日本人より中国人の人数が多かった花見は初めて！
　４月１日、米子市湊山公園、桜はちょうど満開で暖かく風も無くお花見日和り。
　この日集まったのは中国人１３名、日本人 １２名の計２５名。
　鳥取市や松江市からの参加もありました。
　日本人が太極拳を披露すると、中国人夫婦による民族ダンス、中国人若者のラップなどが 次々にとび出し、中国語、英語、日本語など様々な言語も飛び交う大変にぎやかなお花見に なりました。






☆　成実公民館の太極拳 同好会は３月３１日、公民館の近くの南公園で恒例のお花見をしました。
　お腹がいっぱぱいになった後は、広場で太極拳です。
８０才以上が４人いますが、いつも若々しく元気なみなさんです。

☆　永江公民館の同好会が予定していた日は、生憎の雨で、公民館の中でお弁当を食べ、 歌を唄ったりしてお花見気分を出しました。

☆ 宇田川公民館の同好会は３月２９日、 豪華なお弁当が並びました。
公民館の近くの小高い丘の上で食事をしてから太極拳をしていると、近所の人たちがめずらし そうに見ていました。
　屋外での太極拳は、のびのびと楽しく明るい笑顔がいっぱい！





　４月１２日～１７日、米子市の米子天満屋に於いて水墨画の『里燕展』が開催され、
多くの市民が訪れました。

　オープニングでの高橋敬幸支部長の挨拶を掲載します。

　　　　　『里燕展』　　ご挨拶

　日中友好協会米子支部より、現代水墨画の巨匠里燕（LIYAN）先生の米子展開催の
お喜びのご挨拶を申し上げます。
　日中友好協会米子支部は、日本と中国の両国の市民・人民の相互理解と友好を深め
アジアと世界の平和に貢献することを目的とする団体です。
　３つの活動をしています。
　１つは、日本が中国を侵略した先の戦争の反省の上に、二度と戦争をしない・させ
ないという平和を求める活動です。
　アメリカや日本政府がマスコミを動員して、中国が台湾に軍事侵攻する「台湾有事」
があると宣伝し,日本の軍事予算を倍増して,アメリカから、トマホークや中国の中枢
を攻撃出来る武器を爆買いしようとしています。この様子を、タモリさんは、危機感
を持って、「新しい戦前」と呼んでいます。今、必要なことは、戦争の準備ではなく、
平和の準備をすることです。
　そのために、日中友好協会は、両国の市民レベル、草の根レベルで、平和を作って
いく努力をしています。
　活動の２つ目は、中国から伝わって来た囲碁の大会や「ちぎり絵」展を開催したり、
中国語や太極拳の教室を開催し、中国のことを知る活動、中国に親しむための活動を
しています。
　３つ目は、「中国残留日本人孤児」など中国からの帰国者への援助や、中国からの
留学生、鳥取県内在住の中国人の方たちとの交流です。
　春節には、餃子や中国料理を一緒に作ってお祝いする会を開き、先日の４月１日に
は、市内の湊山公園で「花見会」をし、中国人の方たちが１０数人参加されました。
　さて、今、世論調査などでも日本人の対中国感情が悪いことが指摘されます。
　しかし、日本と中国は過去に１０００年以上の友好関係を築いてきました。画聖と
言われた雪舟の生きた室町時代は、中国は明でしたが、雪舟は、若い頃にお寺で中国
の書物を学び、明に渡って勉強し、帰国後、日本の水墨画を完成させました。
　その前の平安時代、中国は唐ですが、最澄、空海などが、若い時に遣唐使として留
学して勉強し、帰国して日本に仏教文化を栄えさせました。
　今、確かに、日本と中国の政府どうしは仲が悪いですが、そのような時だからこそ、
市民どおしの交流や、このような本物のアートに触れ合うことが大切だと思います。
「有意無意」と題する展示会ですが, (以下はアドリプで作品についての若干の話を）