2001年12月議会

○議長(中本実夫君) 次に、25番中川健作君。

○25番(中川健作君)(登壇) 私は2点について質問したいと思います。1つは学校給 食問題、2つ目は環境政策、いずれも緊急の課題だと思いますので、本議会で取り上げさ せていただきます。

 まず、学校給食センター見直しについてであります。

 米子市では病原性大腸菌Oー157対策として、現在、小学校給食施設を毎年2校ずつ 改築しております。それが終了した平成16年には学校給食センターを移転新築する計画 になっています。しかし、たびたび本議場でも言っておりますけれども、センター給食は、 1つには、つくりたてを食べることができない。2つ目には、大量調理のために加工食品 が多く使われる。3つ目には、調理員と生徒の触れ合いがない。4つ目には、きめ細かな 給食指導ができない。5つ目には、学校運営に即した時間的な対応などが難しいなどなど 様々な問題が指摘されております。そのような理由から中学校給食については既に自校調 理方式で行うことが決定していますし、市長も教育長も本会議で小学校給食もできれば自 校調理方式が望ましいという答弁をされておられます。ただ、経費がかかるということが 問題だということで、経費の比較、あるいは敷地の問題等調査分析して、検討委員会をつ くって学校給食センターを予定どおり移転新築するのか、あるいはこの際自校調理方式に 移行するのか検討することになっていました。現在の検討状況について、まずお尋ねして おきたいと思います。

 次に、福生西小学校の給食施設についてであります。

 福生西小学校は、本年度から4年間で全面改築することになっております。先日、総務 文教委員会で配付されました設計図を見ますと、給食調理室が描かれておりません。福生 西小学校の給食は給食センターからの配送を前提に設計されているわけですけれども、検 討委員会の結論も出ていない段階でおかしいのではないでしょうか。しかも福生西小学校 はこれからの学校整備のモデル的なものにするという方針が打ち出されております。そう であるならなおさらのこと、ランチルームも備えた給食調理室をつくり、きめ細かな食教 育や地域の生産者とのつながりが持てる自校調理方式の給食を実施するのが当然と考えま すが、見解をお尋ねいたします。

 大きな2番目は、環境政策についてであります。

 まず最初に、環境基本条例、環境基本計画策定についてお尋ねします。

 ことし3月にアメリカのブッシュ大統領が離脱を表明した地球温暖化防止のための京都 議定書は、日本政府が次期通常国会で批准する方針を固めたことにより、何とかアメリカ 抜きでも発行するめどがつきました。しかし、京都議定書で日本は2008年から201 2年までの温室効果ガス平均排出量を1990年に比べて6%削減する約束になっていま すが、99年度までに逆に6.8%もふえております。温室効果ガス排出削減の対策は待っ たなしの状況であります。

 米子市も地球環境保護のための取り組みを盛り込んだ環境基本条例を2000年度に、 また環境基本計画を2001年度に策定する予定だったわけですけれども、大幅におくれ ております。現在の作業状況についてお尋ねいたします。

 また、本年度の当初予算で条例策定費が組まれているわけですけれども、条例、あるい はそれに伴う環境基本計画の内容が全く見えておりません。どのような原案を考えようと しておられるのか、この場で示していただきたいと思います。

 2番目は、アイドリングストップ条例についてであります。

 地球環境保護のために米子市は一昨年、アジェンダ21よなごを策定しました。その中 で実行すべき行動メニューの1つとして駐停車中の車のアイドリングストップを呼びかけ ています。しかし、相変わらずスーパーなどの駐車場で長い時間アイドリングをしている 車が多く見られます。埼玉県久喜市は、ことし8月からアイドリングストップ条例を施行 しました。全国でアイドリング禁止規定を持つ自治体は環境省によると31あるというこ とであります。米子市でも条例を制定して、実効性の上がる取り組みをすべきと考えます が、市長の見解をお尋ねいたします。

 次に、ペットボトル削減の取り組みについてお尋ねいたします。

 ペットボトルの生産量は雪だるま式にふえ、1981年には1万8,000トンだったも のが1999年には32万7,000トンにもなっています。一方、リサイクルされるもの は1999年度でわずか5万7,000トンしかありません。ペットボトルは燃せば有毒ガ スが発生し、埋め立てても分解しません。また地球温暖化やエネルギー消費などの面でリ ターナブル瓶や紙パックに比べて影響が大きいと言われております。さらに自治体にとっ ては多額の処理費を払わされています。ポイ捨てで町も汚されています。さまざまな問題 を引き起こしているペットボトルをいかに減らすかが、これからの重要な環境問題である と思います。ペットボトルの削減について、以下3点お尋ねしたいと思います。

