し、
「国民の不信感は募っているのだ」と怒っているけど
そこを主文にしないで言い訳程度、最悪後日の批判を逃れるための方便に使ってるようじゃ
どう読んでも“政府の言う事は聞くもんだ”以外の意図は伝わってこない。

最後の最後に「(電力不足を説明する)もっと根拠のある数字」と
「納得できる説明」を「夏を乗り切る最低条件」と書くのなら、
なんでそれを朝日新聞が取材してまとめないのか??
それをする事は政府、経済産業省、電力会社の頭越しになるから、
失礼にあたるとお考えですか???

またしても太平洋戦争(15年戦争)の時と同じ、
体制維持こそが新聞の勤め!との“プチ特権”が欲しい奴隷根性がにじみ出てきたか、朝日新聞。

朝日新聞の病巣は、権力を持つものとそうでないものを同じ土俵にあげて
「正々堂々勝負しろ」と言っている不平等と無責任に
本人がまったく気づいていない(か、無視している)こと。
ボブ・サップ氏とMr.オクレ氏のマッチメイクで真っ当な試合が出来るわけもないし、
それが成立したら「八百長だろ」と誰もが思うことでも、
朝日新聞は「結果は結果だ」と認めるんだろうか。

…たぶん認めるんだろうな。
結果セメント試合になってMr.オクレ氏が死ぬことになっても、
朝日は死者を讃え、勝者の思いやりや苦悩を描いて「美談」を作るんだろう。
(これは朝日に限らず全ての大手メディアにも言えることかもしれない)

傍観者であり、野球の審判のように侵されることのない絶対権力者のつもりの朝日新聞。
魯迅のいう「フェアプレーには時期尚早」の精神が無ければ
「権力を撃つ」報道機関は成立しないんだと判らないのかな。

2011.7.21
キャノン2012年度入社の新卒事務採用説明会のインターネット予約受付で。
「事務系(東京大学の方)」「事務系(一橋大学の方)」と有名上位大学の名が指定明記された予約枠と、
単に「事務系」とだけ書かれた“一般大学”枠が並んでいる事が話題に。

J-castニュースの取材に対しキャノン担当者は「学歴なんて関係ない」としつつも、
「誤解を招いてしまった」事に対して「気をつければ良かったかもしれない」と弁明。
まぁ、こんな露骨な学歴フィルターをウカウカ認める訳にはいかないもんねぇ。

キャノン現会長である御手洗冨士夫氏といえばキャノンにおいて発覚した「偽装請負」(請負などの非雇用契約を偽装した違法派遣)を推進した張本人であり、
経団連会長時には「(偽装請負を正当化するため)派遣法を改定しろ!」と言い放つなど、
たしかに「学歴なんて関係」なく会社のために労働者を使い果たすのも厭わない「超自由主義経済」の信奉者。
(超って書いてますけど、奴隷的労働制への回帰というべきか)

わざわざ大学別に説明会をするっつーんだから「偽装請負」や「派遣酷使」のリフレクションとして
エリート集団を作ろうとしてるんだろうけど、ほんとキャノンってキモチワルイ会社だなぁ。


2011.7.20
夏場の電力不足という電力業界の脅迫に相乗りする福井県は、
「節電コンテスト」と称して8〜9月の電気使用量が全年度比マイナス10%だった場合、
抽選で1000世帯に5000円の商品券を贈る企画を発表。

総額500万円の税金を投入するこの企画。
まぁ西日本屈指の原発銀座(13基)を抱える福井県ならでは、
どの財布から出たカネなのかも気になるところ。
企画のハシの方に関西電力&北陸電力PRESENTSなんて入ってんじゃないの?

さらに、マスコミと政府の大合唱で進む「節電ファッショ」が大きな影響を与えているに違い無い
「国内熱中症による死者、昨年の4倍」(ブルームバーグ)という事態の中で、
懸賞金まで出してさらなる節電を強いるのは、市民の安全と福祉を司る役所がすることか?

北陸に近い福井県の夏がどれくらいなのか、おそらく山陰と大差ない「暑さ」だと思うけど
例年フェーン現象で異常な高温を記録する富山と隣り合わせだという地理的要素を考えれば、
5000円のために節電を煽るのは本当にヒト殺しを推進してるんじゃないの?と感じる。

企画チラシには「エアコンの控え過ぎによる熱中症などに気をつけ、無理のない範囲で」とエクスキューズも入れているらしいけど、
これはもう明らかに何か起きた場合の対処だし、
これを入れるということは「今の季節の節電は体に害を及ぼしますよ!」ということを判ってるんでしょうが。

判っていながらそれでも節電せぇと言い、さらに「還付金」であるべき公金をあたかも降って湧いた賞金であるかのように使い、
電力がジャブジャブ使える楽園を夢見させる役所の卑怯愚劣。
やはりソコに何か美味しいものがあるんだなと勘ぐられても仕方無いでしょ。
タバコの箱に「健康に害があります」って書くほうが余程親切だわ。『死んでもいいんですよね!』という念押しだもの。

節電ばっかし言わなくても、日本には昔から「省エネ」という資源保護と効率化を謳った素晴らしいスローガンがあるじゃないの。

電力が無ければ成り立たない暮らしが前提の現代(特に私などは)、
原発が安くて安全どころか「資源」として人が扱うにはまだまだ難解なモノだった事がはっきりしたんだから、
次の「資源」開発までエネルギー全体のバランスを考え直しましょう!って旗を振るのが先でしょう。
電気を作る方法から、それを送る方法まで、もっと効果的な方法をデザインするのが政治家と役所の仕事じゃ無いのか。

節電コンテストなんてバカげた殺人企画じゃなくて、
自治体の未来を見据えたエネルギー施策の提案が見たい。
それを期待してこちらも無駄なエネルギーを使わないように、しかし、普通に暮らして見守らせていただきます。

2011.7.19
全国高校総合文化祭(8月3日〜7日)を福島県で開催するってのは、どうなんだろうか。
ホントにやるべきなんだろうか。

原発事故がまだ続いている中、放射能被害もまだまだ未知の領域に向かって進んでいる中、
これから生きていかなきゃいけない高校生が全国から集まって、進んで被ばくしなきゃいけないなんて。
…なんだい、「福島は大丈夫!」っつー表明のための学徒動員か?

若い人はいいも悪いも熱意を持ってしまいがちだから雰囲気で「やろう!」と言うかもしれないけど、
大人は「いや、待て待て」と分別を持って停めなきゃ。
今3年生の彼らには高校最後の!という思いもあるんだろうけど、一生を被ばくして過ごさなきゃいけない事を分ってるんだろうか。

放射能レベルに応じて試合を中断する、という夏の高校野球福島県大会も同じ。
彼らの未来を犠牲にすることで、東京電力福島第一原子力発電所事故が解決する訳でも、
放射能に汚染された大地が急速に回復する訳でも無いんだから、
自己犠牲を押し付けるような雰囲気作りは避けなければいけない。

それはそれ、これはこれ。
美談で救われるのはけして被害者では無く、本来なら責任を負わなければならない立場の人間だというのは
靖国神社の例を見たって明らかじゃないの。

また夏の高校野球とこの総合文化祭(主催/文化庁他)を後援する朝日新聞は、
開催の賛否含めての経過を取り上げつつ最終的には地元の生徒達の決断を「支持」。
中継大会に出場する石川遼氏の無免許にけして触れないテレビ朝日の姿勢と同じく、
自分達の利益(報じる事で得られる寡占的状況)のためなら子供達が被ばくするかもしれない可能性は無視ですか。
こうやってかつての戦争も「支持」したんですな。

2011.7.19
コンビ二大手のローソンの新浪剛史代表取締役社長の発言。(於:経済同友会)
「中国、韓国、台湾も原発技術を開発中で、日本は原発の開発をやめてはならない。
福島の事故は技術に不備があったというより人災だったのではないか」

ローソン、がっかり。
包丁で殺人事件が起きたり、車で事故が起きたりするレベルと、
東京電力福島第一原子力発電所の事故が同じレベルか。

開発を進めるんなら現在までの「安全神話」にのっかっている原発は停止。
今回+20%の自然災害が発生した際に安全に停止できる技術を開発できるまでは、せめて新規増設は不可。
他国が開発を進めているのなら日本も参画して、
GEなんかより遥かに安定して安全な原発を、
もしくは次世代エネルギーシステムを東アジアから発信すればいい。
それをなんで競争に負けちゃなんねぇ!となるかね。
ローソンは海外にも進出してんじゃねぇの??

個別の店鋪に罪がないとはいえ、今後はローソンは他に選択肢が無い時以外はつかえねぇなぁ。
せめて社長が交代するまでは。

2011.7.13
環境省は、国内の商業用原発全54基を停止して火力発電に切り替えた場合、
co2排出量が1年間で最大2.1億トン増えると発表。
co2を出さない原発がすべて停止すると排出量を1990年比で16%押し上げ、
巨額の排出枠購入を迫られることになる。

江田五月環境相が発表なさったそーだけど、
名馬も老いては駄馬にも劣る…とまでは言いませんが、
なにゆえこんなお役所のウソを簡単に信じてしまうのかが不思議。

もはや皆様ご承知の通り原子力発電は「コストの安い電気」だと言えないのと同様、
co2排出量においても原子力発電は虚構の上になりたつ存在。

多くの科学者がCSなど「日陰のメディア」で
原子力発電に必要なウランの採掘や、国策により増加し続けたプラントの工事作業、
維持管理体制など発電以外の部分で原子力発電所は「co2を出さない」とは言えないと
明らかにしているのに(確かにその通り)、
その部分は一切無視して「ゼロ」とは恐れ入谷の鬼子母神。

これは日本だけがズルしてるんじゃなくて、
原発を持つ先進国全てがこの虚構をタテにco2排出の責任から逃れている訳ですが
江田大臣のような超ベテランがこんなウソに相乗りするとは
やはり性能の劣化を感じないわけにはいかない。

また「巨額の排出枠購入を迫られる」という脅しは
原発の工事からPRに至る“経費”全てに
電力会社の利益を上乗せされて「電気代」を支払う市民に、
co2排出料金負担までお願いしますよ!という宣言なのか。

環境省は母体の1つに通商産業省(後の経済産業省)を持つ、
「原発ファミリー」の一員。
環境の部分からも親分を後押ししよう、ということなんだろうけど
こーゆー事しかしない官庁がなぜカン総理よりも叩かれないのか不思議。
なんでしょうね、政治家は任期があるけどお役所は「永遠に不滅です!」ってか。
あーもー腹立つなぁ。

2011.7.12
『テレビを持たず、パソコンなどの通信端末のみで受信する人からも
受信料を徴収することが望ましい』とNHKの受信料制度等専門委員会。
「『伝統的な放送』の役割・機能を果たすことができるメディアになりつつある」とネットを評価した上で
テレビと同等の“受像機”としてパソコン等の通信端末に料金を付加する提言をしたみたいだけど、
携帯電話でワンセグ受信しているヒトはどうなるんでしょう。

もしかしてワンセグ受信料として携帯電話料金に上乗せされるのでしょうか。
う〜ん、それならNHKだけ外してくれねぇかな…っていかないんですよね。
テレビがあるトコには義務として受信料が発生するっつーのがNHKの常識だから。

地デジ化で「買い替えねぇと見させねぇぞ!」という
市民への恐喝・カツアゲを総務省と推進してきたNHK。
取れるトコからはどうやってでも“盗る”浅ましさは、
まさにコームインや官僚的。

携帯にそんな料金が乗ってくるようになったら
腹立って機種変更してしまうかもしれんなぁ。

2011.7.11
朝っぱらから聞かされるヒデタケとその相棒サンケイ乾の寝言放談もかなり慣れたと思っていたけど、
一国の首相に対して「生理的に受け付けないから辞めてくれ」は無いだろう。
それは私があなた達に言いたい台詞だし。

アメリカに評価される事しかしてないポンポン痛い安倍ちゃんの「再チャレンジ」はなんら文句なく認めたクセに、
(ウィキリークス公開の情報では安倍政権が取り決めたアメリカ寄り政策は全てエクセレント評価)
死に体でもいいから電力構造改革だ!と現役にしがみつくと全否定の罵詈雑言。

さらに最近のマスコミ内流行である「電力不足」を煽るだけ煽ってる様は、
マスコミが社会の公器であるなんて理想を軽くふっ飛ばして、権力の幇間でしかない実態をまざまざと感じさせてくれる。
サンケイ乾は「原発を早く動かさないと熱中症で次々人が死にますよ!」とまで言ってたけど、
熱中症で次々人が死ぬのは、過度の節電を「善」の御盾でグイグイ市民に押し付けたマスコミの責任だろがい!!!

田中 優氏が力説する「電力使用量が最大になるのは年間で10時間前後」とか、
民間会社が持つ発電能力を一般に開放する(発送電の分離、自由売電)構造改革を行えば
今すぐでなくても脱原発は可能じゃないのか?と私でさえ思うのに、
それは一切無視して「足りないんだ!」「使うな!」の連呼だけ。
どんなけ権力にコビたら気が済むんだろ。

メディア・リンチ(霍見芳浩氏の表現/ニューヨーク市立大学教授)してるヒマがあるんなら、
世論調査なんて無責任なことばかりせずにもっと真面目に取材してマスコミとしての仕事をしろ!

2011.7.7
参議院予算委員会審議で、地元との再稼動合意後に「やっぱり、ストレステストを」と言い出した政府に対し
自民党 礒崎陽輔議員が「腹を切れ」と海江田経済産業大臣へ暴言。
じゃ自民党は全員+一族郎党が張り付け獄門、もしくは打ち首ですわな。

もともとは自治省(現総務省)の官僚上がりみたいだけど、「腹を切れ」とはなんとも語彙の汚いことで。
選挙区 大分県の人はみんなこうですか?もしかしてB型???

