チョーキング
チョーキング
チョーキング:
モルタル・サイディングの壁に手のひらを上から下にスーッとなでてみると手に塗料が付着し真っ白になります。
放って置くと素材(モルタル・サイディング)が水分を含むようになり、気づかないうちに内部まで侵入していくようになります。
内部の構造が木造であれば特に 土台部分は水はけが悪いために腐っていきます。
又、下地である間柱や胴縁なども水分を含むことにより膨張・収縮を繰り返しサイディングやモルタルの形状を変えていくことになります。
その症状がモルタルの亀裂や、サイディングのコーキングの亀裂になっていきます。その繰り返しにより雨水等が内部に侵入することになり雨漏りのひとつの原因になります。
サイディングや鉄板を張った建物で、よく見ると釘が打ち損なっているように浮いてるところを見かけたことはありませんか?
それは内部の木材が、収縮を繰り返していくうちにサイディングや鉄板を釘と一緒に押し上げているのです。
又、中の木材の質が硬い場合釘が離れずサイディングだけが浮いた状態になっています。
原因:
年数がたち(築5年ぐらいから落ち始める)外壁の塗料の劣化現象。

対策:

すぐに塗装会社に連絡し、洗浄・シーラー(下地処理)・上塗りしてもらう。