 1つは、市長は決算審査特別委員会で、収集回数をふやすことを検討したいと発言され たわけですけれども、収集回数をふやすことは逆にペットボトルをふやすことになると思 います。再考を求めるものであります。

 2つ目は、現在、米子市は月1回の回収を行っているわけですが、収集運搬、選別、梱 包のために費用をどれくらいかけているのかお尋ねしたいと思います。

 3点目は、ペットボトルは買わなければ済むものであり、本来税金を使って収集する必 要はないと思います。リサイクル費用を自治体が負担してくれるのでメーカーにとっては もうかるということでペットボトルがリターナブル瓶等に比べて大幅にふえる大きな要因 になっております。売るからには販売店で回収するように義務づけるのが当然と思います が、市長の見解をお尋ねします。

 以上で質問を終わり、答弁により再質問を行います。

○議長(中本実夫君) 森田市長。

○市長(森田髓ゥ君)(登壇) まず、環境政策についてのお尋ねにお答えをいたします。

 環境基本条例、環境基本計画策定の作業状況でございますが、現在は環境基本条例の骨 子原案の策定に取り組んでいるところであります。予定よりもおくれておりますが、環境 問題の多様化等の大きな変化が起こっており、それに対応した条例を目指し、慎重に作業 を重ねているためでございますので、御了承をいただきたいと存じます。おそくとも、明 年度前半には制定にこぎつける考えでおります。

 次に、環境基本条例の内容は、将来の世代によりよい環境を継承することの決意を表明 するものとし、市、市民、事業者などが連携して取り組むべき姿勢を示すものでございま す。具体的な条項を申し上げる段階ではありませんが、1 市民すべての公平な役割分担 による良好な環境の継承。2 人と自然との共生。3 環境への負荷の低減の努力により、 持続的発展が可能な社会の実現。4 景観形成、歴史文化遺産を活用した魅力あるまちづ くり。5 地球環境保全への取り組みの推進といった基本理念に基づいたものを考えてお ります。

 環境基本計画につきましては、施策の目標、方針、方向を長期的観点から定める実効性 のある計画を策定したいと考えております。条例制定後、計画策定のための資料収集等に 早急に取りかかる予定にしております。

 次に、アイドリングストップ条例の制定についてでありますが、御案内のとおり、アジ ェンダ21よなごにつきましては、米子市における地球温暖化防止を中心とした地球環境 保全のため、市民、事業者、行政の役割分担のもとに21世紀に向けた具体的行動指針と して平成11年11月に策定し、市民の皆様に周知を図ったところであります。

 アイドリングストップ運動につきましては、この中の行政の役割としての行動指針をも とに、屋外啓発キャンペーンの実施、事業者への協力依頼、環境フェア等の機会を通じて の市民への意識啓発、広報よなごでの市民への呼びかけなどを行う一方、環境にやさしい 米子市役所率先実行計画にも位置づけ、公用車へのアイドリングストップステッカーの表 示、全職員を対象にしたステッカーの配付など、職員の意識啓発にも取り組んできており ます。この運動につきましては、アジェンダ21よなごの行動指針に基づき、市民の皆様 の協力を得ながら粘り強く進めていくべきものと認識しておりますので、アイドリングス トップに係る条例制定は、今のところ考えておりません。

 次に、ペットボトルの収集についてでございますが、順不同ではありますが、お答えを いたしますと、ペットボトルの収集運搬、梱包等の費用は、12年度の実績で収集費用が 約1,700万円、選別、梱包費用が約1,500万円となっております。現行の容器包装リ サイクル法では製造者並びに販売者責任による直接的な回収の義務づけはなされておりま せん。したがいまして、製造者並びに販売者に回収を義務づけることは困難であります。

 しかしながら、増加しておりますペットボトルにつきましては、家庭においても置き場 もなく、ごみ置き場からもあふれ、車道に散乱する事例も多く、交通事故の原因にもなる ことから放置しておくわけにもなりませんので、月2回収集について廃棄物減量等審議会 に諮問し、対処してまいりたいと考えております。今後、国に対してあらゆる機会を通じ て、製造者並びに販売者の回収の義務化を働きかけてまいりたいと考えております。