ストレステストを後から言い出すのは確かに順序が逆だろ!とは思う。
しかし、やらないようりは実施した方が当然よろしい訳で、
むしろ野党としてはそれが再稼動のために不正が行われないかどうかを監視するべきだろうに。

…あ、泥棒自民党は再稼動賛成ポジションなんだっけ?
もしかしてストレステストで「マジでヤバイっす」な結果が出ることを恐れているのか?
ああもう、やっぱり獄門、獄門!!

さらにマスコミも急に決まったストレステストに対して概ね批判的だけど、
それまで「原発の安全宣言は早過ぎないか?」と批判してきたんだから、ここはコレを支持してもいいんじゃないか。
事故の想定を見直しましょう!というのはカン総理の延命云々よりも大事なことだろ。
結局こいつらも電力による経済の影響や、市民生活の不便を訴えているフリをしながら
原子力関係の利権こそが早く再稼動してほしいだけなのか。

2011.7.7
「日刊ゲンダイ」2011.7.7号によれば、九州電力玄海原子力発電所の再稼動を容認した古川佐賀県知事は、
“父親が「玄海原発PR館」の館長をしている”という立場。
さらに原発がある玄海町の岸本町長は九州電力と取り引きのある地元ゼネコンを実家に持つ身。

こーゆー人たちが「安全性はクリアされた」と言うのを簡単に信じられるのかな?

2011.7.7
玄海原発(佐賀県)再稼働に理解を得るために経済産業省が主催し、
インターネットなどで中継した佐賀県民向けの番組において、
九州電力が社員らに運転再開を支持メールを送るよう指示していたことが判明。

こんな「やらせ」をしなければ理解を得られないようなモノを
どうして「国が安全を保証する」と言い切れるのか。海江田。

2011.7.6
原発のあり方を存続・推進なのか、それとも廃絶の方向に梶を切るのか、
市民の意識を計るための国民投票の実施の可否について、
国民投票推進派の今井一氏と、民主党 前原誠司氏が朝日新聞のオピニオン面で意見開陳。

…まぁ私の“大好物”前原氏の意見ですから全否定の方向で書かせていただくのはお判りだと思うのですが、
それにしても、こうまでの特権意識はどこから出て来るのか?という尊大さでへき易。

今国民投票をすれば「原発は無い方がいい」という意見が多数を占めるという現状を認めながら、
「イエスかノーか、白か黒かという二元論」に危うさを感じると腰の引けた態度。
結果似通うことになる“ノー選択肢”の二大政党制よりはマシだろうし、
推進派の今井氏も「議会や政府をしばるのではなく、尊重してもらう」ためにする訳だから、
結果がどう出るかは別として市民の意見として受け止める度量もないのかと
またもや見損なう要素が見えてしまう。

それに、前原氏が恐れる「イエスかノー」の投票なのか、
それともアンケート形式で選択肢がいくつかある中から選ぶのか、その投票方法も決まってないんだし。
やる前から否定って、どんだけ市民を信頼してないんだか。
近所の焼肉屋のおばちゃんの献金で自分の脚が引っ張られたことさえ
「おばちゃんがもっと慎重に献金してくれたらボクがこんな目に遭わずに済んだのに!」と逆ギレしてそう。
ま、これは私の妄想ですけどね。(逃げ)

「日本は間接民主主義の国です」という前原氏。
「国民が意思表示をするのは」「一票を投じること」で、国民投票は「国民の意思をイエスかノーかに単純化してしまう」とくり返し、
そのために「プロフェッショナルたる政治家が知恵を絞り、判断し、しっかりと国民に説明」するんだと言うけど、
そのプロたる政治家が見事に官僚に政治を丸投げしているのはウィキリークスの公電開示でも明らかになったし、
なにより震災以後の民主党の目に見えての動きの悪さは、
とてもプロフェッショナルとは言えない稚拙で無能っぷりばかり。

いや、選挙後のマニフェストの改定…というよりも否定に近い動きは、プロである以前に政治家としていかがなものか。

前原氏は「臓器移植の拡大」(改正臓器移植法)について「相当な時間をかけて精査し議論」したとして
プロである政治家だから適格な判断が下せることを強調し
ましてや原発のような「複雑な過程と長期の勉強」を必要とする決断に対して
「すべての国民にそれができたでしょうか」「現実は難しい」とやはり国民投票の危うさを強調。
やはりあくまでも政治に直接市民が関わる事がお嫌いな様子。

基本、「パナ下政経塾」で純粋培養された「勤労経験の無い」エリート意識の固まりである前原氏には、
市民が直接政治的判断に介入する事は「余計なこと」なんだろう。
国民投票が多用されることは「政治家の仕事」の否定、すなわち「自己否定」に繋がると危機感も持ってる様子。
その気概は結構だけどアナタのやり散らかしてきた事を思うと、
そんな職業:政治家業には任せておけない不安から国民投票させてくれと市民が立ち上がるのも無理は無い、と思わない?

とにかく否定されがちな「ポピュリズム」という言葉は本来「民衆の利益が政治に反映されるべきという政治的立場」であり、
多く政治家やニュースが言う「衆愚政治」とは訳せないもの。

それをあえて本来の意味を無視して「愚民の言いなりにはならないんだ!」と突っ張り、
市民には投票以外の意見表示は求めないと言うんだったら、それこそが市民を「衆愚にする政治」じゃないのか。
当るも八卦でやってきた泥棒自民党の50年が今の政治の貧困を招いたと市民が思ったから
自分達民主党が衆議院で勝ち得たんじゃないのか。

選挙以外にも主権者たる国民には政治にもの申す権利はある。
それを受け止める度量も無く、黙ってオレに付いて来い!とは恐れ入谷の鬼子母神。
やっぱこいつダメだ。

2011.7.5
結局辞任しちゃう松本龍復興大臣。
被災地のため、石にかじり付いても!というヒトじゃなかったのね。
これが「九州の人間」と「B型思考」の典型ですか。

これでまた泥棒自民党が勢いづいて、
国会のドタバタが被災地を他人事の彼方へ吹き飛ばしてしまうのかと思うとため息。

福島の子供の尿からセシウムが検出された事態は、
それが蓄積されず排出された事を喜ぶ以前に
これはもう明らかな被ばくを意味しているんだから、
「いますぐ影響は無い」「大丈夫だ」と
『安全教』のお題目を唱えてばっかしじゃなくて政府はもっと動け、働け。
前復興大臣やカン総理をスケープゴートにしてる場合じゃないだろ。

それに、この尿検査をフランスの企業に依頼したらしいけど、
国内でやればもっと早く結論を得られたんじゃないの???
時間が経てば経つ程子供達が危険に晒されるリスクは考えてないのか????
それとも検査する組織も“原子力村”の一員で、信用できないの?????

2011.7.4
松本龍復興担当大臣が早速訪れた宮城・岩手両県で
知事相手に吠える吠える。(朝日新聞)

仮設住宅の要望を伝えると「それはあなた方(県側)の仕事だ」と一蹴。
さらに「国は進んだことをやっている。追いついてこないと困る」と
仮説住宅孤独死対策などを例に挙げて自治体の動きの遅さを批判。
「知恵を出したところは助けるが、そうでないと助けない」とまで言い切った松本復興大臣。
国の初動の遅れという認識は無い様子。

さらに発言から感じる“エバリたがり”の性分は、
宮城県知事との対面でも発揮。
遅れて入室して来た知事に対して
「お客さんが来る時は自分が入ってから呼べ。しっかりしろ」と『喝』。
ま、社会人としての通念を言いたいんでしょうけどね。
本格的な復興を進める(と思われる)大臣が、
震災から4ヵ月近く経ってから来ることの方が「遅い」だろ。

で、その宮城県知事が掲げる漁業特区にも
「県でコンセンサスをとれよ。そうしないと我々は何もしないぞ」と
“決まってから報告しろ”とケンもホロロ。
復興大臣というよりも自治促進大臣なのか?

実際「何もしない」発言の後、集まっていた報道陣に対して
「今の最後の言葉はオフレコです。みなさん、いいですか、
『絶対書いたらその社はもう終わり』だから」とどう喝。
朝日新聞は見事にその発言のみ書かなかったけど、
地元TVはよほど腹に据えかねたのかその発言含めてニュースで全報道。
これぞメディア!だけど、何かと問題の多いこの松本復興大臣(2世)。大丈夫?

具体的な復興策よりもPTに「チーム・ドラゴン」なんて愛称を付けたり、
取材陣で一杯の県庁前でサッカーボールを知事相手に蹴って
「復興、キックオフだ!」と目立つパフォーマンスには熱心な様子の松本復興大臣。
気取らない伝法な言い方も本人にしてみれば親しみの表現なのかもしれないけど、
どう見ても「『お国』から来てやったんだ、ありがたがれ」
口答えでもしようものなら「下郎、控えろ」と即ギレするエバリん坊としか伝わってこない。
「チーム・カン」の中ではそんな態度も通用するかもしれんけど、
一歩外に出たら「使えない評価」しかないんだから、
もっと謙虚であるべきじゃね?

また冗談とはいえ「九州の人間だから東北の何市がどこの県とか分からない」というのは
あまりにも言語道断な無知のひけらかしだけど、
こんなヒトが本当に復興の旗が振れるの?
差別主義と低人権はびこる北九州(福岡)から出て来たとはいえ、
その感覚は全国じゃ通用しないと気づかないのかな。
それとも第2の「東北処分」のつもりで、官軍気取りなのか。

2011.7.2
1982年に発行されて以後、現在まで重版され続けている小学館の「日本国憲法」。



お値段こそ若干上がったものの(¥700-¥840)、本文である憲法はもちろん、
もともと写真雑誌「写楽」の別冊扱いで発行された経緯を物語るビジュアル部分も変更無し。
中程に掲載された温泉に浸かる4人家族(もちろんフルヌード)のお子さまも
もう充分中年に差し掛かっていらっしゃることでしょう。

購入以後特に読み込むわけでもなく、時々開いてはパラパラっと眺めているだけだけど
前文はじめ各条文には未だ達せられた実感のない「夢」の部分も多くあり、
ここに書かれた理想の実践にまい進することもせずに改憲、改憲と騒ぐ連中は
本当に日本国憲法を遵守してんのかな?…それより前に読んでんのかな?と思ったり。

日本国憲法の103条が紹介された後、付録として「大日本帝国憲法」も収録。
旧漢字とカタカナで書かれた本文は読みにくいながら、頑張って読んでみると天皇についての記載以外は
国民の権利を比較的寛容に認めている部分があり、意外な印象。

これを読んでみると、戦争中の政治や軍部の暴走…というよりもメチャクチャが良く判る。
非常時だということが市民の法的権利を全て奪う方便として利用されまくり、
遵守されるべき法が為政者の都合でネジ曲げられ、もしくは全く無効になってしまうんだもの。

だからこそ日本国憲法が第10章「最高法規」第99条で
「天皇または摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員はこの憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」
と釘を刺しているんだろう。
日本市民の権利章典である「日本国憲法」。ぜひとも御家庭に1冊。
いろんな版元から様々なスタイルで販売されてますので、チェックしてみてください。

2011.7.1
RICOHがPENTAX買収。
というか、PENTAXを光学機器HOYAから買い上げるっつーことらしい。
(2011年10月買収予定)

かつてソニーがミノルタを買収した時に、
そのカメラとしてのブランド名は消滅。
(現在はコニカミノルタとしてカメラ事業から撤退)
フィルム時代の「α」シリーズにはお世話になった者として
非常に寂しい思いをしたので、今回も…と思ったら
RICOHはPENTAXブランドを堅持する方向という事で一安心。

現在の趣味である写真に本腰を入れ始めたのがPENTAXの「ist DL2」で
以後、K10D、K100、K200D、K20Dと使い継いで来た私としても
今後の機種の軍艦部(上面の出っ張り。フラッシュが収納されている場所)に
万が一でも「RICOH」の文字が入ったらどうしようと思ってたので、
ブランド保護を言ってくれたのは嬉しい限り。

このニュースを報じた朝日新聞の記事にはデジタルカメラメーカーの
国内販売台数シェアグラフが掲載されているけど、
こんなに愛しているPENTAXは8位。

上位から言うと、全体の1/5を占めるキャノンが1位。
以下、シェア10%台にソニー(これは驚き)、パナソニック、カシオ、ニコン、
シェア10%未満は富士フィルム、オリンパス、PENTAX、RICOH、その他。
今回8位と9位の合体ながら、7位のオリンパスにも及ばず順位は不動。

このシェアグラフにはコンパクトデジカメも含まれているので
デジタル一眼のみに絞れば順位も変わると思うのですが、
それにしてもPENTAX低いなぁ順位。
デジイチでは少なくともオリンパスより下ということは無いと思いたいけど、
今後も再編が続く中でデジイチメーカー同士が合体なんてことが起きると、
その時にこそPENTAXブランドの本当の危機が!!

