山陽新聞 医療セミナー あなたが選ぶ不妊治療

主 催: 山陽新聞 
開催日: 平成15年3月23日(日)午後1〜3時
会 場: 国際交流センター国際会議場

-講師ー

・吉田  淳 先生(東京 木場公園クリニック)
・見尾 保幸 先生(米子市 ミオ・ファティリティ・クリニック)
・向田 哲規 先生(広島 広島HRATクリニック)
・永井  敦 先生(岡山 岡山大学医学部附属病院泌尿器科)
・林  伸旨 先生(岡山 岡山二人クリニック)

  
不妊症の治療を受けていらっしゃるご夫婦の約半数は
精子数の男性側の因子によるものと断定され、厚生省の調べの中にも
成年男子の精子数の減少の推移を表すデーターも発表されました。
今後社会環境の悪化による影響で、将来的にさらに男性の
精子数が減少するであろうと予測されています。

 

 
男性不妊の定義は?

精液検査をしてみると・・?     
精液1ml中 
(WHO基準)

・精子数:2000万匹以上
・運動率:50%以上
・奇形率:70%以下
・直進率:25%以上

上記の基準を下回る場合を男性不妊と裏付けます。 

 

 

主な男性不妊の症状は? 

乏精子症
精子無力症
精子奇形症
無精子症

男性の検査を行う事は、女性が検査や治療
を受ける事と等しくとっても大切な事です。
「お子さんを望まれる」ことは
ご夫婦で協力しあう事がとっても大切です。

男性不妊の場合の

妊娠に向けての適切で有効な治療法は?

人工授精
体外受精
ご夫婦の状況を知る事で、治療方針が
ある程度確定されます。
検査の結果を客観的に受け止め
治療法のアドバイスを受けましょう。
 

 

今回、講演していただいた各先生方からは次のようなお話しを
聞かせていただきました。

見尾先生

医療現場からお伝えする3つのキーワード
   ・現実をどのように受け止めるか?
   ・治療の選択はご自分達で
   ・医療の質的な評価で病院を選んでください

永井先生

男性不妊症と精索静脈瘤
   ・男性不妊症に対して精索静脈瘤の手術は有用である

林先生

あなたが選ぶ不妊治療 人工授精 

向田先生

あなたが選ぶ不妊治療 体外受精

吉田先生

カップルで治す不妊治療」

来場の皆さんからのQ&A

そして・・・

現在治療に頑張っていらっしゃる皆さんへ
向けて各先生方からの
心温まるメッセージ