○議長(中本実夫君) 山岡教育長。

○教育長(山岡 宏君)(登壇) 学校給食センターの見直しについて検討委員会を設けて 検討させていただきますということを申し上げ、検討いたしたその状況についてお答え申 し上げたいと思います。

 今年度、市内内部におきまして検討会を設置いたしまして、まず1つ目は、調理施設が 建設可能な学校はすべて単独調理校として、そのほかはセンター方式とする案。それから 第2案といたしまして、尚徳小学校を単独方式として、河崎、弓ケ浜、和田小学校を親子 方式とする。そして最後に、センターを現在の規模で建てかえる案。第3案は、河崎小学 校、尚徳小学校に、これはまだ未改修の単独校でございますけれども、それぞれに5校程 度の給食を受け持つ中規模の共同調理施設を整備し、センターは現在よりもやや小さい規 模で建てかえる案、これが第3案です。そして、4番目にセンターを3つ建設して、すべ ての小学校をセンター方式とする案等を想定し、検討を行いました。その結果、経済性、 あるいは安全性、配送時間、作業管理の面で、この第3案を申し上げました中規模共同調 理方式が総合的に最も有利であるという結論に至っております。

 次に、福生西小学校の基本設計についてでございますが、その設計の中に単独調理校と しての計画が載ってないがということでございましたけども、単独調理校をふやす案は人 件費が大幅に増加するため、財政的に困難であるという、早期にそういう判断をいたした もんですから、給食室整備計画の検討中ではありましたが、現在のセンター方式で基本設 計を行ったところでございます。

○議長(中本実夫君) 25番中川健作君。

○25番(中川健作君) 最初に、学校給食センター見直し問題からお尋ねしたいと思い ます。

 今、教育長は非常に重要な御答弁をされたと思います。内部で4つのケースについて検 討したと言われましたが、その結果、3案として、いわば中規模共同調理方式と言われま すけれども、市内に小学校給食をこれまで単独校と給食センターでやってきたわけですけ れども、それを単独校が若干減って、言ってみれば給食センターが3つ新たにできるとい うような中規模共同調理方式とは言っておりますけども、これはセンター3つ方式と私は 言いかえてもいいんじゃないかと思っております。そういう重要な方針が決められたと言 われました。

 ただ、9月議会の折には、まだ検討委員会は立ち上げてなかったわけです。多分それが 終わって10月、11月のうちにこういう結論を出されたのではないかと思いますけれど も、私は大変議会、市民に対して説明責任を果たしてない、いわば密室での決定じゃない かというふうに思っております。

 それで、最初に市長にお尋ねしておきたいと思います。私が昨年の3月議会で市長に求 めてこの検討委員会の設置ということになったわけですけれども、そのときの議事録をも う一回見直しますと、要するにこのOー157対策で小学校の調理施設とそれから給食セ ンターを改造すると。だけども給食センターを一度改造してしまうと28年間は建てかえ ができない。であるならば、この給食センターの改造の前にこれを単独調理方式で整備で きないかどうか、もっと給食の役割等を総合的に考える場を設けて、そこで検討した上で 方針を決めていいんじゃないかということを提案させていただいて、市長は、将来にわた って非常に大事な案件でありますので、そういう組織を立ち上げたいと思いますというこ とで答弁され、そしてこれがおくれましたけれども設置された、それが経過だと思います。

 であるならば、今さらっと教育長は単独調理方式については人件費等で大変困難だから、 最初から、言ってみれば検討の案に入れてないということを言われたわけですね。約束が 違うわけです。最初の始まりは単独調理方式にするのか、あるいはセンター改築でするの かという、それを経費比較、あるいは施設の面等を含めて総合的に、客観的に検討してみ ようということでこの検討委員会は設置したはずなのに、いつの間にかすりかわって、単 独調理校も含めていかに言わば経済的に安く整備するかっていう方向に変わってきている わけですね。まず、その点について市長はこの報告をいつ受けられたのか、受けられて果 たしてこれでよしとされたのかどうか、市長にまず伺っておきたいと思います。