とりあえずそうならないように、応援し続けるしかないけど
買い替えは厳しいしなぁ〜〜。
世の中のカメラ趣味の方、コンデジ風の使いやすさK-r、
コストパフォーマンス最高のデジイチK-5、
中判デジイチ645D、いずれも魅力ある機種揃いのPENTAXを
こうたってください〜。

2011.7.1
夜のお楽しみは当日のスポーツ結果報告番組。

私はパ・の福岡SBホークスを贔屓するものなのですが、
(ダイエーホークス以後)
見ている番組(主にCS)で引っかかるのが試合結果や成績云々よりも
アナウンサーが紹介するチーム名が統一されていないこと。

だいたいチーム名は苗字と名前部分に分かれておる訳ですが
「福岡SB(ソフトバンク)ホークス」の場合、
だいたい呼ばれるのは「ソフトバンク」か「ホークス」。
まずこれが気に入らない。

ホームタウン制をモットーにするJリーグのマネをしろとは言わないけど、
ここは「福岡」を使うべきではないでしょうか。
西鉄以後プロ球団を“奪われた”状態だった九州・福岡が
南海の球団売却に飛びついたのは地元の後押しがあればこそだし、
北海道での日本ハム、宮城での東北楽天も同様。
大都市の娯楽であり、地方はそのおこぼれを貰う時代から
プロの世界で優勝できるチームや、その可能性があるチームの存在は
地元に活力を還元しているのではないでしょうか。

なので、私がプロ野球についてなんぞかんぞ書く場合は
地域名を優先してますけど(阪神、中日、読売のように自治体名の無いものはそのまま)、
これはTVでは絶対に呼ばれる事がなくて多いに不満。
言ってもせいぜい「東京ヤクルト」「千葉ロッテ」ぐらいで
スポンサー配慮は抜かせない広告業の制約(足かせ?)を感じますな。

で!もっと不愉快なのが「読売」を呼ぶ時の「巨人」。
会社名は「株式会社読売巨人軍」だけど、
チーム名は1947年以後「読売ジャイアンツ」のはず。
もちろん、ジャイアンツ=巨人(達)だっつー和英関係は解ってますけど、
「読売ジャイアンツ」のドコにも「巨人」って文字が無いのに、
それを公称のように呼ぶのはおかしくね?

ならば他球団も「虎」とか「ツバメ」とか「海兵隊」って呼ぶのがスジなのに、
「読売」だけが「巨人」有効ってどんなけ刷り込まれてんだ。
そーゆー人に限って「巨人が強くないと野球が面白くありませんから」とか言うんだよな。

心あるアナウンサーや解説者は地域名もオーナー企業名も外して
マスコットネームだけで紹介してますけど、
そっちのがよっぽどスッキリして気持ちいい。

「巨人」には「大鵬・卵焼き」と並べられた世間的バリューがあった時代も存在したとはいえ、
それはあくまでも会社名であって、ファンが愛すべきチーム名ではない、
っつー原理主義に立ち返らせていただきます!

2011.6.30
各国間での公電を暴露したウィキリークスから
日本語表現や政治的背景をに基づく分析を依頼された朝日新聞。
ヘタレた編集方針には不満が残るものの、
こーゆーコンテンツを持っている事は購読者としてちょっとオトクな気分。

月に数度の特集が組まれるスローペースながら、
外務省の“外無能”どころか多くの市民にとって有害装置であることが解って興味深い。

08年12月19日付けの公電では、
28億「ドル」に及ぶアメリカ軍のグアム移転費用日本負担分について
その他の地域の基地整備に使いたいアメリカ側から「マリアナ諸島整備費」にしたいと申し出があり、
それに対して日本側(外務省/自民党)は「国会に説明がつかない」とこれを拒否しつつ、
「いっそそれなら」とグアムもマリアナもなく単に「整備費」と譲歩。

協定の中にグアムの単語は残ったものの、
問題になるようなら「改正するか、解釈を変えればいい」と、
これも日本側が身を引いてアメリカに譲歩。

同年4月8日の公電では、
アメリカ兵によるタクシー運転手殺害事件(神奈川)、
さらにアメリカ海兵隊員による女子中学生強姦事件(沖縄)で高まった日米地位協定の改定への動きに対し、
薮中外務事務次官(当時)が「反対派(改訂支持派)は協定の改定を求めるが、
外務省の立場はこうだ。『問題があるなら、見せてほしい』。
だが、なんら問題は無く、制度は機能している」

95年の少女暴行事件(沖縄)以後、起訴前の犯人身柄引き渡しについて協議がつづいているらしいけど、
未だに取り調べの可視化も決まらない世界でも低人権で有名な日本という壁が邪魔して
どうにも進んでいない様子。
それにしたって問題は明らかにあるのに「見せてほしい」とは。

他、公電の分析依頼を受けた琉球大学国際沖縄研究所長 我部政明氏の寄稿にも
アメリカに対して“機嫌を損ねる”ような政治家の発言に対して、
即時打ち消しに動く外務省の行動が様々な例を伴って紹介されているけど、
いつから国権に関わる判断を政治家でなく官僚が取り仕切ることに決まったのか。

基地移転に際して「最低でも(沖縄)県外」とまで言い切ったポッポちゃん元総理は言うまでもなく、
「思いやり予算」の削減に動こうとした民主党政権へのサボタージュも明らかだし、
むしろ「アメリカが弱腰になってはいけない」と助言までしていた日本国の外務省。

外務省が日本の国益よりもアメリカの国益を優先する事態は
もちろん急にそうなった訳もなく、自民党時代からの悪しき丸投げが招いた結果の暴走。
それだけに政治主導を謳った民主党に期待をしたのに、
今の処、見事にヘタレて言いなりのまま。

つか、もはや官僚を取込んで調整しながらソフトランディングの改革を進めるなんて事は不可能じゃないだろうか。
絶望したくはないけど、自民党50年は人間を腐らせるに十分な期間。
どうしたら改善できるんだろうか。

2011.6.30
自民党が放置して来たB型肝炎訴訟で、患者側が国の条件を飲んで和解。
まったく個人に責任のない発症から今日までの強いたげられた日々を思うと、
勝訴判決こそが望まれたものの、高齢の被害者の時間が無くなりつつあり、
また治療のため生活困難がこれ以上続く現実は和解でしか救えなかったかもしれない。

で、一段落と同時に出て来たのが今後どれだけかかるか判らない補償費用の問題。
与党だった自民党の議員に代表してタコ部屋に行っていただくかマ●ロ漁船に載っていただくかして、
担当省である厚生労働省の職員全員の解雇、引き続き臨時雇い扱いで頑張っていただいてその費用をねん出して欲しい。

…トコだけど、それは民主党もよーやらないでしょうから
この際自衛隊の装備調達・整備費を召し上げてそれに充てるのはいかがか。

B型肝炎患者への補償は総額3.2兆円/今後30年累計と試算されているけど、
計上されている防衛費は年間4.7兆円。
ここから年1兆円でも補償に充てれば、被害者も安心して治療と生活の両立ができるってもの。

足りない防衛費は政府の外交手腕で穴埋めしていただきましょう。
アジア各国と平和関係をより強化し、敵対しないオトナの関係を構築するってのは
政治家の給料のウチで出来ることだもの。
人件費だけでアジアの平和関係が築けるなんて、費用対効果として最高じゃない!
民主党、やりがいのある仕事が廻ってきたぞ!!働け!!

2011.6.29
ピーター・フォーク氏が23日にお亡くなりに。
享年83歳。
遅くなりましたが、謹んでご冥福を。

コロンボが映画ではなくテレビサイズの作品であると知ったのは、
もうオタも卒業なのかという頃だけど、
「水曜(その後、金曜)ロードショー」で放送されていた当時は
他の映画作品に劣らない見応えで楽しませてもらったもの。

完全犯罪をもくろむ犯人をドラマの最初に登場させ、
物語がズイっと進んだ後から登場し、
じわじわと追いつめていくコロンボのスタイルは
その後「古畑任三郎」にパクられる訳ですが、
視聴者が一緒に謎解きをしたり、勧善懲悪でスカッとする従来の刑事ドラマの常識を覆した
革命的作品でした。(メジャーヒットとして)

好きなエピソードは、初期コロンボ作品(72〜73)に多く
ミステリー作家が組み上げたトリックに挑む
スピルバーグ監督作品の「構想の死角」も魅力だけど、
何度もドンデン返しが味わえる「パイルD-3の壁」が圧巻。
最後の最後、見ているこっちも「やられた!」とうなる
コロンボ流捜査が存分に味わえる感じ。

レナード・ニモイが外科医を演じた「溶ける糸」の
ラスト1分での逮捕劇のスリルもいい。
Mr.スポックの耳がないだけでその落ちつきはらった犯人像は
地球の人とは思えないバルカン人っぷり。

魅力的な敵役(犯人)が多数登場する中で、
最高の吹き替えで印象に残るのは「祝砲の挽歌」で
学校閉鎖を止めさせるために理事長を殺す陸軍学校の校長の声をあてた
“ニセ黄門”こと佐野浅夫氏。
冷静冷徹を絵に描いたような軍人の冷たさと、
コロンボにつきまとわれて自制しながらもイラつく気持ちの動揺を
抑えたトーンで見事に演じ切ってらっしゃる。
声だけでも十分魅せる演技をなさるとは、さすがプロ。

声と言えばコロンボ=小池朝雄氏と決まったものなんですが、
小池氏没後日本公開になった新シリーズでコロンボを演じたのは石田太郎氏。
(カリオストロ伯爵!)
旧作のファンからはボロカスに言われてましたが、
私はそんなに違和感なく見れましたな。基本的に似てるし。
それに声も大事だとは思うけど、やっぱり話が面白いとそっちは気にならなくなるというか。

なによりビデオ版で声をあててる銀河万丈氏(ウオーフ!)よりは…。

映画出演作も多々あるものの(名探偵登場、アンツィオ大作戦他)、
ピーター・フォーク氏と言えばやっぱりコロンボ。
これは永遠に不変です。

2011.6.29
レディ・ガガが東日本太平洋岸地震ならびに東京電力福島第一原子力発電所事故の被災者へのチャリティとして販売したリストバンドについて、
送料の水増しなど「宣言通りに全額が寄附されていない」とアメリカの弁護士グループが提訴。

リストバンドといえば。

アフリカの子供たちを救おうと世界中のセレブが呼びかけて
ホワイトバンド(1本約300円)が販売された時(06年)、
その売上が純粋にアフリカへの“義援金”としてではなく
アフリカへの関心を喚起継続する事業のために使われるという実態が判明し、
一気に活動が沈静化したことを覚えている。

ホワイトバンドの考え方は、
直接支援ではなく政策を変える事で問題の解決を目指す「アドボカシー」が基本。
しかし日本では馴染みの薄い“ロビー活動を支援する献金”システムは、
多くの人に刷り込まれた「献金=裏取引」に直結してしまい、
余計に不信感を与えてしまった印象がある。

結局、その主旨の説明も浸透しないまま、
ホワイトバンドは「なんだか怪しいもの」と否定されて運動も沈静化。
日本でイベントを取り仕切ったスポーツ選手マネジメント会社も
イベントやCMに参加したセレブも運動の継続を積極的に訴えかけていく事はなく、
アフリカ救済というテーマはブームで終わってしまった。

現在絶賛収監中のホリエモンが、
被災地への募金の手数料について不満をいう者に対して
「どのような手続きにもお金はかかる」「それが嫌なら自分で直接手渡すしかない」と
自身のツッイターで応酬していたけど、
募金を送りたい者の熱意と、実際にそれを運用する者(組織)の誤差というのは
チャリティーの方法論が理解されていなければ永遠に埋まらないのかもしれない。

オークションで商品を購入した際に、出品者が様々な発送方法を提示する場合もあれば、
特定の1業者に指定する場合もあるように、
発送に関わる部分での契約は売り手であるレディ・ガガが決定しても問題ない事項。
それが不当に高いものであるかどうかは、現地の事例に相照らしてみなければ解らない。

レディ・ガガが2億数千万という売上を寄附した事実は事実として「ありがとう!」と感謝し、
募金やチャリティーの経費についても考える機会になりそうな裁判の行方にも注目。

2011.6.29
汚染水を浄化するシステムが、システム不良で動かんだことの、ホースから水漏れしただことので大騒ぎしているみたいですが、
「日刊ゲンダイ」の記事に寄れば国内メーカー製で汚染水に対し100%の浄化能力があると
各大学・研究機関が実証した“御墨付き”の装置があるらしい。
なんでそっちを使わないんだろう?メーカーが関西だから??

現在稼動してんだかどうだか判らないシステムは日-仏-米の混合システムで、
もともと単体の機械を無理矢理接続した即席装置。
全長4kmにおよぶシステムが不具合を起こすのは当たり前のような気もする上に、
日本製のシステムが50億で設置できるものを、わざわざ海外製品を使って500億に費用を膨らませているのも不可思議。

この汚染水除去も電気料金に上乗せできるんだから、少しでも高い機械を使いたかった??
国(経済産業省?)が“トモダチ作戦”で世話になったアメリカと、
震災後大統領自らが見舞い&セールスに来たフランスの製品を使うように主導的に動いた????

