安心して使える生活用品 その4
主な有害成分

1.ラウリル硫酸ナトリウム(Sodium Lauryl Sulfate)

     乳化剤、界面活性剤、洗浄剤、発泡剤として使われる。原料費が安いので、ほとんどのシャンプー、石鹸、シェービングジェル、歯磨き剤など多くの製品に含まれている。分子量は小さく、目や脳、心臓、肝臓などに浸透し、体内に最長5日間残留し、蓄積されることが確認されている。発ガン性、発アレルギー性はかなり高く、タンパク質変成作用もあり、特に幼児期の目の形成や成長を阻害する。アトピー性皮膚炎の原因にもなることもある。

2.プロピレングリコール(Propylene Glycol)

     保湿剤、乳化剤、殺菌剤、溶剤として使われる。原料費が安く、化粧水、乳液、クリーム類、口紅、ウェットティッシュ、シャンプー、歯磨き剤など多くの製品に含まれている。分子量は極めて小さく、皮膚に浸透し、皮下組織の水分を吸収しながら血管を突き破り、血流に乗って肝臓障害や腎臓障害を引き起こす。接触皮膚炎の原因物質で、皮膚細胞の成長を阻害し、細胞膜障害による湿疹、乾燥肌、表皮障害、染色体異常などとの因果関係も指摘されている。

3.エデト酸塩(変質防止剤)

     皮膚や粘膜、目を刺激する。ぜんそく、皮膚発疹などのアレルギーを引き起こす。経口摂取されるとカルシウム欠乏症となり、血圧降下、腎臓障害を起こす。

4.プチルヒドロキシアニソール(酸化防止剤)

     0.3%濃度の溶液を実験用マウスに2年投与した結果、肺ガンとなる。環境ホルモン物質として指摘されている。

5.タール色素(合成着色料)

      多くのものに発ガン性が指摘されている(特に青色1号)。またアゾ色素系(黄色4号・204号、赤色219号)には、皮膚吸収されるとアレルギー反応を起こし、黒皮症の原因とされるものもある。口紅に使用される赤色202号は口唇炎などのアレルギーを引き起こしやすいことが報告されている。

次ページへ