○議長(中本実夫君) 森田市長。

○市長(森田髓ゥ君) 単独調理校方式による給食設備の整備についてでありますけど、 すべての学校の現地調査を行い、今後の学校利用計画や財政状況を踏まえ、具体性のある 実施方法を検討いたしておりますが、先ほど教育長が申しました点についての御相談は受 けました。これはつい最近でございますけど、はっきり日にちは覚えておりません。しか し、その方法が一番いいんならその案で考えていきなさいということは申しました。

○議長(中本実夫君) 25番中川健作君。

○25番(中川健作君) では、お尋ねしますけれども、その説明資料の中に全部自校調 理方式にした場合の経費などですね、課題っていうのはありましたか。

○議長(中本実夫君) 森田市長。

○市長(森田髓ゥ君) いろんな場合を想定しての報告、相談はあったように思っており ます。

○議長(中本実夫君) 25番中川健作君。

○25番(中川健作君) あったように思っておりますというあいまいな言い方では困る んですね。これは議会での市長答弁にかかわる問題ですので、明確に答えていただきたい と思うんです。私はなかったと思います。先ほどの教育長の答弁でもそれは早い段階で切 り捨てたということで、資料整備はされていないんです。そのことについて市長は、この 議場で私にというか、議会に答弁されたことと違うというふうには思われませんでしたか、 再度お尋ねいたします。

○議長(中本実夫君) 山岡教育長。

○教育長(山岡 宏君) それぞれに単独調理方式をということで私、検討させていただ いたということを申しましたけども、これは現在所有しておる土地に、八幡議員さんがお っしゃったように回ってみいと、建つところと建たんところがあるはずだと、ほとんどの 学校は建つというような話がありまして、担当課の方に私もその話をしまして、全部学校 を回らせました。そして実際に建つかどうか。ただ給食室を建てるだけであれば、議員さ んからも途中お話伺いましたけども、8校なり9校なりは建つと思うんです。ただ、給食 室は建ったはじゃあそこからどういう形で教室の方に運んでいくか、その通路とか、ある いは他から車が入ってくる、その車寄せ、車つけ場所、そういったことを総合的に検討し ますと、実際に今の単独校以外に建つ学校が5校ございました。この5校については報告 をしておると思いますけども、ということで全部の学校に、23校ともそれぞれ単独の調 理室をという考えはできなかったもんですから、この報告書の中には上げておりません。

○議長(中本実夫君) 25番中川健作君。

○25番(中川健作君) これはその後の議論でもどうしても敷地がないところについて は2校とか3校の親子方式も含めて、なるべく単独調理校に近い形でできるんではないか という、そういう議論もあって、これは教育委員会の中でも当然検討されたと思うんです ね。

 それで問題はそういう資料が出されずに、この少なくとも2年間ぐらい議論してきたこ とが、お聞きするとおとといの庁議で決められたということのようですけれども、資料説 明等されずに決められて出されてくるということは私は問題だと思うんです。しかも、議 論すべきはこの小学校給食をどういう給食として実施するのかという、そういう給食の目 標、大局的な観点に立っての議論をして、そこで初めて事務的にじゃあ経費どうなのか、 あるいは立地条件どうなのかっていう話が出るんですけども、最初から事務レベルだけで 経費がいかに安いか、あるいはいかに建設位置を今の現状に踏まえてできるかという、そ ういう技術的なことだけが議論されて出された結論なんです。それが私が先ほどから言っ ているように市長がこの場で約束されたことと違うということを言っておるわけです。

 もちろんこの技術的な問題も含めて、結論出される前に本当にそうなのかということは 説明する責任があると思いますので、それは再度やはり求めたいと思うわけですが。その 前にもう1回立ち返って市長に答弁お願いしたいと思うんです。これは市長にも多分渡っ ていると思うんですけれども、97年の9月にそれまでどちらかと言えば共同調理方式合 理化推進っていう形できました文部省の中の保健体育審議会がいわば方向転換といいます か、出しております。これはOー157の食中毒事件を受けて検討し、文部大臣に当時答 申したものですけれども、その中で、学校給食を活用した食に関する指導を一層充実する 観点から、食に関する指導とは可能となるような単独校調理場方式への移行について、い ろいろ経済性、合理性等を共同調理と比較、検討しながらですけれども、単独校調理場方 式へ移行、検討することが望ましいということで、食生活上あるいは衛生上、単独校調理 場方式の優位さというか、いうのを文部省の中の審議会さえが言い出している、そういう 状況があります。