とにかく、情報開示が行われないままジャブジャブ前倒しで無駄なお金が使われているような気がしてならない
東京電力福島第一原子力発電所事故。
賠償に国が加わったり、電気料金に費用が跳ね返るんだから、もっと詳しい説明があってしかるべき。

くり返しますけど経営陣・銀行が赤ムケになるまで身を削ぐのがまず最初で、
利用者にコスト負担を求めるのはその次。
非常時の焼け太りなんてのは承知しませんし、もちろん国に寄る簡単な増税判断も許しません。
被災県でもある宮城県知事が増税策を言い出しているにしても、もっと慎重であるべきでしょう。
(岩手県知事は増税には慎重だったり、足並みはけして揃っていない)

2011.6.28
朝日新聞「オピニオン」面で、大阪府議会が「維新の会」による強行裁決で議決した君が代起立条例について、
仕掛人である橋下府知事と元衆議院議員 野中広務氏が意見交換。…交換じゃないな、それぞれが意見開陳。
圧倒的に野中氏の「物事を一色に染めあげるような動きに対して生理的に反発」する意識に同意しつつ、
それでも君が代バンザイの意見も聞いてみないといかんか…と府知事の意見も拝見。

「ルールを拒むのは言語道断」と言う府知事は、君が代・日の丸に対する世間の意識は変わったと、
これから進む国際化社会の中で日本人が国歌・国旗をより強く意識しなければいけないという状況認識から自説スタート。

…もうここが気に入らないっつーか、外国との接点が増え経済、交流など様々な面で世界的に融合する社会の中で、
あえて日本という国を意識しなければいけないのかが判らない。
ボーダーレスに向かう中で、個が自立することを許さず“逃げないように”ルールで縛ることが必要って言ってるんですかね。

また起立条例は「思想・良心の自由」を侵さないとし、その理由として挙げられたのは
最高裁で「起立を求める」職務命令が合憲とされたことと、一般規定を定めただけで憲法には触れないという自己判断を提示。

野中氏が主導的に決めた「国旗・国歌法」にしても、「『きちんと教えましょう』となっている」とまたも法を立てに正義を述べているけど、
当の本人(野中氏)は「国旗は、日章旗(日の丸)とする」「国歌は、君が代とする」の条文2つだけで成る国旗・国歌法には
「義務や罰則」はなく「どう思うかは(個人の)心の問題」として、
大阪府の条例については「(法の)制定に尽力したものとして残念」と一蹴。

この法案が成立する直前、多くの人が反対したのはまさに府知事のような解釈が生まれ、
また司法が斟酌し過ぎた判断を下す事を恐れたからだったんだと改めて思うなぁ。

「教員がなんでも自由に教えて良いかと言えば、それは違う」という府知事。
個人の思想信条を教育に持ち込むな、ということを言いたいのかもしれないけど、
考え方の違い(個々という存在)を認め合い、またそれを戦わせることで自我の研鑽に繋がる「体験の教育」を
なんで教師が提示したらいけないのかが判らない。
ただ試験に受かりさえすればいい、成績が上昇すれば良いという事だけが学校の役目であると考えているのなら、
それは余りにも行政の長として欠格じゃないのか。(元から弱者を見ないヒトだと思っているけど)

学校が社会への滑走路である面を無視して、様々な考え方に出逢い、もまれ、汚れ、時に破れてもそれでも人間として強くなる機会すら奪う
「教育行政のマネジメント(経営、管理)」を目指す府知事。
世の中には勝ちと負けだけあるんじゃなくて、勝ちも負けもそれぞれの心の中にあり、
それを決めるのは本人(個人)にしか無いということが判らないのか。

まぁ判ろうともしないだろう“小都知事”感覚の府知事から透けて見えるのは
教員を強制の入り口にしたその先で特権者の言う事に唯々諾々と動く“羊の群れ”作りの意図。
「蠅の王」でありたい教師の元で絶対正義(=権力)に逆らわない市民を「生産」することは、為政者の夢だもんね。

法の原点は為政者に好き勝手させない縛りである以上、多数を得ているから弱者は踏みつぶしてかまわないという奢りや
その勝手な拡大解釈を許さないのが市民の勤めだと私は思いたい。

2011.6.28
民主党 前原“パナ下”誠司前外務大臣が、「今の民主党はポピュリズムに走り過ぎている」と
原発見直し/自然エネルギー転換に熱心なカン総理を何気なく批判。

お前が言うか、とその口の端を掴んでネジってやりたいような寝言だけど、
扇動されたポピュリズムをエネルギーに専横や交代が行われる政治の世界で「オレは違んだけど」と逃げるのなら、
ほんとこのヒトはただエリートでいただけなんだなぁと哀れに思えて来る。
そして、迎合するくらい大衆、市民のことを考えもしない冷血漢でもある、と。

小泉がブッシュJr.に従って自衛隊を差し出したイラク侵攻時、
日本人青年を拉致し「48時間以内の自衛隊撤退」を要求した現地の武装勢力に対して
小泉は「テロリストと交渉しない」と即座に返答。
結果、日本人青年 香田証生氏は生きながらにして首を切り落とされ、
その死体はバグダード市街に放置されることに。

未だに真相が発表されない日本人外交官&現地ドライバーが銃撃を受けて亡くなった件も含めて
「国」という立場にいるつもりの権力者が市民の立場を慮れなくなった時こそ亡国の一歩になる危険性が見えて嫌だ。

かつてテロリストがハイジャックした旅客機に乗客との引き換えに人質として乗り込んだ政治家がいたけど、
犠牲になる覚悟を持つのはまずpublic servantの務めじゃないのか。

前原氏は「振り子が急激に脱原発に振れた時、皆さんの生活が一体どうなるのか考えるのが本来の政治だ」と市民生活を人質にしながら
しかし「20年先に原発を無くすことは賛成」と曖昧なことを言っているけど、
このヒトが守りたいのは市民じゃなくて自分の身「1つ」なんだろう。

第一、全ての原発を即時廃止しろなんてドコから出て来た“世論”だ。
全く説明されてこなかった原発のリスクについて日本中がビンタで直面させられた今、
改めて見直したいから情報を開示しろ!考え直させてくれ!という声があがっている事から逃げて
それを「ポピュリズム」だとは「ニヒリズム」に過ぎる。なんでそんなに冷淡になれるのか。

まぁガセメール問題では同僚議員を見殺しにして逃げ、自分が提起した八ツ場ダム問題から逃げ、
漁船船長逮捕問題では中国から逃げ、外国人献金問題では役職から逃げ、と
とにかく何も解決(調整)する能力のない無能を晒し続けながら、
それでも「次期総理候補」と持ち上げられていればカン違いも自信になるのか。

このヒトも鳥取県産ということで、ほんと世間様に申し訳なく思います。

2011.6.25
イタリアの国民投票で原子力発電再開「NO!」の結論が出た事に対し、
オヤジが都知事に返り咲いて一安心の“泥棒”自民党 石原セガレ伸晃幹事長は
「日本の事故を見てパニックになったんだろう」と一蹴。
ふ〜ん。

パニックというのはもっと事態に対して即時的なモノで
投票に出向いて意見を表明する行為がソレにあたるとは意外だ。
しかも、震災・東京電力福島第一原子力発電所事故から何ヶ月も経って出た「NO!」も
愚かなる市民のうろたえでしかありませんか。
「イタリアは他国に電源を依存している状況だから」と言うのならまだ話は判るけど
簡単に「パニくってんでしょ」とはナメた事を。
さすが選民思想の権化から出来た子は言う事が違う。

原発行政を食い物にして来た“泥棒”自民党の幹事長がこんななら、
現在原発行政を取り仕切る経済産業省の海江田銭ゲバ万里大臣も負けじ!と
現在検査中で停止している原発に対して「安全宣言」発令。

原子力安全委員会、原子力保安院と省内に検査・検証機関を持ちながら
未だに事故の収束のメドも立たないような組織が出す「安全宣言」って、
ブラックジョーク以外の何者でもないでしょうに。

たぶん海江田大臣の安全宣言GO!した背景には
「楽天」ミッキー谷社長も見限った経団連・米倉会長を筆頭とする
原発推進である経済界との関係への意識があるんでしょう。
なんつったって元々はバブル大好きな経済評論家…いやいや財界の幇間だもの。
飼い主からそんな風に言われたら逆らえないよねぇ。

佐賀県・玄海原発の再開に関して行われる地元説明会も
話を聞けるのは「国が選んだ代表」数人。
いかにもお役人がやりそうなシャンシャン報告会だけど、
こーゆー部分をオープンにしないで「安全だから安全です」と
オカミの意向を投げつけるのが大臣の仕事か、ウラ!
間もなく国会議員にもボーナス出るらしいけど、
大臣手当350万円返すか全額寄附しろ!!!!!!!!!!!!!

基本、どちらの視点にも市民の暮らしは無し。
石原のセガレからは、所詮市民なんてのはオレ達が導いてやらないとダメなんだという高慢を、
海江田からは、経済が停滞したら困るでしょ?とか、電気がないと不便でしょ?という
ヤクザがターゲットにした獲物に対してユルユルと真綿で首を絞めるように
「言う事を聞け」と同意を迫る狡猾さを感じる。

黙々と行動しているだけでは評価されづらいのが政治の世界とはいえ、
(中村敦夫さんがいい例)
他者からの評価を受け付けないほどの傲慢が許されていいはずがない。
被災地の皆さんには申しわけないけど、選挙だ!選挙だ!

2011.6.24
昨日かいた沖縄「慰霊の日」。
様々な戦争に関する“メモリアル”がある中で、
今年ほどこの日がメディアで取り上げられなかった年も無かったんでねぇの?
私が見て無いchでは大々的に放送されていたのかしら?

昨日の新聞のテレビ欄を見る限り、地上波chで「沖縄・慰霊の日」と予告を書いているのは
NHK「おはよう日本」とTBS「Nステ」のみ。
NHKは正午(12:20〜12:40)「沖縄全戦没者追悼式」も放送してるけど、
他局はチラっとでも触れたのでしょうか?

プライムタイム(一般に22:00)のニュースでは日本テレビが「沖縄」基地問題を取り上げているので、
おそらくは「慰霊の日」に絡めて報じているんじゃないか…と思うけど見て無いので何とも言えず。
それにしたって少ないねぇ。取り上げ方が。

日本で唯一大規模な地上戦が行われ約20万人(諸説あり)の死者を出した沖縄戦は、
広島約14万人、長崎約7万人の原爆の被害を上回る(一般的に言われる数字による比較)激しい戦い。
しかもアメリカ軍55万人が3ヵ月間、逃げ場の無い沖縄本島を取り囲むように攻めあげての死者20万人という数字を思えば、
日本がアジア諸国に苦痛を与えた侵略のメモリアルと共に、
忘れてはならない、語り継がなければならない戦争の記憶じゃないだろうか。

基地問題の原点でもある沖縄戦。
人間の手で与えられた災厄(こーゆー時に使うんだ、鉄矢!)で島を破壊され、家族を破壊され、
その後日本から一度は捨てられ、復帰したらしたで本土以下の人権を強制され基地は押し付けられたままの状態が今日まで。
忘れる事も許す事もできない怒りを、もっと真摯に受け止めたい。

こんな日も政局、政局にうつつをぬかし、慰霊のコメントひとつも出せない連中に
果たして今現在難儀に直面している被災地や避難している人々の気持ちが判るんだろうか???

2011.6.23
目覚ましラジオにもかなり慣れてきたはずなのに、それでもバカが出てくるとムカッ腹が立ってフルスロットルで目が覚めて…というか、
神経が叩き起こされてしょうがない。
今朝のヒデタケの寝言タイム、床屋放談に民主党 渡辺周衆議院議員が登場し、
与党と野党の共演で続く政局芝居の敵役に勝手に選ばれ、しかもなかなか舞台からハケないカン総理に対して
「あの人は市民運動で非常階段を昇って総理になった」「だから永田町の常識が通用しない」とヘラヘラ笑いながら批判。

渡辺周議員といえば、父親が衆議院議員(民社党)。
バリバリの2世議員から見れば一代で叩き上げてきた議員が総理なんてチャンチャラおかしいって事なのかもしれないけど、
「永田町の常識」ってものが市民の支持する常識とズレてないと思っているのなら、
このグダグダの状況を生み出した怠慢と政治不信の責任はオマエのような“家業:政治屋”にもあるっつー事を自覚していただきたい。

だいたい、そこまで言うんなら「私が代わりにやります!」「復興は私にまかせてください!」と
次の総理総裁に手をあげるてみろっつーの。
カヤの外からボンボンと石をなげるような(しかも人陰の後ろから)マネをして、
自分に火の粉がかかりそうになるとスッと姿を消すような輩に何ができるの??あなた市井の論客ですか!

カン総理は復興支援法案の可決と引き換えに自分の首を差し出すと、
ヘラヘラ笑いながらだけども覚悟を表明したんだから
とりあえずそこに向かって議論すべきじゃないのか。
ラジオやテレビに出てマスコミの大好きな政局舞台に出演してるヒマがあるなら、
国会議員としての仕事をしろ!仕事を!!

