当院では、入院患者様の食事や飲料水にアルカリイオン水を使用しております。また外来物療室にアルカリイオン生成器が設置してあり、ご自由に試飲していただけます。


 九州大大学院農学研究院の白畑実隆教授(遺伝子資源工学)のグループはヒトやラットの細胞を使った実験で、アルカリイオン水と呼ばれる「還元水」にがんの抑制や糖尿病を改善する一定の効果があることを確認した。一般的に還元水は体に良いとされているが、細胞で実証したのは初めて。還元水は電気分解などで生成し、水素を豊富に含んでいる。研究グループは、体内の『活性酸素』が様々な病気の発症に影響をされることに着目。活性酸素と還元水の水素を結合させ、活性水素をなくして細胞の状態が改善するかどうか調べた。
 がんについては、ヒトの肺がん、子宮がん細胞を、還元水を使って培養。その結果、細胞内の活性酸素が減少し、細胞の増殖が遅くなった。がん細胞は染色体末端の「テロメア」が短縮しないため、無限の寿命を持つとされるが、純粋な水と、還元水で1年間、培養すると純粋な水では、テロメアの長さは変化しなかったのに、還元水では短くなった。
 糖尿病では、ラットの筋肉内細胞を還元水で培養し、細胞内の活性酸素の減少を確認。 純粋な水よりも、糖を取り込む速度が20-50%前後上がることを突き止めた。活性酸素の減少と、糖取り込み速度の上昇の度合いには明らかな相関関係があったという。

                                    読売新聞 平成10年1月4日


体はお水でできています。
母親の子宮の羊水の中から生命は誕生します。
赤ちゃんは体重の約80%、
成人は約60-65%が水で構成されています。