 少なくとも、であるならば、まず市長も教育長もこの場で自校調理場方式の方が望まし いと言われてきたわけだから、それに向けて何とかならないだろうかという検討を市長も 率先してその資料を分析してあるいは議会に諮り、市民に諮り、行うのが筋だと思うんで す。その点について市長はどう考えられますか。

○議長(中本実夫君) 森田市長。

○市長(森田髓ゥ君) 単独調理方式によって進めるというのが理想だとは思っておりま すけど、しかしこれは教育委員会の方のいろんな検討の結果の報告がありましたし、それ によって進めたらどうかということは申しましたが、その後に議会にも当然、御報告は申 し上げるべきものだと考えております。

○議長(中本実夫君) 25番中川健作君。

○25番(中川健作君) 今、議会にも御報告って言われましたけれども、先ほど教育委 員会の方では結論出したと言われたんですけれど、そうするとこれは教育委員会の結論で あって市として全体の結論ではないと、これは報告、相談しながら最終的に決めたいとい うふうに理解していいわけですか。

○議長(中本実夫君) 山岡教育長。

○教育長(山岡 宏君) 庁議で今後の給食施設の整備資料等、それから小学校の調理整 備計画をお示ししてこういう形で議会の方にも御相談申し上げたいということで、市長さ んの庁議の了解を得ました。議員さんには資料を担当が渡したと思いますが、また総務文 教委員会のときに全員の方にお渡しして、検討していただこうという段取りでおります。

○議長(中本実夫君) 25番中川健作君。

○25番(中川健作君) 議会ででも今からもちろん委員会で議論されていくと思います。 ただ私が言いたいのは、これは非常に大きな方針転換にもつながると。きょうは時間があ りませんから余り言いませんけれども、例えば、先ほどの説明のような施設、私は施設は 工夫できると思います。

 これは先日、八幡議員と一緒に厚木市にも行ってきました。厚木市は23校、センター を単独調理校に変えると。あそこは都会ですから、敷地なんか米子に比べてはるかに小さ い。非常にないところもあります。でも23校を衛生的な観点、あるいは食教育の観点か ら移行すると決めたからには、数字的な問題は何としてでも解決するという方向でやって おられました。それはいろいろ工夫されていました。それに比べれば米子はできないこと はないと思う。

 それから、福岡県の宗像市も、これは11校、小さいですけれども、センターから単独 校にするということで、配ぜん室は小さいけれども、事務室を小さくしたり、あるいは控 室を少し工夫したりして、何とか確保したいという、方針さえ定めれば物理的な問題は解 決されると思いますので、私はできると思うんですが、ただ、先ほどの言い方をそのまま 認めちゃいますと、例えば中学校給食、いろいろ心配です。中学校給食については検討委 員会の非常にすばらしい検討をまとめて、直営単独校でやると。それを受けて市は後で、 単独校直営民間委託ということ決められましたけれども、いずれにしても単独調理校とい う方針は変わっていないわけです。だけども教育委員会は以前の資料で9校のうち、4校 については中学校給食の単独調理校をつくる敷地はないと言われたわけです。そうすると あの答申さえ、今の言い方だとなし崩しに中学校も単独調理方式でありませんよって変わ っていく可能性があるわけですよ。

 そういう重要なことが単に事務的な手続だけでどんどん進められていくっていうことは 非常に問題だと思うんです。特に中学校給食含めて市民は大変関心持っておられます。で あるならば、小学校給食の改築も含めて、方針が変わるのなら、要するに決めて報告しま したではなしに、もっとこういう問題があって、こういう議論してますという途中経過含 めて市民の前に明らかにするというのが米子市が情報公開条例でうたった市の説明責任に なるんではないでしょうか。それが大変不足していると思うんです。

 そういう点で市長として、これで押し切るというんではなしに、納得のできる資料を出 していただきたい。特に単独調理校方式を全部やった場合どうなるかっていう資料を私は 見ましたけど、出ておりません。最初から切り捨てられてそれは入っておりませんので、 それも改めて出して、比較、検討の客観的な資料として提示し、そして議論できるような 環境を整えていただきたいと思うわけですけど、その点については市長、約束できますで しょうか。