それとも、民主党の反主流である保守派の仕事はソレですか???
親父が鳥取県出身らしいけど、2世ともなると情けねぇことだなぁ。

2011.6.23
終戦がほど近い45年4月1日から約3ヵ月間「地獄を集めた」というアメリカ軍の激しい攻撃に対し、
日本軍の大規模な抵抗が終結した66年前の今日を区切りとして「慰霊の日」が制定。(当時、琉球政府制定)
深く、戦争犠牲となった方に哀悼の祈りを。

今尚戦争から離れる事を許されない沖縄県をはじめ、66年の時間がアジアに生きる多くの人に残した痛みや怒りを未だに鎮められないのは
「次やれば勝てる」と思う心がこの国の中枢とそれを支える意識に巣食っているからじゃないのかなぁ。
あの戦争ではアメリカにたてついて失敗したから、今度はアメリカについて勝ち組にいようとする精神。
実際、その通りに忠実な召し使い…いや、給与を貰ってる訳じゃ無いからアメリカのパシリになってるんだし。

しかし、どんなけ親分に可愛がられるパシリであっても、使えなくなれば捨てられるのが定め。
相手は世界を相手のテロ暴走国だもの、「約束が違うじゃない」となじっても「知るか、ボケ」で終わり。
なんだったらケツの毛まで抜かれてハイ、サヨウナラ!となりかねない。

沖縄であの戦争を体験した人は“同じ日本人の軍隊”からその目に遭わされているからこそ、
簡単に国を信じず、叶わないと諦めずに普通の暮らしの要求に声を挙げ続けているんじゃないだろうか。
極々少ないながら私が目にした沖縄戦の資料からはそう感じるし、
その声に呼応しなければ!とも思う…って、思うだけじゃダメなんですけど。

2011.6.23
またしても「君が代起立」が合憲判決。
(広島県立高校の教師の訴えに対し、最高裁判決)

やはり1度出来た流れは止められないのが司法というものなのでしょうか。
だったら裁判なんかせずに似たような事例でドンドン判決を出す、コンピューターに入れ替えてもらえねぇかなぁ。
人間の判断がこうも偏るってのはやはり不自然…って思うのは、私が国家の強制を警戒し過ぎているからでしょうか。
「快楽殺人は悪い事です」と同じように「君が代は絶対起立すべきです」とは思えないんですよね。
立たなくても無礼が無ければいいと思うし、へ理屈をコネれば車椅子や病床の人はどうなの?と。

ことさら教育現場に限ってこのようなことが強制される訳ですが、
これが現場にはまだ「多様な考え方」を守ろうとする熱意がある証だと信じたい。
押さえつけて服従させようとするモノや組織に抗い、
思想・良心の自由を守るために負けない折れない先生を見ている生徒は絶対いるはずだから。

2011.6.22
間もなく開催される山口国体ついて、
県副知事が「(審判が優劣を判断する)旗振り競技は開催県に有利にしてもらう」
「『やし(インチキ)』をしてでも1位をとる」と息巻く。

※その後「開催県が有利な傾向にあるという趣旨。
『違反してでも』という意味ではない」と修正したものの、
1対1のホームデシジョン制なら判らないでもないけど1:46では不公平が過ぎるでしょ。

1964年の新潟大会以後、開催自治体が優勝する“不可思議”がまかり通る国体ですが、
大会専用の助っ人として全国を渡り歩く「シプシー選手」は
企業お抱え選手で現地の支店に“派遣”される場合を除いて、
県の教員などに臨時雇用されるのがパターン。

いってみれば開催自治体の名誉のための出費な訳ですが、
これこそボチボチ「1位じゃないとダメなんですか?」と仕分けていただきたい。
1位になるために助っ人を呼べばそれまで県内でトップなり、
それに肉薄して来た地元の選手は強制的に繰り下げられる訳で
「あんたはいらない」と意欲を削ぐ事になりはしないか。

スポーツは競争だから勝ったり負けたりは常。
だから悔しかったらもっと頑張って勝ち上がってこい!と肯定的にとらえることも出来るでしょうけど、
もうすぐ頂上に着く!と言う時に他の選手がヘリで頂上に降りて
「優勝!」って言われたらどんな気がするか。

県知事は「国体総合優勝」を公約に入れていたらしいから(朝日新聞)、
優勝は県民の願いと言えなくもないけど、
支持した理由がそれ1点だったんじゃないでしょ。
小泉の郵政民営化じゃないんだから。
(この場合、後出しで他の法案も通過させる詐欺選挙だったけど)

まぁこうやって批判してる私の本籍・住所地である鳥取県も
なぜか「わかとり国体」で総合優勝してるんだからエラソーなことも言えませんが、
いいかげんこんな空しい行政は止めにして、
地域のスポーツ意識を高め、スポーツを楽しめる環境づくりに向かってほしいっす。

なにかと黒い噂もあるものの、オリンピックは総合優勝なんて関係なく
スポーツの祭典としてのみ存在してるんだから、
その国内版という考え方ではダメなんですかね。
今の国体は「国体」という総合競技みたいでキモチワルイ。

2011.6.22
震災の被災者に対して当該地域の高速道路無料化が実施に。
(20日0:00〜)

ただ、被害の大きい海岸部では高速の利用以前に足となる車が無く、
また東北地方の背骨を走るような高速道路は被害の大きい地域からは遠く、
被害の少なかった地域の住民が「停電」の罹災照明だけで無料のパスを手に入れている状況は
個別の事案を見ない行政の十把一からげ意識が見え隠れ。

救援物資や支援にしても言われていたことですが、
全エリアに均等に雨を降らせるんじゃなくて、
状況に応じた極地集中のスコール型で支援を投下しなければ、
結局声を挙げることすら出来ない弱者のエリアは置き捨てられてしまう。

また19日23:59で他地域の休日上限1000円と高速・自動車道の無料化実験が終了したことに関し、
新聞紙面等で多く聞かれた感想は
「割安料金が無くなるのは残念だけど、東北のことを思うと仕方ない」。

つまり弱者を人質に「仕方が無い」と思わせることが最大の政府の目的であって、
国交省と天下り団体にとっては2年数ヶ月の休日1000円で減った実入りを取り戻し、
内閣と民主党は公約実現への努力を免除されるんだもの。

実験として行われた無料化は明らかに利用者増を示すはずだけど、
(山陰付近の観光地への人出急増を見た私の実感として)
これも「被災地のことを思えば」と無かったことにされる可能性大。

実際に「被災地のことを思えば」であるならそれもいい。
しかし、被災地において現実の道である一般国道や各種幹線、在来線の復旧を後回しにして、
高速道路や新幹線の復旧を最優先にした政府は、
まさに木を見ずに森しか見ていない。
体中にガラス辺が刺さっている人に大きな絆創膏をベタっと貼って
「完治!」って言ってるようなもので、ガラスの刺さった場所は傷をさらに深くし、
場合によっては致命傷になることだってあるだろうに。

それに、新幹線や高速道路の果たした役割は
多くは都会地への人口流出「ストロー現象」。
かろうじて地場産業で支えられていた被災地が捨てられ一層の過疎化が進む可能性もある。
休日上限1000円・無料化社会実験はそんな地域にも一時的な人口流入をもたらし、
定住しなくても地域の消費人口を上げる可能性を拓いただけに中止が残念。

「仕方が無い」というのは簡単だし、そんな事態もあると思う。
しかし、仕方が無いから何でも許す…ではないことはきちんと表明したい。
「国破れて山河あり」ならぬ“民倒れて国家残る”ような地獄は勘弁です。

2011.6.21
「頑張っている人に『頑張れ』と言うのはよくない」
確かに。

間もなく開催される皆生トライアスロンでも
「頑張って」と沿道から声援されると
「頑張ってるよ!」と内心腹を立てている選手もいるという話を聞いたことありますが、
頑張って欲しい気持ちの伝達は難しいものがあります。

この度の東北地方太平洋岸地震ならびに、東京電力福島第一原子力発電所事故の
被災者の方々の気持ちを思うと軽々に「頑張って」とは言えないし、
心が折れる寸前の人にはどんな慰めや励ましよりも、
具体的な支援(たとえばお金)が一番現実に向き直る手だてかもしれません。

震災以後、さまざまなメッセージがTVを通じて被災地へ送られていますが、
海外ドラマ専門chで放送されたソレには「STAY STRONG」という言葉が多く使われています。
日本語に訳すならば「強くあれ」とか「気持ちを強くもって」という感じでしょうか。

かつて人気を博したバラエティ番組「進め!電波少年」で
アメリカ大陸縦断の旅に出発したお笑いコンビ「ドロンズ」の2人は、
旅の出発点であるチリの農村で一泊した翌日、
家の主人から「旅を続けるのなら強くなれ」と励まされポロポロ涙をこぼす。
このシーンはその後も彼らが困難に出会う度に“回想”され、
この馬鹿げた企画をマラソンのように完走する後押しになったのは間違いない、と思うなぁ。

どんなに支援があろうとも、日本中が心配していると応援があったとしても
本人の心が折れてしまってはそれも無断なるでしょう。

被災者の皆さんには今後、東京電力や国を相手の奪われた人権奪還の戦いが続きます。
私に出来ることはわずかでも募金を続けることと、
政府の曖昧な姿勢を拙文で批判するしかないのですが、
なにとぞ「STAY STRONG」の気持ちを忘れないで、生きて生きてください。

2011.6.20
朝日新聞のインタビューに応えて民主党 ジャスコ岡田幹事長は
「『前にすすまない政治』の最大の原因がねじれ国会。解消するには大連立が分りやすい」と。

もう口が劣化するくらい言い続けてきたことだけど、正しいと思った政策を国会で審議するのに
なんで大多数を得ないと出来ないと思うのか、それが判らん。
堂々と主張を貫けばいいだけのことなのに。一院である衆議院で多数を持ってんだろ?

風呂から出たらタオルで拭いてもらって、着替もばっちり準備してあるのを着させてもらい、
部屋に帰れば布団がしっかり敷いてあるような、そこまでしてもらわないと寝る事さえ出来ない。
そんな甘ったれ体質を市民の命に関わる判断がくり返される国会に持ち込むなよ。

それに1よりも2の方が大きいでしょ!って理論も単純すぎる。
かつて小泉&竹中の“稼いだモン勝ち!大企業は常に正しい!”という新自由主義を批判していた同じ頭が、
絶対に勝てる多数組にいることを前提にするのもワケワカメ。
“組(そ)”ではなく“個”の視点に立って弱者(少数意見)救済をしないのなら、
政治なんてどっかの大企業にやらせたって同じ事になってしまう。

映画「ロボコップ」(87)で、財政難で破たんする行政に代わり巨大企業オムニ社が市の実権を握り、
表向きは市民の雇用を増やすといいながら自らの利益装置であるビルを作らせようと画策。
それに反対する市民を抑えこむために警察も指揮下に取り込もうとし、
無慈悲な「法執行機械」であるロボコップを誕生させる…っつー話は、
大連立で多数を得た上で好き放題しようとする今の国会に良く似ている。

震災対策という“人質”をとったままっつーのも腹立つしな〜。

また、カン総理が辞めないからとか国会を延長するかどうするかとか、
目の前で溺れている人がいるのにロープを1から編みはじめるような、
いやいや、助けた後の自分の着替を先に準備しているような与党/野党の連中も同じ。

主導権争い…じゃないな、誰もが責任を負いたくない姿しか見えないから
政治への絶望感が生まれるっつーことに議員は気付かないのかな。
唯一、原発に積極的に疑問を投げかける共産党議員団が首都圏で放射線調査を行ったニュースを聞いたぐらいで、
主要な政党が積極的に事態のために動いた話を聞かないのも同じこと。
現地に行かなくても仕事場である国会においてするべきことをすればいいのに。
果断すべき時に政治主導を発揮しないのなら、本当に税金の無駄でしかありませんよ。

2011.6.20
朝日新聞に掲載された「出光創業100年」記念広告。

「日本人にかえれ」と筆書きされたメインコピーは、創業者 出光佐三氏の言葉。
wikipadia解説によればなかなか異端ぽい、破天荒な事業者だったみたいですが、
「日本人にかえれ」とは何と高所から発せられる言葉でしょう。
このあたり、元貴族院議員の並々ならぬプライドが伺えます。

さすがにこれはエラそう過ぎる!と出光側か広告代理店が思ったのか、以下のコピーが追加。

『日本人が古くから大切にしてきた和の精神・互譲互助の精神、
自分達の利益ばかりを追求するのではなく、世のため人のためにことを成す。
佐三の信念によって、私たちは勇気づけられ、
そうした日本人らしさを心に活動しています。』

なんとも御立派なことでございます。
出光がつぶれる事なく100年を迎えられたのも、この精神あったればこそ!なのですね。
たぶん出光を利用する人は利益のほとんどない無私のサービスを受けホクホクだったことでしょう。
私も出光の会員になってればよかった。

コピーは日本人の気高い精神がこの度の東日本太平洋岸地震と東京電力福島第一原子力発電所事故において
海外から称賛される「日本人らしさ」を発揮し「日本人であることの誇り」を認識したと続き、
震災で考え直されつつある「本当のゆたかさ」を求めて「日本人のあるべき姿」へ「向きあう必要がある」と大提言。

貴族院議員 出光佐三の演説もこんなだったのでしょうか。

様々な税金を載せられてもそれは消費者へ請求する料金に添加すれば回収できる、
いってみれば電力会社と同じように国策企業として存在し続けた石油関連企業。
政商として主に陸軍へ食い込み、満州鉄道との取り引きで財をなした佐三が多額納税者として貴族院入りしたように、
今の出光が出したこの広告のコピーから香る“階級意識”は市民の目線よりも遥か高い場所から見下ろす感じ。

エラソーなオーナーを持てば社風もエラソーになるんでしょうね。
出光で働く人が矜持としてコレを掲げるのは勝手ですけど、説教されるのはごめんです。

2011.6.18
毎週土曜の午前11時といえば、
CS256ch「愛川欽也のパックイン・ジャーナル」(朝日ニュースター)。
放送時間は11:00〜13:00の2時間。曜日を変えて再放送もあります。

キャッチコピーは「日本で一番わかりやすいニューストークショー」。
キンキンが司会となって毎週5人ほどのコメンテーター(論説委員、ジャーナリスト、評論家、専門家等)が並び
1週間の話題の中からを4項目ほど取り上げてこれを解説したり、
時には出演者同士で議論をしたりする、まさに「ニューストークショー」。

基本リベラルのポジションのニュース解説番組ですが、
地上波やCS他局のニュース専門chに比べ、
1項目にかける時間が長く(時には予定した他の項目が見送りになることも)、
一般的な解説に終始しないインサイダー的な情報や、
世界から見た視点など多角的に情報が組み合わさって
ニュースの本質が見えてくるのが楽しい。

これが「朝まで生TV」みたいに主義主張が闘わされるディベート番組だと、
ついつい派手見せする人が番組進行の主導権を握ったり、
また見ている方も議論の内容よりも出演者同士の“喧嘩”に心奪われて、
その後に改めて議論を考え直す気持ちになれないんじゃないか、と。

