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延期になっていた第8回
 中国百科検定
と き 11月29日(日)
ところ 米子市公会堂
  ★中国を知ることは
   日中友好への道

         日本中国友好協会米子支部
   米子支部ニュース      

2020.9.10

 鳥取県米子市三本松4-9-9
 電話・FAX 0859-32-4868
 Eメールアドレス nicchu-y@sanmedia.or.jp
 ホームページ http://www2.sanmedia.or.jp/nicchu-y


    コロナ禍の中でも、地道な活動を!
        2020年度
    米子支部総会開く

 ・ 去る8月22日、米子市公会堂において、2020年度支部総会を開催しました。コロナ禍の中、
  「外出を控えている」という会員さんも多く、そのお考えを尊重しつつ、出席ができない方には、
  議案に対する意見や感想の文書発言をお願いしました。
 ・ 総会当日は、コロナ感染拡大予防の観点から、入室前の消毒、3密をさけ、マスク着用で、15
  名の参加でした。(委任状18名)
 ・ 高橋敬幸支部長の開会のあいさつの後、議長に佐伯徹理事を選出、伊木隆司米子市長からの
  メッセージを岡村淑恵理事が代読しました。
 ・ 2019年度活動の総括と2020年度の活動方針は、新庄裕子事務局長が報告・提案をおこな
  いました。
   会計報告と予算案、次期役員の提案も事務局長がおこない、拍手で承認され新役員を代表して、
  生田栄邦理事が決意を述べました。
 ・ 総会終了後、中国映画「再見」を上映しました。
  

      伊木隆司 米子市長からのメッセージ
  日本中国友好協会米子支部2020年度総会開催にあたり、心よりお祝いを申し上げ
 ます。
  貴支部におかれましては、長い間、日中両国民が相互理解を深め、友好交流が継続さ
 れるよう様々な活動を続けておられますことに、深く敬意と感謝の意を表します。
  皆様の活動が、市民にとって国際理解を深める機会となり、両国の友好と地域の活性
 化につながることを願っております。
  総会のご盛会と貴支部のますますのご発展をご祈念申し上げます。

                         令和2年 8月22日
            米子市長 伊木隆司
 
   支部総会後の映画会
   
 若き女性コンサートマスターが20年ぶりに祖国へ帰り、別れ別れになっていた兄弟妹を捜す物語。2001年製作。 高度成長化の中国で失われつつある“情”を 取り戻そうと、家族愛を描きたかったのでは…。
                            引き揚げ体験を聞く
   
 市内に住む仲田さんが旧満洲からの引き揚げ体験をお話してくださいました。




 小学校入学の年に敗戦、『中国人に売られていく子どもたち、まわりの人々が死んでいくのを見て、これが戦争だ…と思った』

    現在の中国情勢に思う
   〜香港問題を考えながら〜
                          (T・S)


 太平洋戦争から75年、日本は不再戦を誓っています。しかし、近年の国際 情勢を考えますと、戦争の足音がすぐそこまで来ているのではないがと感じて いる人も多いと思うのです。
 その顕著な例が「香港問題」です。
 2019年10月に成立した国家安全維持法によって、高度な自治を約束さ れた香港がその姿を消そうとしています。
 この国家安全維持法が、1923年に成立した天下の悪法・治安維持法を連 想させます。
 私は戦後生まれですが、この悪法については多くの人から聞き、自身が調べても基本的人権を完全に無視した法律です。
 香港で民主活動家・周庭さんをはじめとした人々が自由・民主を叫んでいますが、その声を国家安全維持 法によって弾圧する中国は、戦前の日本と重なって見 えます。
 香港問題以外にも、南シナ海、東シナ海問題、イン ド国境問題、米中間題、国内の人権問題等、中国の抱 える問題は多数あります。
 日本は、1932年満洲国を建国しました。その後、国連はリットン詞査団 を派遣し、日本は侵略国のレッテルを貼られ、次第に周辺国から孤立していき ました。そして、日中戦争、太平洋戦争、最後には広島、長崎への核爆弾投下。 多くの人々か苦しみ息絶えました。その苦しみは今も続い ています。中国に同じ轍を踏んでほしくありません。 その思いで寄稿させてもらいました。 先に述べた周庭さんは、中国本土への送還も考えられます。 ウイグルの人々をはじめ、逮捕収監されを人々の多くは未 だに釈放されていません。軟禁状態の人もいます。
 このような中で、民主化を叫ぶ香港の人々が一国二制度を 諦め、中国に棚封されることは自由社会の大きな損失です。
 中国の南シナ海における領土拡大。この「拡大」という言葉に戦前の日本は 踊らされました。遠くはインド、オーストラリア、中国等、日本の侵略はアジ アを席捲しました。
 中国が南シナ海の人工島に滑走路を作り、大型爆 撃機を配備し軍事化していることは、満洲国に関東 軍を送った日本の姿に酷似しています。現在の中国 に忠告できるのは、先の戦争で辛酸をなめた今の日 本にしかできません。
 隣国として、友人として、中国の拡大路線にスト ップをかけなければ、日中両国の未来は危ういもの でしかないのです。   

  通訳ボランティアへの第一歩
    スキルアップ講座へ
     中国語教室より8名参加

 来年5月に開催される『ワールドマスターズゲームズ2021関西』、米子市 では県立武道館が、柔道の会場となります。
 9月6日、鳥取県国際交流財団の主催で、英語、韓国語、中国語の通訳ボラン ティアを養成するための講座が開かれました。米子支部の中国語教室から8名が 参加して、戴奮先生の特訓(?)を受けました。
 クイズ形式の問題が出たり、高校生が中国語の歌を披露したり、一日、楽しく 学習することができました。
  2020支部総会で選出された新役員
  ・支部長  高橋 敬幸  ・理事 井田 武夫  ・監査 大塚 元也
  ・理事長  宇田川 満  ・〃  岡村 淑恵  ・〃  竹田 智枝
  ・事務局長 新庄 裕子  ・〃  佐伯  徹
  ・理事   生田 栄邦  ・〃  長谷川絵里子
                       よろしくお願いいたします!