○議長(中本実夫君) 森田市長。

○市長(森田髓ゥ君) 中学校給食の自校方式については、当初は自校方式で実施するよ うに答申を受けていたしておりましたけど、しかし、その後思いもよらぬドライ方式とい うこと等が発生しまして、そういうことのために再検討する必要も私はあるんではないか と思っておりますので、今おっしゃいましたように、これを納得できるような資料を鋭意 つくって、それを市民に提示して議論のできる場をつくるように努力をいたします。

○議長(中本実夫君) 25番中川健作君。

○25番(中川健作君) 今、中学給食もですけれども、私が言ったのは、その前に小学 校給食について、庁議ではほとんど了解とられたというふうに言われたんで、その上で、 それはあくまで市としてのたたき台であって、説明、議論をする場をつくってほしいと、 この小学校給食について、ということを言ったんです。その点についてはどうでしょうか。

○議長(中本実夫君) 森田市長。

○市長(森田髓ゥ君) これからの相談によって、御趣旨に沿うように頑張ります。

○議長(中本実夫君) 25番中川健作君。

○25番(中川健作君) 最低、先ほど言いました単独調理校に全部した場合にどうなの かっていう資料は早急に整備してほしい。これは出てませんので。その上で、委員会にも 出されるということでしたので、委員会に出して、そしてこれは市民的関心がありますか ら、すぐ決めたというんではなしに、議論の時間、それを保障して、場合によっては、こ れは単に経費的な問題だけじゃなしに、食のあり方にかかわる重要な問題ですので、じゃ あ若干費用かかってもこっちでやろうじゃないかという、そういう方針が出ることは十分 考えられるわけです。それを今のように事務的なそういう給食の目標、意義等を議論しな いようなやり方で決めることはおかしいと言ってますので、そういう場をぜひ持っていた だきたいと思います。時間の関係で給食の問題についてはこの程度にとどめて、次に移り たいと思います。

 環境政策についてです。

 まず、ちょっと順序が逆になりますけれども、アイドリングストップ条例についてから お尋ねしたいと思います。

 市長は先ほど粘り強く進めていくので、今のところ条例については考えていないと言わ れたんですけれども、まず条例の意義っていうことについてどのように考えられるかお尋 ねしたいと思うんです。

 条例の意義っていうのは、私はやはりなければ協力要請になりますけれども、条例があ るっていうことは1つの法的根拠を与えることになると思うんです。そういう点で、市民 や事業者への影響って全然違うと思います。例えば具体的に言いますと、今、市が一生懸 命、啓発とか協力依頼に歩いておられますが、一番問題なのはスーパーとかそういう大型 店舗などのアイドリングなんですね。結構見られます。そのときに駐車場管理者の責任っ ていうのが明確でないとなくならないと思うんです。路上だと要するにこれは道路交通法 で取り締まれます。けれども、そういう店舗等は警察の管轄外になります。そうすると駐 車場管理者としての設置者の責任になります。それをやはり責務を明確にするのは条例し かありません。そういう条例をつくらない限りはアイドリングストップは幾らかけ声をか けても、私は実効は上がらないと思うんです。そういう点で条例がある方がより実効が上 がるということについては市長はお認めになるでしょうか。

○議長(中本実夫君) 森田市長。

○市長(森田髓ゥ君) 条例がある方がより実効性があるということは認めております。

○議長(中本実夫君) 25番中川健作君。

○25番(中川健作君) それで、先ほど環境問題は一刻も猶予ならんと言いました。こ のアイドリング問題についても、これ環境省の一応ホームページだったと思いますけども、 今全国例えば7,000万台近く車があります。超えていますか。それが1日10分間アイ ドリングをストップすることでCO2炭素換算で年間224万トン削減できると。今日本は CO2いかに削減するかが問われているわけですが、224万トンもできると。これガソリ ン換算で34億キロリットルというふうに言われております。小さいことのようですけれ ども、そういうことを各自治体が率先して取り組むことで地球環境の保全につながってく ると思うんです。

 であるならば、市長認められたやっぱりより実効性がある条例をつくって私はだれも文 句は言わないと思うんです。言う人はいるかもわかりませんけれども、ほとんどの市民は 賛同してくれるんではないか。であるならば、やはりより実効性あるんだったらつくった 方がいいと思うんです。その点で市長に再度検討ってのが、引き延ばしの検討ではなしに やっぱり今、31の自治体がなんらかそういう規制をかけてきつつあります。これからも ふえるでしょう。米子市もおくれないように率先して、それこそ率先行動としてやられた らどうかと思うんですけれども、再度お尋ねしたいと思います。