やはりメディアは出来るだけの情報を開示するのが一義だと思うので、
声の大きいモノが勝つディベートよりも、
「パックイン・ジャーナル」のような情報開示(解説者が知りうる限りの)と
様々な視点からの解説が聞ける番組がありがたい。

レギュラーコメンテーターの中で、最近注目しているのが
テレビ朝日解説委員 川村晃司氏。
以前は三反園某という同じく解説委員みたいな人と交代で出演していたのが、
床屋談義な薄っぺらい感想しか言えない知層の薄さや、
「名前は言えないんですけど、こう言ってましたよ」とガキの使いみたいなことしか出来ないチャラさが嫌われて“クビ”。(…と、私は見てますが)

川村氏がそのポジション(局付き政治記者)を独占するカタチで出演されてる訳ですが、
団子のように丸い顔に小さい眼、キチンと分けられた髪にメガネっつー
温和で絶対安全なルックスに似合わず舌鋒鋭くニュースを解説する姿は見ていて壮快。
また情報に関しても誰の発言であるかを明快にした上での提供が多く、
“メディアの中立”などと中途半端なことを社是とする朝日新聞グループの一員としては珍しく
自分のポジションを明快にした上で批判すべきと評価すべきを表明できるのも素晴らしい。

司会進行のキンキンが結論を急ぐあまり、
白熱、スイングしているトークを遮る事があっても
それでもこの番組の情報濃度はクセになるコクがあり、
今後も見つづけることでしょう。

2011.6.17
沖縄・普天間基地へのMV22オスプレイ配備に関して、
アメリカ軍は環境アセスメント(影響調査)の実施を発表。(朝日新聞)

危険物を持ち込む側が率先して行う調査にどれほどの信頼度があるものか?と思うだけに、
日本政府が「法律にないから行わない」と環境調査を放棄したことに改めて腹立つ。
違う結果が出たら困る、ということだろうけど、
やはり沖縄はアメリカの領土…というよりもアメリカ合衆国日本州(もしくは隷属統治領)なんですな。

04年8月の午後、沖縄国際大学構内に普天間基地所属の大型ヘリが墜落。
人的被害が出なかったことが奇跡のようなこの事故(接触した建物は取り壊し、周辺施設への部品散乱)では、
ヘリに搭載の放射性物質(ストロンチウム90)の飛散も認められるとされたものの、
現場は米軍以外の立ち入りが禁止された上で事故機体と土壌が持ち去られてしまったために詳細は不明。
(wikipadia)

秘密主義は軍隊の常であるにしても、日本で、外国の軍隊が、このような無謀を許されるのはおかしい。

これと同じ事が今回の環境アセスで行われない確証はドコにも無いのに、
日本政府はそれを丸のみして配備を確定させるつもりみたいだけど、
震災対応にしても、こういった基地問題に対しても、余りにも現場との温度差がありすぎる。
(被災した市民が「義援金を受け取ったんだから」と生活保護受給を停止される“杓子定規”)

2011.6.17
またしても時計が狂った目覚ましラジオから“あの声”が。
電源コードの接触が悪いのか、それとも本体が限界なのか???

「武田鉄矢・今朝の三枚おろし」ではまだまだ御本人の震災日記の朗読が続いているみたいで、
「日本の厄災」を背負った人たちへ涙する“鉄矢の感動物語”は終わり無し。
憑かれたように早口で日記を読みまくる不快な声をねぼけ半分で聞いていると、
今回の東北地方大平洋岸地震ってのは鉄矢にとって
「世界の中心で愛をさけぶ」だとか「いま、会いにゆきます」みたいな
泣かせる映画扱いじゃないのか?とさえ思えて来る。

今も多くの人が苦しむ震災は映画じゃなくて現実なんですけど。
鉄矢はどこか遠い国から見ているのでしょうか。
それとも自身が好きでやまない司馬遼太郎的視点から?

被災地で暮らす人々の笑顔や元気あふれる映像に触れる度に「泣いちゃうんだよ」と自慢げに言う鉄矢。
天皇が海に向かって頭を下げたシーンには「天皇家が担って来た自然を鎮める役目を果たされた」「涙がでた」と言う鉄矢。
(私の見解は、海への礼拝=海に流されて亡くなられた人への祈り)

被災地の笑顔を尊いとする感覚は何かに似ている…と思い当たったのが、戦争における特攻隊や孤島で全滅した兵士への賛美論。
彼らの尊い犠牲があればこそ今の日本がある、というのはナニワ節好みの人にはこたえられないんでしょうけど、
死にたくも無いのに「死ね」と命令された兵士に逃げ場がなかったことを思うと、
「死んでくれてありがとう」と言うのは無責任だし、残酷すぎる。
ましてや平成も23年になって、自分が絶対そのような立場にならない確信があるものがそれを言うのは、人間として間違ってると思わざるをえない。

被災地の人の笑顔の裏にある絶望や怒りにまで思いを馳せることが必要な訳で、
「笑顔が戻った、良かった」「こっちが元気をもらった」じゃダメでしょ!!!

かなりキモチワルイ放送はまだ来週も続くようなので、
キモチワルクなりたい方はどうぞ。
(山陰放送/月〜金AM7:00~7:10)

2011.6.17
デジタル放送の夢として語られた
アーカイブから個人が自由に見たい映像をセレクトできるオンデマンド放送は未だに実現されそうにありませんが、
(ネット配信でそれを行うのなら地デジ化なんて必要無かった)
好むと好まざるに関わらず“見させられる”状態にもまた1つの魅力があるのも事実。

渥美清氏(フーテン業)、石坂浩二氏、鹿賀丈史氏(美食アカデミー主宰)、西田敏行氏(探偵ナイトスクープ局長・鈴木建設営業三課)4人による
「金田一耕助」の見比べなんてのも“見せられる”状態でなければあえて自分からしようとも思わないし。

で、このウチ3人の金田一をCSの日本映画chでツラツラ見させていただきましたが、
石坂金田一がヒナ形となる私としては、鹿賀金田一も西田金田一もその亜流という印象は拭えない。
薄汚れた書生袴にチューリップハットで、頭を掻きながら他人よりワンテンポ遅れて発言し、
しかし口を出る言葉は事件の核心を突くような鋭さにあふれる「金田一」像は、
「犬神家の一族」(76)以降「病院坂の首縊りの家」(79)までのシリーズでがっちり鋳型で固めたように完成。

コロンボを原形にしている「古畑任三郎」にもこの金田一の片鱗は感じられる…と思うけど、どうでしょう。
名探偵の演技というのは、余り切れ者過ぎると面白みが削がれるのかもしれません。

ただ、微妙に3人の金田一に差異があるとすれば、
事件に向かい心底困ってる(悩んでる)シーンの時に困りながら推理するOSが確実に解答に向かっているのが石坂&鹿賀金田一で、
ほんとに「判んねぇ…」と頭をボリボリ掻くのが西田金田一…のように見える。
西田金田一、ほんとは事件になんか関わりたく無さそうだもの。
(「悪魔が来りて笛を吹く」(79)の殺人現場を引っ張りまわされるだけの右往左往ぶり!)

「悪霊島」(81)の鹿賀金田一は、石坂金田一をもっと浮き世離れさせた感じ。

故ナンシー関氏が“日本一のマント系俳優”と表したナチュラル系と対極に位置する濃厚な存在感は、
主演当時31才っつーことで若干薄味ながら、横溝映画の雰囲気にビタッとハマって
石坂to渥美金田一の間に存在するヤング金田一像を描き出している。ような。

…と書きつつ「悪霊島」で一番印象に残ったのは、やっぱり岩下志麻様の“あのシーン”な訳ですが。
ごろりと横たわったままの志麻様が目だけで岸本加世子氏を見つめ、
その後フラフラ幽鬼のように森の中を追い掛けまわす展開は、夢に見るトラウマ必至。

2011.6.16
仕事のお伴にスティーブン・セガール。
「沈黙の戦艦」(92)やその続編「暴走特急」(95)を堪能。

「沈戦」に登場する悪玉T.L.ジョーンズの意外なアクションもいいけど、
やはりプレイメイト役で登場のエリカ・エレニアックに尽きる。
この映画の後、本当に「PLAY BOY」でグラビア披露しちゃったものなぁ。

「刑事ニコ」(88)で“元CIA捜査官”という触れ込みで初主演したセガールのアクションは、原則「痛そう」で「そこまでしなくても」。
同時期にブレイクしたアクションスター J=C・ヴァン・ダムのヘナチョコ旋風脚みたいな
見栄えはするけど「相手に当ってんの?」という“演技”は無しで、
相手の指を握って反対側に折曲げるとか、股間のみ執拗に蹴りあげるとか、眼の中に親指を突っ込むとか、
具体的な痛みが伝わってくるような“技”ばかり。

合気道を軸にした格闘術や柔術といった体技に優れ、納得出来る人間凶器っぷりをどの作品でも遺憾なく発揮するセガール。
相手にされる方はたまったもんじゃないくらい(演技とは言え)ボコボコにされて、
あり得ないような最後を迎えさせられるのもお決まり。

T.L.ジョーンズは顔半分つぶされ、マイケル・ケインは燃えさかる油田に叩き込まれ、
エベレット・マッギルは台所用品で「料理され」…。
あまりにも多くの敵役を無惨に倒して来た結果、主演作が重なる度に大物俳優が共演を嫌がるのか
相手役がミニ(技術的、俳優の格的)になっていくという映画的マイナスが発生しつつ、
それでもセガールは勧善懲悪の名の元に悪者をいたぶるように倒して行く。
あえてネームバリューでヒットを狙わないんだとしたら、これはもう映画というよりも武道の世界。

ちなみに、セガール映画にもヒロインというものが存在するのですが、この女性の描き方がまた独特。
どのヒロインもセガール級の武術を身に付けていて、セガールの足手纏いどころか、
時にはセガールの危機を救う活躍をみせたりする“強さ”が付加されているのが新しい。
武術家の娘と結婚したセガールらしい女性観、ということなのでしょうか。

“ケイシー・ライバック”シリーズ初作「沈戦」で、おっぱいポロリ他明らかにお色気要員で登場したエリカ・エレニアックでさえ、
戦艦ミズーリの主砲をブッ放す手伝いをテキパキこなしているんだものねぇ。

2011.6.16
沖縄・普天間基地に配備予定の垂直離着陸輸送機MV22、通称オスプレイの配備に関し、
早々に配備確定に動き出した“防衛省のパシリ”北沢防衛大臣に追随するかのように
転がり出て来たのが松本外務大臣。

松本外相はオスプレイ配備に関して「環境アセスメント(影響調査)は不要」と発言。
理由は「日本の制度に(調査の必要性が)ないから」。
はぁ????????????????

オスプレイが試作段階で4度墜落事故を起こし(発表のあったものだけで)、
配備後も墜落事故が起こしている安定性を欠く機種であり、
さらに垂直上昇時に高温の排気ガスを噴射するため滑走路にそれなりの整備が必要となることは、
充分環境アセスを実施する問題点じゃないの?

だいたい、オスプレイの配備はアメリカの都合で急きょ決まったという流れがあり(田岡俊次氏発言)、
配備のための環境アセスのやり直しは日本政府が基地周辺ならびに沖縄県民のために
当然行われて然るべきなんじゃねぇの。
アメリカ軍はハワイにオスプレイ配備を行った際に、環境アセスを実施してるらしいじゃない。(朝日新聞)

松本外相は、基地内はアメリカの領土みたいなもんだから知らない、って思ってるのか
それともアメリカ軍が環境アセスを実施するだろうから、日本側はそれに相乗りすればいいと思ってるのか。

外“無能”省のアメリカ盲従主義にこうまで染まるか…とホトホト呆れるけど、
たぶんこのヒトも「こうしたい!」ビジョンがあって大臣やってんじゃないんでしょ。
責任の曖昧な、むしろ無いような世界で、議員でありさえすればいいってクチなんでしょう。
(大臣手当ても付いて超ラッキ〜!)

