地方自治体は「首長」(知事、市長、町長、村長)と「議員」という

住民によって選ばれた「二元代表制」をとっています。

 

行政を執行する側の市民代表は「市長」ひとりという事になりますが、

もし執行側が独善的に行政運営を進めた場合、

住民や事業者など生活者・納税者の多様な民意との調整不全や乖離が生じる可能性が懸念されます。

 

そのため多様な利害や要望・意見などを議論した上で民主的に決定し、

より良い行財政運営が行われるよう、市民代表である複数の「議員」(米子市議会の場合、現在30名)が、

チェック機能を果たしたり、提案などを行っています。

 

特に予算や条例など重要事項については議会の議決・承認を得る事とし、

民主主義にもとづいて行財政の運営を行うシステムが「二元代表制」なのです。

 

ところが、このたびの会派結成に関して、

国の政党政治や国政選挙を背景とした動きが米子市議会の内外に感じられます。

 

以前、地元紙に掲載されていた鳥取大学地域学部 政策評価論の小野達也教授の

県議会の会派問題に関しての

「県議会会派は国の出先ではなく、

地方議会の活動が政党の流れに支配されるのはおかしい。

会派間の論戦は地域の問題を主点にすべきで、

県民不在の論戦はあってはならない。」

という指摘は、市議会にも当てはまり私もその通りであると思います。

 

市議会は、国政の代理戦争をする場ではなく、市民代表である各議員が自身の政治的ポリシーをもって、

目指す政策や課題解決にあたるためにその手段として会派を組んだり

あるいは議員個々で課題解決にあたるものと私は認識しています。

 

私の場合、地域の皆様をはじめ、私の政治活動にご理解頂いている皆様、

連合の制度政策課題の解決・実現に向けてご支援頂いている皆様など、

中田利幸という一議員、一政治家としての活動へ多くの皆様から期待を受けている事を肝に銘じ、

今後の政治活動につきましても「住民本位」「政策本位」の現場主義で

課題解決に向けて着実に前進をはかる責務があると考えます。

 

一部で噂になっているような、ポスト争いや主導権争いが目的化したような動きに惑わされる事なく、

他の党利党略と一線を画し、あくまでも、米子市のため、地域のため、住民のため、

政治的課題の解決や目指す政策の実現に向け、政治家の本分をわきまえ、

真心・思いやり・恵み育てるという「仁」の意味を大切に

私 中田利幸は行動していく所存です。

 

[会派「仁」としての対応について]

1. 市議会議員としてのあるべき役割を踏まえ、交渉等の相手は基本的に市当局とする。

2. 政策課題等について、必要に応じて会派間の協議を行う。

3. 人事案件については、役職に求められる責務を勘案し、自らの判断において対応する。

4. 重要案件への対応については、民意の把握に努め、支援者へ相談の上、

最終的には政治的自己決定をし、その責任を負う。

5. 情報の公開については、ホームページや広報誌、報告会等を通じて積極的に行う。


中田利幸後援会に参加してください!

米子市を『より安心で、よりよい街』にするために、様々な問題点を定期的に解りやすくお知らせし、

皆さんが暮らしているこの『まち』の事を、等身大で考えていく機会を中田利幸後援会はつくります。

ひとまかせにして損をするのではなく、一緒に私達の『まち』米子を暮らしやすくする方法を考え、

勇気を持って行動しましょう。

連絡先 中田利幸事務所/〒683-0051  鳥取県米子市勝田町84-3

    電話&FAX(0859)37−5555

    ■E-mailでも受け付けています/nakada@chukai.ne.jp


中田利幸後援会便り「まちづくり公民館」、政策研究会便り「Feel」(フィール)ご希望の方は、お気軽にお申し付けください。
トップに戻る