○議長(中本実夫君) 森田市長。

○市長(森田髓ゥ君) アイドリングストップに係る条例でございますけど、先ほどちょ っと路上は云々で駐車場の管理者がおるところでこの条例を生かして云々という話がござ いましたように思いますが、駐車場管理者のおるような場所では自動車は多分アイドリン グそのままということはなしに、みんなストップしておるだろうと思います。路上で簡単 にほんの一、二分とか5分とかそういうときにされるのが私は非常に多いんではないかと いうふうに思っておりまして、市役所の横の駐車場見てもかけたままの車っていうのは見 たことがございません。それについてはどうとも言えませんけど、ただ御趣旨はよくわか りますので、関係とよく相談をいたします。

○議長(中本実夫君) 25番中川健作君。

○25番(中川健作君) 管理者ではなく管理責任者です。要するに設置者です。その辺 んは誤解ないようにお願いしたいと思うんですけれども。

 よく相談したいと言われたんで、私はこれは実現の方向でやっていただきたいと、やっ てくださることを市長に期待して、次に移りたいと思います。

 ペットボトル削減の問題です。

 市長も先ほど答弁されましたけれども、米子市は今、収集運搬から選別、梱包それから 処理業者への搬入委託ということで3,200万円使ってます。大変な私はこれは使わなく てもいい経費だと思ってるんです。最も行財政改革の中で削減すべき問題だとさえ思って おります。

 ちょっと角度変えてお尋ねしたいと思いますけれども、市長も私より年上ですから、当 然、昔の生活を知っておられると思います。どうでしょう、生活の中でペットボトルって いうのはどうしてもなくては困るもんでしょうか、市長、どう思われますか。

○議長(中本実夫君) 森田市長。

○市長(森田髓ゥ君) ペットボトルのない時代には何とも思わなかったことも、時代が 変わってきて、それが重宝がられるとやっぱりあった方が便利がいいなというふうには思 っております。

○議長(中本実夫君) 25番中川健作君。

○25番(中川健作君) まさにそこなんですね、地球環境問題で問われているのは。要 するに便利さで資源を浪費することが、エネルギーを浪費することが今の地球の環境をだ めにしたのであって、どうしてもなくていいもんであったらやっぱりなくそうというのが やっぱりCO2削減なんかのねらいなわけです。そうしない限り地球自体の存在がないとい うことですので、ペットボトルなんか少なくとも私のうちでは買ったことがありません。 要するに全部瓶とか缶とか、そのほかで賄えるわけです。ペットはなければなくて済む問 題です。そういうなくするものの処理に税金を使うということはこれこそ全くむだな、効 果のない投資だと思うんです。そういうことはぜひやめてほしいと思うんです。

 それで、先ほど事業所に今の法律では回収義務はないと言われた、まさにそこが問題だ と思うんです。それをやはり私は米子市として売るからには回収せよということを働きか ける、これも条例でもいい、あるいは要綱でもいい、やろうと思ったらできます。

 今回、調べて歩きました。市内のスーパー、デパート、ペットボトル回収箱があるのは、 1件だけでした。これも岡山からきているスーパーです。残念ながら地元のスーパーには ありませんでした。それからコンビニについて言えば2社ありますけども、1社について は全くありません。いわばスーパー、コンビニ、デパート、ペットボトル一番売っている ところが売り放題、回収しないっていう、そういうあり方が問題だと思うんです。そこに 対して、やはり売るんであれば回収箱を置きなさいと、そういう指導をするべきではない かと思うんですけど、その点についてはどうでしょうか。

○議長(中本実夫君) 森田市長。

○市長(森田髓ゥ君) 市の方でもただいまおっしゃられたようなことを調べて歩いてお りますけど、申されたとおりのようなと一緒でございますが、これは各事業所に向けて、 事業所、もちろん店舗を含めますが、そこには強く要望してまいるのが第一段階であろう かと考えております。