2011.6.16
君が代斉唱時に教諭を起立させる校長の職務命令について、最高裁で「合憲」判決3例目。
またしても「思想・良心の自由の間接的な制約となる」と言いつつ「思想・良心の自由」を保護した憲法19条には違反しないという最終的判断は、
はたしてどのようなトリックで成立するのか?と言うと、
「教育上の行事にふさわしい秩序を確保する目的」を優先することで「制約には必要性、合理性が」生まれるらしい。
あくまでも式が主催者の思惑通り厳粛に乱れなく進むため、式次第への統制が全てなんですな。

今回もそーゆー流れに反対を述べる裁判官がいて、その意見が朝日新聞に載っているんですが
国歌斉唱の強制は「職務上求められているとは言えない」としながら、
起立行為は「儀礼的な所作としての性質があり」「教諭らの歴史観、世界観を否定するものではない」とこれを肯定。
歌わなくてもいいからせめて立て、ということか。

これもなんだか無理矢理付けた理屈っぽいなぁ。
住んでいる環境も社会関係も好きだけど、国歌に関する行為はとにかく嫌なんです!というのは通用しないのね。
起立するぐらいの事だったら何もそんなにめくじら、波風立てなくても…っつーことかもしれないけど、
その「儀礼的な所作」が自分の思想・良心に照らし合わせて「否」である人は救われません。

また「儀礼的な所作」の「儀礼」の部分でも、その向かう(向かわされる)方向が
「君が代、歌うか歌わないか」だけに焦点があって判断されないのはいかがなものか。

原告の1人は、卒業式のステージに飾る予定だった生徒の卒業製作が日の丸の掲揚によって不可になり
それに抗議して不起立を行ったら校長から職務命令違反を言い渡されたらしいけど、
卒業式を型通りの「儀礼」で済ます以上の思いの籠ったものにしたい気持ちは、この場合「悪」なんですかね。

卒業製作なんて式後のクラス会で展示したっていいというのもあるでしょう。
しかし、卒業式での展示が先生や主役であるべき生徒の総意であったなら、
それを無視して組み上げられた式における起立強制を容認する「儀礼」っつーのは誰のため?と思わざるを得ない。

足掛け7年におよぶ裁判だけに審理は尽くされた上での結論かも知れないけど、
最高裁には秩序を前提に起立・国歌斉唱問題を判断して欲しく無かった。
いかなる場合も基本的人権は護られる点を堅持して欲しかった。
人権を越える絶対正義など無いのが現実なのだから。

2011.6.15
朝のラジオに海江田経済産業大臣が出演し、急激な電気料金の上昇は無い!と断言。

これは先日の日本エネルギー経済研究所発表の見通しを打ち消す形であるものの、
「ない!」と言った直後から「様々な事情での料金増減はあるかもしれませんが」と速攻言訳。
とりあえず「1000円も値上がりはしない」という事を言いたかったようだけど、あいも変わらぬ風見鶏。
経済評論家…というよりもバブル応援隊でしか無かった氏の定見の底の浅さしか伝わってきませんなぁ。

大体、原子力関係の総元締である経済産業省の“取締役”であるこのヒトほど、
この3ヵ月存在感が薄い大臣は他に無かったなぁ…と思っていたら、
“2ch記者クラブ”共同通信からこのようなニュースが。

エネルギーと環境政策の議論を始めた7日の新成長戦略実現会議で、
海江田万里経済産業相が原発の「再起動に全力を挙げる」と発言し、
将来も原発を主要なエネルギー源とする姿勢を明確にしていたことが14日、未公開の議事録で明らかになった。
菅首相は省エネと再生可能エネルギーを「大きな柱として育て上げる」と表明したが、
経産省側からの強い巻き返しが明らかになった形だ。

なるほど、経産省の可愛いイヌとしてはセッセと仕事をしている訳だ。
「未公開の議事録」というのも何だかな〜だけど、どこからリークされたのかねぇ。
行き当たりばったりで受けしか考えない大臣は、もはや省からも見切られてるのか。

それにしても、サミットでの世界的発言となった首相のエネルギー転換指針を、
本来身内であるはずの内閣から真逆の意見が出るバラバラぶり。
「カンさんが言ったことだから」では済まないでしょ、内閣の一員なんだから。
それぞれが自分の統べる省庁を縄張りにして好き勝手てんでバラバラに動いていいって思ってんのか???
(北沢防衛相などはただのメッセンジャーボーイ扱いだけど)

エネルギー政策の転換が無理だと思うなら意見をするなり、辞任するなりしなきゃ。
それもしないで場当たり的に言う事を変えて、ただただ大臣の席を護るっつーんなら
本当に無駄な人でしかないから経費節減のために辞めてください。

2011.6.14
先日、AFP通信の「メルトスルー=原子炉貫通」の名訳に比較して共同通信のセンスの無さを書きましたが(溶融貫通)、
報道機関としての姿勢もかなり疑わしいと思わせる配信があったので御紹介。

 『日本エネルギー経済研究所は13日、定期検査中の原発が再稼働せず、火力発電で賄った場合、
2012年度の標準的な家庭の電気料金が月当たり18・2%、1049円高くなる、との試算結果を発表した。
試算では、石油や液化天然ガス(LNG)などの燃料消費量が上昇し、コスト分を単純に料金に上乗せ。
二酸化炭素(CO2)排出量も12年度に12・6億トンとなり、1990年度比で18・7%上昇する見込みだ。』

とりあえず原子力が無くなると電気代高くなりますよ!という告知=脅しだって事は判る。

この試算を行った「日本エネルギー経済研究所」(財団法人)。
エネルギーと環境、および中東の政治経済に関する総合的シンクタンクで、経済産業省資源エネルギー庁所管。
つまり、経産省お抱えの法人であり、何かと頼りにならない原子力安全委員会、保安院と同じ穴のムジナっつーことでもうさん臭いのに、
民主党による事業仕分けでは廃止の対象として取り上げられ、
さらに経済産業省の母体である旧通産省や外務省から多数の天下りを迎える受け皿であることも報道済みの“札付き”。
(2010年度の役員48人全員が天下り)

そんな日本エネルギー経済研究所が発表したままのソースを、ただタレ流す共同通信。
これを各新聞社が記事として採用する訳ですが、
こんな情報…というよりも権力の保身や利益のための世論誘導に加担してるようじゃ…。
共同は言葉のセンス云々以前に、掲示板程度のニュースカタログに徹したらどうか。
ホントもウソも関係なく上がって来た情報をタレ流すだけ。
別に難しいことじゃなくて、いままで通りでいいんだし。

地域独占企業である電力会社は、全ての電源開発費用を料金に上乗せできるという
企業努力を全く必要としない特権企業である事は無視して、
(高価な原発を作ればその工事・広告費用を自動的に料金に上載せできる=電力会社は損をしない)
その言い分を江戸時代の「お触れ」のように代書してあげるのが共同通信の仕事だとしたら情けないことですな。

2011.6.14
都知事と言えば、待たしてもこの大老人特有の妄想・固執で「2020年東京オリンピック招致」を宣言。
テーマは今回の東北地方大平洋岸地震の復興を世界にアピールするため、ってんですがどうなんでしょう。

「天罰」と同じ口が言うのかと思うとホトホト呆れるけど、本当に復興を願うのならその招致にかかる費用を福島なり被災地へ回すべき。
そりゃ人間愉しみも必要だと思いますけど、この都知事のオリンピック誘致活動はまさに詐欺的行為以外の何物でもないんだから。
見事落選となった「2016年東京オリンピック」招致活動での異様な経費の掛かり方(数分のビデオにン億円とか)が
あれだけ批判されたっつーのにまた蒸し返すんだもん。
よほど、この招致活動という行為が関係者にとって「おいしい」のか判ろうもんだわ。
落選したって誰もその責任とらないんだもの。

ほんと、東京のヒトってバカなんだなぁ。
政治を変えて欲しい目的であれ、利益誘導が目的であれ
セッセと投票に出向いて“役に立つ人間を選ぶ実践”をしているトコからみたら、
恥、不利益、散財しかもたらなさいようなクズを選び続けるエリアの方が信じられない。
1票の格差云々って言うけど、極論すれば東京の有権者2人に1票でも充分なんじゃないの???

2011.6.13
目覚ましラジオの時計がちょっとズレちゃったのか、聞かない様に回避してたはずの番組が聞こえてしまいイライラ。

目覚ましラジオといえばお馴染みの「ヒデタケの寝言」はもう慣れたんで聞き流せるんですが、
その前に放送している「武田鉄矢 今朝の三枚おろし」だけはどーにも聞き流せん。
寝言というよりも、宗教に憑かれた人、神がかった人が狂信的に教えを説くような感じで心底キモチワルイ。

映画界ではアル・パチーノ氏が劇中やたらと自己陶酔系説教タイムを差し込むので
ウザがられてますが、
(エニイ・ギブン・サンデー、ヒート、ディアボロス…)
武田氏も金八先生のやり過ぎでか?とにかく世間の啓蒙は自分の仕事!とばかり、語る語る。

今朝は「今、ようやく向き合える気持ちになった」と
東北地方大平洋岸地震について自分の日記を読み語り。
脚本通りに演じただけなのに
一家言持つと勘違いされてしまった“金八先生”が
どんな感想と展望を語るのか?と思ったら、
「東北は日本の“鬼門”にある」「今回の震災は厄災ではないか」。

…う〜ん、これって散々叩かれた都知事の「天罰」発言とどう違うの???
いや、同じ事を言いたかったんですかね。
腐り切った日本の“罪”を「鬼門」の護りである東北地方が一身に背負って“壊滅してくれた”と。

文化放送製作で全国31局ネットで放送されているこの番組。
もちろん東北地方でもネットしている局もあり、たぶんこの放送も流れたんだろうけど
被災地でこの話を聞いた人はどんな気持ちになるだろう。
現地から遠く離れている私にその気分、気持ちは代弁できないにしても、
例えば鳥取県なり山陰は元から方角が悪いんですと言われたら腹立つと思うなぁ。

番組でアシスタントを務める水谷アナもこの発言時には相づちも無く“無音”。
そりゃそーだよ、仕事で付き合ってる番組だもん。
一緒に自爆する訳にもいかず、また「なに言ってるですか」と反論も出来ないだろうし。

読んでいるのが日記だから、推敲も何もなしで生の声として伝えようとしているのかもしれない。
上記発言以外では震災直後の放送では声がおかしかったですよとリスナーに指摘されたとか、
何も考えられない日が続いたとか、涙が出てとか、
「オレの感受性」の開陳だらけだったのも日記らしいし。

しかし、「かわいそうな東北」をダシに
「優しい自分のアピール」を聞かされるのは、凄まじく不快。
目覚ましの時計を即刻修正。

2011.6.13
次の首班候補って名前の挙がってくる民主党議員が、
揃いも揃ってパナ下政経塾出身なのはどうしたものか。

前原、樽床、さらに唐突に名前の挙がった感のある野田氏は
パナ下政経1期で他候補の“大先輩”。
政治ごっこのために政治家に就職したような連中に何を期待するんだろう。

第一、野田氏にしても増税路線の財務省で過不足なくうまいことやってるような現状を見れば
「国民が主役」改革の指揮が執れるとも思えないのに。
…それとも「野田でリセット」ですか。民主党。

先日の都知事選では途中ヘタレて大老人に道を譲った松沢成文氏(前神奈川県知事)も、
カン総理の不信任に反対-賛成-反対ところころ“転進”した原口一博氏も、
与党時代「戦後世代の私に(過去の)戦争責任はない」と言い放った高市早苗氏も、
み〜んなパナ下政経出身。
揃って目立つことは好きだけど、その責任には無関心。

次の首班メインストリームである野田氏、前原氏は、
自殺者まで出た「ガセメール」問題での対応を思えば、
その軽軽な場当たり的判断や真摯な反省を感じられない姿勢は、
到底今のリーダーとして不的確。
やらしてみたら意外と…って気にもならないし。

よしんば次の首班を決めたとしても、
その場合は新民主党は何をするのか明解に公開し、
それをもって選挙していただきたい。
たーだーし、日本中が真っ当に選挙に迎える気分になってから!
もう火事場泥棒みたいなことは許しません。

2011.6.12
C・イーストウッド監督による硫黄島2部作「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」(06)。

太平洋戦争後期、日本本土攻略の拠点とするべく硫黄島に攻撃をしかけたアメリカ軍と、
充分な補給もないまま“玉砕”を覚悟で島を守る日本軍の戦いとその中で生まれたドラマを、
日米双方の視点から描いた2本で1対となるこの作品。
「父親?」は激しい戦闘の最中占領の証として要塞の頂上に立てられた星条旗を巡る悲劇を丁寧に描き、
「硫黄島?」は少年兵の視点で人間性の欠片も失いそうになる戦場の現実を描写していく。

戦争映画の革命的作品「プラヴェット・ライアン」(00)以後の映画だけに、
戦闘シーンは見ているだけで息苦しくなるような“恐さ”。
そしてCGながら軍艦や上陸用舟艇、戦闘機がモリモリ出て来るスケール感は
腐ってもハリウッド映画だわなと思う。

けど、「硫黄島?」に差し込まれる日本での回想シーンは…。
江戸時代のような家並みの町、障子が表裏逆(桟が外に向いている)に取り付けられた家、
とにかく変な着付けの着物姿の親子、と日本人俳優多々出演していながら是正されないアメリカ視点の日本人観まるだし。
C・イーストウッドは本作を「日本映画だ」って言ってるらしいけど、こんな日本は無いで。

あ、「日本映画だ」という点で同意できる点が1つだけ。
とにかく俳優の台詞が聞き取りにくい。音量も小さいし、主演の渡辺謙でさえゴニョゴニョ何いってんのか判らない。
これはまさしく日本映画らしい欠点です。

2011.6.12
昨日、テレビ朝日「やじうまテレビ!」を見ていたら
画面にプロゴルファー石川遼氏が登場。

お、これは謝罪会見かな?と思いつつ見ていたら、
なんと「全米オープン」出場について抱負を語るのみの内容でビックリ。
え?今、石川遼氏といえば「無免許運転」じゃないの???

アメリカで運転免許を取得したものの、
日本国内で有効と認められる「現地に3ヵ月以上滞在」の条件を満たさないまま帰国。
本人も関係者も誰も“気が付かないまま”国内で車を運転し、
最近行われた大会へも自分で運転して出かけてしまう大チョンボが先日発覚。

いわゆる無免許運転っつーと、道路交通法では懲役1年以下もしくは罰金30万円以下の罪。
(実質、略式起訴罰金10万円で決着ではないか?とは「日刊ゲンダイ」の記事)
さらに行政処分としては国内での免許を有していない“純無免”なので、
一定期間免許取得の拒否、保留となる可能性大。

…これって結構重大じゃね?
プロゴルファーとしての知名度や警視庁のポスターにまで登場している事をプラスすれば
過去様々なタレント、スポーツ選手など世間に知られた人が食らう「有名罰」が適用されても
おかしかないのに、この何も無かったかのような扱いはなんだべ?

