日本中国友好協会          
  米子支部ニュース 2020.1.29 記事一覧に       戻ります
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   協会創立70周年の年!  
 『平和と友好』さらなる発展を  
                 
 新春のご挨拶 日本中国友好協会 米子支部長
高橋 敬幸
 立春大吉  日ごろから太極拳や中国語など、支部の活動に取り組んで頂き、
ありがとうございます。
 また、これらの講師の先生方にも、お礼を申し上げます。
 さて、日本中国友好協会は、「日中両国民の相互理解と友好を深め、アジア
と世界の平和に貢献する」ことを目的として、1950年10月1日に創立さ
れ、今年は創立70周年を迎えます。
 また、米子鬼太郎空港は、1月から、香港便に加えて上海便が就航しました。
そのため、今年は70周年記念行事や、上海旅行などを企画する予定です。
ぜひ、ご参加ください。
 今、日本と韓国との間は、大法院の徴用工判決以降、過去に無いほど関係が
悪くなっています。7、8年前には尖閣諸島の問題を巡って、日本と中国との
間で同様の問題が起きたことがありましたので、今の日本と韓国との間の問題
は、他人事とは思えません。
 そのような時だからこそ、他国との間の民間レベルの交流をより活発にし、
相互理解と友好を深めることが大切だと思います。
 今年も皆さんにとって良い年でありますように!
 今年も一緒に、楽しく、支部を盛り上げていきましょう!
               
  楽しい中国語教室  
   〜新年の授業から〜  
               
 1月10日は、金曜夜クラスの、今年初めての授業でした。
 戴老師が、お嬢さんの華楽ちゃんと二人の中国人女性を案内して来られました。
 大山町在住の呉燕さん〜1年半前、小学生の息子をつれて中国へ行き、息子に
中国の小学校で中国語を勉強させて、1年半ぶりに日本に帰ってきたばかりとの
ことでした。
 日本に住んでいても、母国語をしっかり勉強させようとしているお母さんの姿
に感心しました。
 胡暁云さん〜明道公民館で中国語を教えている胡さんには以前も来ていただい
たことがあり二度目の来訪です。
 故郷での正月休みには、厦門(アモイ)や都江堰
(四川省)などを観光したそうですがどこも人がい
っぱいだったそうです。
 中国の観光ブームはまだまだ続きそうですね。
 彼女は成人しているのに、お年玉はもらえるとの
こと。因に、いくら位、お年玉袋には入っているか
尋ねると、500元〜1000元(7500〜15
000円)を、親戚の人たちからもらうので、子ど
もたちは大金持!
 胡さんのお土産の中国茶(龍井茶)を飲み、みんなが持ち寄ったいろいろなお
菓子を食べながら、中国の正月の様子など、最新情報に耳を傾けていました。
                 
中国のこと、どれくらい知ってる? 日中友好は、中国を知ることから!
第8回  中国百科検定
◇と き 2020、20日(金・春分の日)
15:00〜15:50
◇ところ 米子市ふれあいの里 二階研修室
                 
                 
  第一回  
  中国映画を楽しむ会  
                 
 1月26日、米子市ふれあいの里で『中国映画を楽しむ会』を開きました。
 『妻への家路』(中国名『帰来』)110分、感動の夫婦愛に泣きました。
 監督は、2008年北京オリンピック開会式などをプロデュースした有名な張
芸謀(チャン・イーモウ)、主演の鞏俐(コン・リー)は“中国の山口百恵”と
言われた女優です。
 文化大革命で、“右派分子”の汚名をさせられ、長い年月、離ればなれになっ
た家族の物語で、張芸謀監督は文化大革命を暗に批判しています。
 「紅いコーリャン」で初々しくも芯のある花嫁を演じた鞏俐が、この作品では
記憶を失った中年女性を見事演じていました。
 参加者の一口感想をご紹介します。
 国は違っても、人の心、愛情は    文化大革命で、人の人生か変わっ
美しい。とても良かったです。  たという映画。毛沢東の晩年の狂喜。
 終わりがHappy Endに
ならないところが新鮮でした。
初めて中国映画を観ました。
中国のことがちょっと解りました。
 文化大革命で辛酸をなめた人、
何も考えずに体制に従った人、仕
泣きました、         方なく従った人、損得を思った人、
時代のきびしさを知らない身として… さまざまな人間の生き方が表現さ
日本でも、思うことも言えない、時代が  れていて面白かったです。
あったでしょう。今の幸せを大切に、  今の日本にも、ソンタクがあり、
おだやかな毎日が続けられることに    重なる部分があると思った。
感謝、感謝です。        
良かったです、また誘ってください。  あの父親はよくやった!
 中国映画を観る会をまた実施
してください。ありがとう!
 中国において、文化大革命の総括が 
不十分だと思う
               
  私たちの目指す友好は  
               
 『中国は社会主義か!?』
 友好新聞1月25日号第三面の記事を、複雑な気持ちで読みました。
 これまでも、新彊ウイグル自治区での民族弾圧、人権派とされる弁護士の拘束
など、到底、社会主義をめざしている国とは思えない報道が、耳に入ってはいま
したが、それでもまだ、これらの問題に民主的に きちんと対処してほしいと、
願いながら見守ってきました。
 人類共通の願いでもある核兵器禁止という課題に対しても、
国連の核兵器禁止条約に反対する、香港の大規模デモには高
圧的に押えつけようとする、新型コロナウィルスの感染拡大
防止に不可欠な情報開示には透明性がない。
 人口統計の改ざんは、中国の労働力(生産力)の減少が経
済に与える影響を直視しないものだと警鐘を鳴らす経済学者
もいます。
 昨年10月、慶應大学の大西広先生の講演会では、中国は、
貧困、腐敗、環境、格差等の問題に取り組み社会主義的施
策を講じている反面、対外的には大国主義、帝国主義と言わ
ざるを得ないとのことでしたが、その後のさまざまな事例を
見ると、「社会主義をめざして取り組んでる国」とは、とても思えません。
 どこかの国のように、「忖度」が蔓延する国にはなってないでしょか。
 中国が、アジアの中でも、世界でも、手本となるような民主的で自由な、豊か
な国になることを願いながら、ずっと見守っていきたいと思います。
 今年頂いた年賀状に「あんな中国との友好を目指しているの?」「なぜ、こん
な中国が好きなのですか?」と書かれたものがありました。
中国という国が、或いは政権が、どうあろうとも『中国人民との友好は永遠に』
(S)
    学習会ごあんない      
                 
★《日韓問題》   2月11日(火・祝)午前10時〜ふれあいの里  
    (主催)憲法学習会呼びかけ団体、西部春闘共闘会議  
                 
★《沖縄の現状と  2月29日(土) 午後 2時〜ふれあいの里    
  日本の未来》 (主催)沖縄と連帯するとっとりの会