○議長(中本実夫君) 25番中川健作君。

○25番(中川健作君) それで、事業所がそうです。それから市民に対しては買わない ように働きかける必要がある。市長もこのペットボトルの削減については当然削減すべき で国にも要望していきたいと言われたんです。であるならば、やはり収集回数をふやせば 必然的にふえるということは理解いただけると思いますので、ふやさないように回収回数 の増ということももう1回考えて見る必要があるんじゃないかと思うんですけど、再度お 尋ねしておきたいと思います。

○議長(中本実夫君) 森田市長。

○市長(森田髓ゥ君) 確かに申されるとおりであろうかとも思いますが、現在あふれて おるペットボトルにつきましては、これは非常に危険でもありますし、回収せざるを得な いような状況だと思っております。

○議長(中本実夫君) 25番中川健作君。

○25番(中川健作君) その3,200万円が丸々2倍にはならないかもわかりません。 2回にふやして若干数は減るでしょうから、ただ少なくとも5,000万円ぐらいになるで しょう。何でそこまでしてやっぱり販売促進のお先棒を担がなければいけないのかと私は 思いがします。市民の人にも買ったからには買ったところに返してくださいと。市でこれ 以上は金出してまで回収できませんという協力依頼ぐらいできるんじゃないですか、それ 1回やって見られたらどうですか、どうでしょうか。

○議長(中本実夫君) 森田市長。

○市長(森田髓ゥ君) 協力依頼につきましては、市の方からでも、直接に頼むことは可 能であろうと思っております。

○議長(中本実夫君) 25番中川健作君。

○25番(中川健作君) 市民に対してそういう働きかけをして、すぐに収集回数ふやす というんじゃなしに、そういう市としてこれ以上、経費使ってまで、回収は大変負担だし、 それは販売責任者もあるんだからそっちに返してくださいと、そういう働きかけをして回 収をふやすということについてはすぐにそっちの方向に進むんじゃなしにもっと努力すべ きことがあるんじゃないですかということを言ってるんです、どうでしょうか。

○議長(中本実夫君) 森田市長。

○市長(森田髓ゥ君) この問題は言うはやすくして行うはがたいような気がいたしてお りますので、市民に対してどういう説得をして、どういうふうにするか、もう既にペット ボトルを抱きかえて歩いておるような娘さんもたくさんおられる社会に飛び込んでそうい うことを語りかけて、お願いしていくということも困難ですが、やってやれんことはない と思いますけど、今ここでそれをやって実績をつくりますということは、仮にもしできな かったときにはうそをついたことになりますので、遠慮させていただきます。

○議長(中本実夫君) 25番中川健作君。

○25番(中川健作君) ペットボトルで私も時間がなくなりましてあとの議論ができな いのが残念なんですが、これは審議会の方でも議論されるということですので、継続して 私は主張していきたいと思います。

 最後に、環境基本条例、基本計画についてですが、条例については来年度早々というこ とで言われましたが、実は1点だけちょっとお尋ねしておきたいと思います。

 これを議論しておられる米子市環境問題を考える懇話会、これが実は公開されておりま せん。これについてはどういうことでしょうか、お尋ねしたいと思います。

○議長(中本実夫君) 原市民環境部長。

○市民環境部長(原 英機君) この懇話会につきましては、議員おっしゃいますように、 公表という形はとっておりませんけども、懇話会の構成につきましては、市民の各界、各 層の方から構成をされておりまして、数年前から勉強をしていただいております。そうい う経過がございまして、公募というような形をとらずに懇話会を構成をして検討をしてい ただいているという状況でございます。

○議長(中本実夫君) 25番中川健作君。

○25番(中川健作君) 審議会等今すべて公開する時代にちょっとおかしいと思うんで す。特にこの環境問題については市民がいかにかかわるか重要なんです。そうすると積極 的に公開して、市民の意見を募集して、例えば条例についても、計画についてもどういう ことを入れるべきかということを大いに議論しないといくら条文だけつくったって意味が ないんです。私は内容的には、今本当はいっぱい言いたいことがあったんですけれども、 アセスの制度をつくるとか、いろいろあったんですけど、それはきょう時間がないのでま た改めてやりますが、少なくとも公開してそういう市民意見が反映されるような、そうい う場を運営をやっていい条例、計画をつくってほしいと思うわけです。その点について、 市長の考え方を最後にお尋ねしておきたいと思います。

○議長(中本実夫君) 森田市長。

○市長(森田髓ゥ君) これはおっしゃるとおり、公開すべきものであると考えておりま す。