ま、テレビ朝日は石川遼氏の出場する「全米オープン」を中継するから、
彼に出てもらわないと視聴率にも影響するし、もう決定しているスポンサーにも申し訳ないし、
何より「儲からない」んだろうけど、これではどんな正義を説こうとも説得力ゼロ。
だって特権的存在を認めちゃうんだもん。

それに、これぞ贔屓の引き倒しってヤツになりゃしないか。
石川遼氏がどんなに反省してても、それが全く世間に伝わらないんだもん。

ちなみに近々、米子で石川遼氏の父上が講演会をなさるそーだけど、無免許運転に触れるんだかどーなんだか。
もしかして父親の「講演会収入」にも影響出るからこの話題にストップかけてんのかな。
黙っててくれたら遼のインタビューでもバラエティ出演でもOKしますよ!なんつって。
…そりゃ、ますます石川遼氏が気の毒だわ。こっちの勝手な推察だけど。

それにしても情けないのは勝手に自主規制をかけるメディア側。

読売、産経は言うに及ばずどんな主義主張を持とうと営利集団である民間放送会社は自由だけど、
批判する対象にはどのような関係性があろうとそれを差別をしないで報道するというスタンスは貫いてほしい。
同じ罪でありながら、Aは匿名発表で結果だけがちょろっと報じられるだけで密かに処分され、
Bは連行されるときから映像や文字で個人情報が開示されまくるとしたら、これを「おかしい!」というのがメディアでなければ
法の正義はいつしか権力を守る武器になって、弱者はただ押しつぶされるだけになるでしょう。

2011.6.10
東日本大平洋岸地震から3カ月。

震災の影響で結婚が増えている話は聞いていたけど、離婚も増えているとは。
阪神大震災後にも起きたらしい現象だそーだけど、
突発的な悲劇に見舞われると普段ならグッと踏みとどまれる問題でも心が支え切れない、
いわゆる「心が折れる」状況になるのは想像に難くない。

離婚の場合、主たる原因(きっかけ)は夫側にあるようで、
「1.愛人と家族の両方は支えられない」と離婚を申し出るっつーケースはかなり特別だとしても、
「2.子供のミルクの水を分けてあげようとしたら止められた」とか
「3.娘が被災地にいるのに飲みに行った」とか、
「4.地震の時に自分だけベッドの下に逃げた」という
人間性に疑問符が付くような事例でダメ!が出てしまうと、
確かに離婚もやむを得ないのかな?と思ったり。

結婚してないので判りませんが、1を除く2〜4の場合「ンなろー!」と
ケツの一つもけっ飛ばしたりして納める訳にはいきませんか。
いかんか。生きるか死ぬかの状況でソレやられちゃったらねぇ。
そーゆー行動が最終的に生理的嫌悪感に発展すると、
そりゃ「一緒にいられません」となるのも仕方ない。
ダメなものはダメ、ってことで。

しかし、それで家族がバラバラになるってのは寂しいですな。
いくら新しい家族が生まれているとはいえ。

2011.6.9
そんなに国の原子力機関は「メルトダウン」って言うのが嫌なのか!?と思いつつ、
「東京電力福島第一原子力発電所事故報告書」に登場した新語「メルトスルー」に「?」。
…いや、業界では元から用語としてあったのかもしれないけど、
かれこれ3ヵ月も続く異常事態の中で初めて聞いたもので引っ掛かってしまいました。

メルトダウンは「炉心溶融」で、メルトスルーは「溶融貫通」。
報告書にある表現は『1〜3号機で燃料が原子炉圧力容器の底に溶け落ち、
一部は容器に開いた穴から外側の格納容器に落下して堆積する』で
この場合表現としてどっちが正解?とワケワカメ。

調べてみたら、AFP通信に正解が。
『1〜3号機の燃料がメルトダウン(炉心溶融)した上で、
圧力容器の底を破って格納容器に達するメルトスルー(原子炉貫通)という現象を起こした』
じゃ、メルトダウンよりも酷い状況じゃないの。

ちなみに最初に挙げた「溶融貫通」は共同通信の日本語訳。
意味としては間違ってないのかもしれないけど
AFPの「原子炉貫通」の方が重大性を過不足なく表現出来ていて分かりやすい。
今後はこれを凡例にして欲しいけど、どうか。

という些末な話よりも「原子炉貫通」とは…。
溶けた原子炉燃料が第一の囲いの中から飛出してその外側に洩れ出した…ということは、
もっと溶け進めば建物の中に露出し、さらに建物が壊れている場合
大気の中に出て来る可能性があるっつー事ですよね。
(今朝のニュース番組では政府発表に基づき外郭容器に納まっている状態イラストで説明)

これまで最悪でもメルトダウンで、燃料は原子炉容器の中で固まっているというのが政府発表だったのに、
それが1段階進んだ状況で今頃報告されるとは。
これまでがそうであったように現状追認が政府の姿勢だとすれば、
「メルトスルー」さえ通過して最悪の屋外露出もあり得るんじゃね??

それにしても、IAEAに報告する段階になってこーゆー情報を聞いた事のない単語をもって公表するって、
この政府は本当に日本の国にある政府なのか。

7000ミリシーベルトの全身被ばくで「即死」とされる放射能被害。
一時、東京電力福島第一原子力発電所1号機から
4000ミリシーベルトの蒸気放出というニュースが流れたけど、
これは核燃料が容器を完全に突破して空気中に露出してるってことじゃないのかなぁ??
このまま蒸気も水も汚染されたまま今後もタレ流し続けたら福島は今後数世紀不毛の地になる。
そして黒潮によって環太平洋諸国の沿岸にバラ巻かれる。海産物全てに影響が及ぶ…。

開き直って「世界は終わりです」と宣言せぇと言ってるんじゃなくて、
情報開示で広く市民に“自分の命を守る判断”ができる状況を作り、
特に東京電力福島第一原発事故に関する数値を示す事で
国内、国外の知恵の集結を求めるべきだろうに。

このまま騙し騙し進めてイイことなんか、ないでしょう。

2011.6.8
三権分立とは、立法-行政-司法が互いに独立して互いに監視し合う
“三すくみ”を本来の意味として学んだはずだったのが、
いつの間にか互助や補完関係が優先されるようになり“三位一体”のスクラム状態。

中でも司法は法の執行を司る判断機関であるにも関わらず、
最終判断である最高裁判決において市民(個人)に利する判決は少なく、
圧倒的に国策・国益を優先させる判断が重ねられているのは恐ろしい限り。

そして、そこでの判例は前例となりその後の判断基準…というよりも決めごとのように取り扱われるので、
いかに個別の状況が異なっても「前もこうだったから!」とカンタン決済出来て、
“日本一の高給取り”の最高裁裁判長はラクチンですな。

今日の新聞でドーンと報じられた「君が代起立命令は合憲」判断も、今後の指針になるんだろうなぁ。
思想信条の自由への踏み込みなく、単純に「生徒のため」「式のため」起立は必要という判断は
「黙って言う事を聞け」っつー無制限の権力を容認することで、
司法の判断としては幼稚に過ぎる気がする。
起立するための“人質”として生徒(とその保護者)は
全員君が代や国旗に服従してると前提にされてるけど、それもねぇ。

そんなことで波風立たせずにいた方が得なこと(徳では無く)が人生には多い、という常識的判断は判る。
変に思想信条を露骨に表現すると「変わり者」にされちゃう世間だもの。
けど、その控えめな日本人らしさ(うへ〜〜)を逆手に取って、
どんどん縛りをキツくする司法ってのはどうなんだろうか。

放っておくと何するか判らない、規制がないとズルばっかりするのが市民だということで、
とりあえず叩いても良さそうな「体制の言う事を聞かない教員」をガツン!とやる、と。
大阪府知事並みの短絡思考の今回の判決が入り口になって、
今後は市民への国歌国旗の強制も強まる…ああ、やだやだ。

右向け右が心地いい人もいらっしゃるでしょうけど、私はイヤです。

2011.6.8
例えば電力、ガス料金の値上げのニュースを報じる時。

値上げをする会社側の「中東諸国の情勢や、周辺地域の価格高騰」という大義名分に対し
何の精査も批判も無しに…どころか進んでエクスキューズに共感する
マスコミの営利行動は致し仕方ないながら腹立たしい。

そんな時ついついクチをついて出てしまうのが「可愛いイヌだな〜〜〜」。
(ほんとに心を込めて言うと効果大)
もちろん行政マンセー!の御用学者などマスコミ他の幇間業にも摘要する訳ですが、
東京電力福島原発以後は使用頻度が過多に。

…しかし、権力にスリより媚びを売る浅ましい行為の表現に対し、
純粋に愛で応えている犬さんを当てはめるのは本当は申し訳ない。
ので、せめて「イヌ」と表記させていただいてます。
世界中の犬さん、許して。次の普遍的表現を思い付くまで。

値上げに話を戻すと、ガスはともかく電気に関しては
この時期に値上げなんてのは単に原油高だけなのか?と私でさえ思うのに
最高学府を出て、それなりに職場で取材で知識を積み重ねてきたマスコミの皆さんは
疑いもなく「世界情勢」その1点で了承なされる。
ほんとにこの値上げの中に「東京電力救済」「原発マネーの補填」のお金は混じってないのか、
どうなのか、そこを検証しなきゃ意味ないでしょう。

どんなに汚い手段で得たものであっても、社会の公器たるマスメディアである自分達が受け取る時は
“ただのお金”だから問題ない??
んなら広告はマネーロンダリングの一環ですか。

まぁ、過去様々な無尽講や通信販売の類いに協力し、
そこが問題を起こすと「ボクらは関係ないスから」と一転叩きに回る行動を思えば、
恥も外聞もない「可愛いイヌ」であることがマスコミの生きる道なのかもしれないねぇ。

そして、財務省を潤すため(≠市民が潤おう)にしか働かない経済大臣や、
迷惑をかけられる住民の声は聞こうともせず危険な垂直離着陸機の配備を宣言する防衛大臣は
明解に「可愛いイヌ」。

2011.6.7
日本のカラオケチャートに「少女時代」とか韓国のスターが入ってるのは好ましいと思うのですが、
無理矢理?日本語の歌詞を歌ってはるのは違和感。
いや、日本語歌詞があるから日本のカラオケチャートに入賞するんでしょうけど。

韓国語で歌うとピッタリになるように作られているんだろう原曲を、
リズムを崩さないように日本語訳するのも歌うのも「スゴイ!」ことなのに、
なんかこう〜〜気の毒っつーか。
そのまま食べて美味しいキムチを、辛味抜き味噌味で作って「美味しいでしょ?」と聞かれる...というか。
なんか薄ぼんやりした例えだな。すいません。

英語の人だったらンなことはしないで、洋楽として受け止めるのにねぇ。
マイケル・ジャクソンに「日本で売るから日本語でお願いします」って無いでしょ。
逆にアーティスト自らがチャレンジしたQueen「手をとりあって」やDavid Bowieの日本語歌詞曲は
どんなけ元曲がカッチョ良かろうとやっぱ微妙だもの。
「ヤッチマイナー」byルーシー・リュー的で。拙い部分がバレちゃいかんでしょ。

アバや「99 Luftballons」のnenaのように世界戦略をもって母国語/英語を使い分けてるんなら
こちらとしても納得できるんですが。
日本語ネイティブ以外で許容できるのはダニエル・カールの歌う東北民謡と、
スティーブン・セガールの「やっぱ好きやねん」だけ!

で、話を元に戻して。

近年ではBoAさんもだし、昔ではナフナ氏、チョイ昔ではチョー・ヨンピル氏も
流暢な日本語訳歌でヒットを飛ばしたけど、
韓国のスターさんにおける“日本語縛り”は在日の人もいてはる日本っつーマーケットにおいて
それだけ効果があったということなのでしょう。

じゃ、立場を変えて文化交流が正式に再開されて以後の日本の歌は、
かの国の言葉になってんでしょうか?
サービスとしてその国の言葉で挨拶したり、コンサートで1曲ぐらい歌うことはあっても
全曲異国語で録音したCDを売ってるとは思えないなぁ。
私が知らないだけかしら。
日本語はそーゆーの免除、ってそりゃまたそれで微妙な。

慣れない日本語を覚えて一生懸命歌ってはる異言語のスターを見ると、
なんとも旧態依然な蔑視が感じられて私なんかヤと思ってしまうけど、
本人達が割り切って「売るゾ!」「売れるゾ!」という決心ならこれは出過ぎた老婆心ですな。

2011.6.7
浅ましい権力亡者共が企む大連立。

とにかく悪いのはカン総理だけ!ということで、
内閣官房長官と民主党幹事長という司令塔2匹が自民党に向けて秋波連発。
…こいつらは何なんでしょう。大連立、ダメ絶対!な私から見てもよーわからん。
自分さえよければ!っつー事なんですかね。なんでしょうね。

さらに、社員には開かないけど政界には財布ガバガバになる経済界も自・民の大連立を後押し…って、
そんな輩が喜ぶような事をするためならますますもって大連立には大反対。
どんなに連立期間を区切ろうともノーチェックの“やりたい放題”状況を作る事は許されません!
震災に関係ない事もウソついて取り決めるに決まってんだから。こいつらは。

こうなったら、カン総理には1日も長く居座っていただき、
負けに恐れて現実逃避する2匹含めた腐れ議員共を捨てる覚悟で、
本来の市民目線に立ち返って震災と東京電力福島原発事故の被災者救済1点に専念してほしい。
もはや失うものは何もないんだし、それをすれば評価は変わるよ。私の中だけでも。

我が身大事とウカウカ辞任して、わざわざウンコ以下のチンカス野郎共の策謀にハマるこたぁ無い。